欧州連合(EU)の食品包装規制と安全問題の最新動向
開催日 | 10:30 ~ 16:30 |
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主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 高分子・樹脂材料 食品包装 環境規格 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomを利用したLive配信またはアーカイブ配信※会場での講義は行いません。 |
★ 食品接触材料に関する規制、印刷インキの審議状況、包装廃棄物規則について詳説!
セミナー講師
西 包装専士事務所 代表 西 秀樹 氏略歴1971年 三菱油化(株)(現 三菱化学)入社 研究所にて主にポリプロピレンの開発研究に従事。その後、本社の品質保証部にて品質保証活動に従事。2004年 三菱化学を退職し、藤森工業(株)に入社2009年 東罐興業㈱に入社2013年 東罐興業(株)を退社後、フリーの立場で講演、執筆活動に従事現在に至る。専門プラスチックの製品安全著書・論文1) 医薬品包装・医療機器包装に関わる日欧米三極法規制の最新動向と実務対応上のポイント、情報機構(2015)2) 体内埋め込み医療材料の開発とその理想的な性能・デザインの要件、技術情報協会 (2013)3)〈食品・医薬品〉FDA容器・包装規制の整理と適合性試験事例、情報機構(2015)4) 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向:S&T出版 (2013)5) 改訂版 医薬品包装・容器の材料要求特性と3極局方の品質基準・試験法、サイエンス&テクノロジー (2013)6)西秀樹ら:包装の安全衛生性と法規・自主基準、包装技術、日本包装技術協会、Vol.52,No.6(2014)7)西秀樹:海外における食品包装資材の安全規格、コンバーテック、加工技術研究会、No.1~7(2015)8)医薬品包装に関わる日欧米三極薬局方の最新動向と実務対応、Vol.20、No.11(2021)9)医薬品包装に関わる日欧米三極薬局方の最新動向と実務対応、技術情報協会、Vol.20、No.11(2021)10)欧州の食品包装規制とその最新動向、化学物質管理、情報機構、Vol.05、No.09(2021)ほか多数
セミナー受講料
1名につき 55,000円(消費税込、資料付)〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕
受講について
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セミナー趣旨
食品包装規制は、国際的整合化が進展中であるが、中国等の多くの国がEU規則を採用してEU規則が今や世界標準になった。EU規則は、体系的・論理的に構成されている。現在は印刷インキが審議中であるが、プラスチック以外の法整備は遅れている。又、EUはビスフェノールAを使用禁止とし、仏は独自に鉱油の規制を実施した。包装・包装廃棄物規則ではリサイクル目標値や登録制度等先進的な施策が織り込まれ、又PFAS(含フッ素化合物)の使用禁止が決まった。このように、EUは食品包装法規制と環境政策両面において世界をリードしており、今後共世界のモデルとなることが予想される。本講では、このEUの食品包装の現状、包装を巡る安全問題の最新動向を紹介する。
セミナープログラム
1.プラスチックを取り巻く環境2.食品包装の安全とは3.世界の食品包装規制の概況4.EUの食品包装規制 4.1 枠組み規則と食品接触物質 (1)欧州食品安全機関 (2)17の食品接触物質と法整備状況 (3)適合宣言と説明文書 (4)表示とマーク 4.2 プラスチック規則 (1)モノマーと添加剤のPL (2)特定移行量制限 (3)総移行量制限 (4)移行試験条件 (5)拡散モデルによる証明 (6)機能性バリアーと多層体の扱い (7)アクティブ&インテリジェント包装 (8)非意図的添加物(NIAS)の規制審議 (9)3つのガイドラインと溶出試験に関する原案 4.3 印刷インキの審議状況 (1)スイスのPLと改正 (2)独のPL (3)EFSA審議状況 4.4 今後の審議候補 4.5 加盟国の法規制 (1)相互承認協定 (2)独の紙の規格5.包装を巡る安全問題の動向 (1) 印刷における鉱油規制(仏) (2) ビスフェノールAの使用禁止6.包装と包装廃棄物規則(PPWR):生産者登録、EPR、PFASの使用禁止、日米の状況7.プラスチック汚染防止条約の審議状況 (国連環境総会)8.EU情報の入手方法と試験受託機関9.EUのまとめ10. 参考文献と情報入手先【質疑応答】