太陽光発電パネル・モジュールにおけるリサイクル・リユースに向けた国内外における技術・事業の開発動向と将来展望
開催日 | 13:00 ~ 17:05 |
---|---|
主催者 | (株)AndTech (&Tech) |
キーワード | 地球温暖化対策技術 省資源 電子デバイス・部品 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | ※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です |
太陽光発電パネル・モジュールにおけるリサイクル・リユースに向けた国内外における技術・事業の開発動向と将来展望について解説!
■本講座の注目ポイント★東北電力株式会社の講師が― 日本版PVサイクルジャパン(PVCJ)のメンバーとともに現在実施中の「宮城実証事業」と「環境省実証事業」と「福島実証事業」を紹介!
セミナー講師
- 第1部 東北電力株式会社 再生可能エネルギー部 / 主任 青柳 尚史 氏
- 第2部 みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サステナビリティコンサルティング第1部 エネルギービジネスチーム 上席主任コンサルタント 河本 桂一 氏
- 第3部 株式会社新菱 サーキュラーエコノミー事業部門 企画リスク管理本部/本部長 守谷 大輔 氏
セミナー受講料
【1名の場合】49,500円(税込、テキスト費用を含む) 2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。
セミナープログラム
【第1講】 使用済み太陽光パネルの適正なリユース・リサイクル推進に向けた取り組みについて
【時間】 13:00-14:15【講師】東北電力株式会社 再生可能エネルギー部 / 主任 青柳 尚史 氏
【講演主旨】東北電力では、将来訪れる使用済太陽光パネルの大量廃棄に向け、適正なリユース・リサイクルと国内資源の循環促進を目指し、様々な活動を行っております。欧州で先行して太陽光パネルリサイクルに取り組んでいるPVサイクル(PVC)の日本版PVサイクルジャパン(PVCJ)のメンバーとともに様々な課題に対しての実証取り組みとして、現在実施中の「宮城実証事業」と「環境省実証事業」と「福島実証事業」を中心にご紹介します。
【プログラム】1.リユース・リサイクル推進に向けた取り組み2.宮城実証事業について3.環境省実証事業について4.福島実証事業について5.質疑応答
【質疑応答】
【キーワード】太陽光パネル、PVモジュール、リユース、リサイクル、廃棄、処理、処分、相談、問題、今後、契約、課題、サーキュラエコノミー、宮城、環境省、福島、ゼロエミッション、カーボンニュートラル、再エネ、FIT、FIP、発電所、PVCJ、PVサイクルジャパン
【講演のポイント】様々な実証などを通じて課題対策を実施してきた。欧州とは違い日本の廃棄太陽光パネルは,リユースできるものが多い。全てリサイクルする前にリユースとして再利用できるよう簡易な検査方法などを開発,安心して利用でき廃棄物の抑制が出来ることにより資源循環を促進する。リサイクルに関しては,パネル重量比の約70%占めるカバーガラスの再使用が課題となっている点などを中心に取り組んでいる。
【習得できる知識】PVリユースリサイクルの現状国や自治体との取り組みについて欧州との違い
【第2講】 海外における使用済み太陽電池モジュールリサイクル等推進に向けた取り組み
【時間】 14:25-15:40【講師】みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社 サステナビリティコンサルティング第1部 エネルギービジネスチーム 上席主任コンサルタント 河本 桂一 氏
【講演主旨】太陽電池モジュールリサイクル等の使用後処理への取り組みは欧州が先行し、日本も含む各国においても様々な取り組みが開始されている。リサイクル等適正処理の重要性は広く認識され始めており、国際機関等からの情報発信も積極的に行われている。本講演では、欧米等における太陽電池モジュールリサイクルの動向について概説する。
【プログラム】1.はじめに 2.欧州における太陽電池モジュールリサイクル動向 3.米国における太陽電池モジュールリサイクル動向4.その他諸国における太陽電池モジュールリサイクル動向5.IEA PVPS Task12: PV Sustainabilityにおける取り組み
【第3講】 太陽光パネルリサイクルシステム~熱分解処理と高度選別技術
【時間】 15:50-17:05【講師】株式会社新菱 サーキュラーエコノミー事業部門 企画リスク管理本部・本部長 守谷 大輔 氏
【講演主旨】使用済み太陽光パネルのリサイクル(資源循環)を促進することを目的に、廃棄された太陽光パネルの樹脂成分を熱分解処理後、素材毎に回収する高度選別技術を環境省実証事業において開発した。本システムでは高度選別により、金属(アルミ、銅、銀)は精錬会社へ素材原料として、又ガラスは高品位ガラス原料として回収、有価物として販売することが可能。環境改善効果はCO2削減量で評価し削減効果があることが確認できた。更に水平リサイクルによる資源循環率向上は、マテリアルリサイクルの観点で大変重要である。本講演ではその処理技術を紹介する。
【講演キーワード】太陽光パネル リサイクル 資源循環
【プログラム】1.太陽光パネル導入量と予測廃棄量2.新菱方式太陽光パネルリサイクルシステムについて3.本格設備概要4.まとめと今後の展望