【オンデマンド配信】ガス分離膜の細孔径・ガス透過性評価手法とシリカ系多孔膜によるCO2分離技術

49,500 円(税込)

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開催日 オンデマンド
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 無機材料   ナノ構造化学   化学技術
開催エリア 全国

★ 水処理や水素・CO2分離へのキーテクノロジー、シリカ系多孔膜技術を詳しく解説!

■膜分離によるCO2分離  ■ガス分離膜の細孔径・ガス透過性評価手法 ■Modified Gas Translation (m-GT) modelによる細孔径の算出法 ■シリカ系多孔膜によるCO2分離技術 ※好評につき受講申込みを11/29まで延長して募集を再開いたしました!

 

日時

2024年11月28日(木)23:59まで申込み受付中/【収録日:2024年5月29日(水)】※映像時間:2時間58分視聴期間:主催者でお申込み受付後、10営業日(期間中は何度でも視聴可)

セミナー講師

広島大学 先進理工系科学研究科 教授 金指 正言 氏【経歴】2005年7月 広島大学大学院工学研究科 博士課程後期修了 博士(工学)2005年10月 アリゾナ州立大学工学部化学工学科 博士研究員2007年10月 広島大学大学院工学研究科物質化学システム専攻 助教2017年3月 広島大学大学院工学研究科化学工学専攻 准教授2020年4月 広島大学大学院先進理工系科学研究科化学工学プログラム(改組) 准教授2022年10月 広島大学大学院先進理工系科学研究科化学工学プログラム 教授【所属学会】日本ゾル-ゲル学会、化学工学会、日本膜学会、分離技術会【研究分野】マイクロポーラス材料設計、薄膜製膜、透過特性評価【専門】化学工学、膜分離工学【受賞】平成22年度 化学工学会研究奨励賞 實吉雅郎記念賞Journal of Chemical Engineering of Japan 48 (2013) 659-671. Outstanding Paper Award of 20132016年度日本膜学会膜学研究奨励賞Journal of Chemical Engineering of Japan 51 (2018) 732-739. Outstanding Paper Award of 2018

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(【オンライン配信セミナー1名受講限定】1名申込みの場合:受講料37,400円 ( E-Mail案内登録価格 35,640円 ) ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。 ※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

オンデマンド配信の受講方法・視聴環境確認

  • 録画セミナーの動画をお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み後すぐに視聴可能です。S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
  • 視聴期間内にご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ)
  • 以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】  ≫ 視聴環境

配布資料

  • 製本テキスト ※セミナー資料はお申込み時にご指定の住所へ発送させていただきます。 ※申込み日から営業日3日までに発送いたします。
  • 講師メールアドレスの掲載:有

その他注意事項※オンライン配信セミナーの録音・撮影、複製は固くお断りいたします。※講師の所属などは、収録当時のものをご案内しております

セミナー趣旨

地球レベルでの環境負荷が問題となる現在では、持続可能な社会を構築するためにどのような貢献ができるかが重要です。膜分離工学は、化学や医薬などすべての工業プロセスで重要な役割を果たし、水処理や水素・CO2分離のような環境問題の解決においてもキーテクノロジーとなるため、国連が定めた、Sustainable Development Goals(SDGs、持続可能な開発目標)への貢献が大きい技術です。当研究室では、シリカ、チタニアなどの無機材料、および有機・無機ハイブリッド材料に着目し、製膜・評価技術の確立、透過・分離特性の検討を通じてあらゆる膜分離プロセスについて基礎から実用レベルの研究を行っています。本講演では、シリカ系多孔膜の技術背景を踏まえた上で、CO2分離のためにアモルファスシリカの細孔径制御に着目した研究成果を紹介します。また、CO2と膜との親和性(吸着性)を制御するために、ネットワーク構造にアルキルアミノ基を導入したアミノシリカ、有機キレートを炭化した膜のCO2吸着特性などの研究成果についても紹介します。

習得できる知識

 膜分離に関する基礎知識 ガス透過法によるサブナノ細孔径評価技術 ガス分離膜の透過性評価手法(純ガス、混合ガス、水蒸気共存系) シリカ系多孔膜の技術背景・特徴 シリカ系多孔膜の細孔径制御技術、CO2分離特性の研究動向

セミナープログラム

1.はじめに 1.1 カーボンリサイクルにおけるCO2分離回収技術 1.2 膜分離によるCO2分離 1.3 膜分離法の種類と分離対象 1.4 代表的な膜材料と膜構造2.ガス分離膜の細孔径・ガス透過性評価手法 2.1 ゾル-ゲル法によるシリカ多孔膜(ゾル調製、製膜法) 2.2 サブナノレベルの細孔径評価技術(ガス透過法)  2.2.1 ガス性能評価:透過率と透過係数、トレードオフカーブ  2.2.2 ガス透過率の測定:装置概要、透過率の算出法(擬定常法、容積法)  2.2.3 2成分混合ガスの分離:分離予想線と分離限界線  2.2.4 ガス透過および水蒸気透過実験  2.2.5 溶存ガス、水蒸気透過実験 3.Modified Gas Translation (m-GT) modelによる細孔径の算出法 3.1 多孔膜における気体透過メカニズム 3.2 気体透過率の分子径依存性によるサブナノ構造評価 3.3 Normalized Knudsen-based Permeance (NKP)法の提案  3.3.1 規則性材料(ゼオライト)を用いたモデルの検証  3.3.2 気体選択性の予測4.シリカ系多孔膜によるCO2分離 4.1 シリカ多孔膜の技術背景・特徴 4.2 シリカ系材料によるCO2分離膜の作製 4.3 分子ふるい制御型    4.3.1 オルガノシリカによる細孔径制御:テンプレート法、スペーサー法  4.3.2 Si-OH基による細孔径制御:アニオンドープ法 4.4 CO2吸着性制御型  4.4.1 アミン系シリカによる細孔構造制御、表面改質(グラフト化)  4.4.2 第1~3級アミンの吸着力がCO2透過性に及ぼす影響  4.4.3 TFAを用いたアミン形態、多孔性制御  4.4.4 オルガノシリカ+アルキルアミンによるDual-Network構造 4.5  Carbon-SiO2-ZrO2複合酸化物によるCO2分離  4.5.1 有機キレートを用いたSiO2-ZrO2マイクロポーラス構造制御           4.5.2 C-SiO2-ZrO2におけるCO2の吸着特性■Q&A■ このセミナーに関する質問に限り、講師とメールにて個別Q&Aをすることができます。 具体的には、セミナー資料に講師のメールアドレスを掲載していますので、セミナーに関する質問がございましたら 直接メールでご質問ください。 (ご質問の内容や時期によっては、ご回答できない場合がございますのでご了承下さい。)