高分子材料の結晶化度測定と分子構造解析およびその応用
開催日 | 13:00 ~ 17:00 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂材料 分析・環境化学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★物性改善および材料開発へのヒント※オンライン会議アプリZoomを使ったWEBセミナーです。【アーカイブ配信(期間:3/11~3/18)】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
龍谷大学 理工学部 物質化学科 教授 博士(理学) 中沖 隆彦 氏《専門》高分子、分子構造、フィルム《略歴》 1992年03月 大阪大学 理学部 高分子学科 博士課程(博士(理学)) 1992年10月 龍谷大学 理工学部 物質化学科 助手 (専任講師、助教授を経て) 2005年04月 龍谷大学 理工学部 物質化学科 教授 2020年04月 龍谷大学 先端理工学部 応用化学課程 教授《活動等》 高分子学会関西支部常任幹事(2009-2014) 第62回高分子年次大会(京都)運営委員(2013年) 高分子学会・高分子若手技術講習会主担当(2010-2012年) 高分子学会・高分子の基礎と応用講座「高分子分析」担当(2013年-2018年) プラスチックフィルム研究会(高分子学会)運営委員(2012-) 固体NMR材料フォーラム運営委員(1994-2015) ポリマー材料フォーラム運営委員(2014)「高分子赤外・ラマン分光」(KS化学専門書2015年刊)分担執筆 「Polypropylene –Properties, Uses and Benefits-」(Nova Science Publishers, Inc. 2016)分担執筆 「新・高分子合成実験法DVD全5巻」(丸善2017年)第4巻分担担当 「生分解、バイオマスプラスチックの開発と応用」(技術情報協会、2020)分担執筆
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合38,500円、 2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
高分子材料は工業用途、日常用途として幅広く用いられている。しかし新規材料を開発するときあるいは材料の物性改善を行う時には、開発方針を立てる必要があります。そのためには詳細な分子構造解析を行う必要があり、分析手法ばかりでなく高分子構造の知識を修得することが必要不可欠です。本講座では高分子の分子構造ついての基礎知識と最新の分析手法による評価法について詳細に述べます。その結果、材料開発、物性改善に役立つヒントが得られることを期待しています。
習得できる知識
・高分子の結晶と高次形態についての基礎知識・立体規則性や結晶化度などの基礎知識・固体高分解能NMR、熱分析などの分析装置の詳細な基礎知識と応用例
セミナープログラム
1.高分子の結晶と高次構造 1)分子量が1万を超える“高分子”という概念の確立 2)分子量と分子量分布 3)ポリオレフィンの立体規則性 4)結晶の高次構造(房状ミセル、ラメラ、球晶) 5)相構造(結晶、非晶、中間相)
2.キャラクタリゼーション 1)SECによる分子量測定の原理と注意点 2)粘度法、光散乱法による分子量決定 3)ポリオレフィンの立体規則性の定量
3.結晶化度 1)熱分析(結晶化度、ガラス転位点、融点とラメラ長の関係) 2)X線、密度法による結晶化度測定
4.固体高分解能NMR 1)NMRの基礎 2)液体測定と固体測定の違い 3)固体NMRの応用~結晶、非晶、中間相の評価~
5.X線による分析 1)X線広角散乱(WAXS)と結晶構造 2)X線小角散乱(SAXS)と長周期 3)中性子小角散乱(SANS)
6.赤外分光法による構造解析と定量法 1)ランベルト・ベールの法則 2)対称性と因子群解析 3)吸光係数と定量(水素結合、架橋度の解析例など)
7.分子構造と力学物性 1)応力-ひずみ曲線 2)力学物性を決める要因
【質疑応答】