遠心分離機(ディスク型/デカンタ型)の特徴、選定方法、プロセス適用事例
開催日 | 10:30 ~ 16:30 |
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主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 生産工学 機械設計 化学反応・プロセス |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomを利用したLive配信またはアーカイブ配信※会場での講義は行いません。 |
★ テーブルテストから実用機にスケールアップする手法を説明! ★ テストにより選定された機種をプラントに導入する場合に必要な設計要件は?
日時
【Live配信】2025年2月7日(金)10:30~16:30【アーカイブ(録画)配信】 2025年2月19日まで受付(視聴期間:2月19日~3月1日まで)
セミナー講師
アルファ・ラバル(株) 分離技術試験室 室長 青木 裕 氏
専門分野:遠心分離機の用途開発略歴1981年 東京都立大学 工学部 工業化学科 卒業(学士)1981年 アルファ・ラバルと長瀬産業の合弁会社:長瀬アルファ㈱に入社し、現在に至る
セミナー受講料
1名につき 55,000円(消費税込、資料付)〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円〕
受講について
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セミナー趣旨
遠心力という物理力のみを使った、廃棄物を発生させない、持続可能な固液、液液分離技術である遠心分離機のうち、ディスク型とデカンタ型の特徴を概説する。試験管遠心器によるテーブルテストから実用機にスケールアップする手法を説明する。小型パイロット試験機による連続ラボテストの留意点を解説する。テストにより選定された機種をプラントに導入する場合に必要な設計要件を述べる。医薬、食品業界を中心に、固液、液液分離の適用事例を紹介する。
習得できる知識
・ディスク型遠心分離機の固液/液液分離の原理と構造 ・デカンタ型遠心分離機の固液分離の原理と構造 ・試験管遠心器テストから実用機にスケールアップする手法 ・パイロットテストから実用機を選定、設計する留意点 ・様々な適用事例から顧客の懸案を解決するヒント
セミナープログラム
1.はじめに 1−1 工業用遠心分離機の分類 1−2 ディスク型/デカンタ型遠心分離機の分離範囲
2.ディスク型遠心分離機の特徴 2−1 ディスク型遠心分離機の原理 (1)ストークス則 (2)遠心効果 (3)遠心沈降面積 (4)液液分離 2−2 ディスク型遠心分離機の構造 (1)ボウルとフレーム (2)駆動方式 (3)固形分排出機構 保持、間欠、連続 (4)インレット、アウトレット (5)液液分離の二つのタイプ
3. ディスク型遠心分離機の設計方法 3−1 試験管遠心器テストによるスケールアップ (1)清澄能力確認のための重力沈降速度測定 (2)固形分処理能力確認のための12,000条件 (3)安息角測定のためのペントメータテスト 3−2 小型パイロット試験機による連続ラボテスト (1)遠心沈降面積によるスケールアップと分離効率の算出 (2)間欠排出型の固形分圧密の確認 (3)インレット相違による清澄能力の確認 3−3 選定機種の設計要件 (1)据付 (2)製品、ユーティリティのコネクション (3)防爆設置の基本 (4)固形分洗浄効率のシミュレーション (5)液液分離における比重板選定 (6)GMPバリデーション
4.ディスク型遠心分離機のプロセス適用事例 4−1 清澄 (1)飲料 (2)動物細胞 4−2 固形分濃縮 (1)パン酵母 (2)微細藻類 (3)乳酸菌 4−3 固形分回収 (1)バイオリアクター用バクテリア (2)カツオエキス 4−4 分級 (1)でんぷん (2)研磨剤 4−5 液液分離 (1)潤滑油 (2)植物油 (3)魚油 (4)乳脂肪 (5)柑橘皮油
5.デカンタ型遠心分離機の特徴 5−1 デカンタ型遠心分離機の原理 (1)主要コンポーネント (2)運転原理 (3)分離機構 (4)能力ファクター (5)性能評価 (6)ギアボックスと差速 5−2 デカンタ型遠心分離機の構造 (1)ボウルとコンベア (2)ギアボックス (3)ケーシング (4)バックドライブとメインドライブ
6. デカンタ型遠心分離機の設計方法 6−1 試験管遠心器テストによるスケールアップ (1)清澄能力確認のための2条件 (2)脱水確認条件 (3)凝集剤添加サンプルのための脱水セル試験 6−2 小型パイロット試験機による連続ラボテスト (1)主要パラメータ (2)スケールアップの2指標 6−3 選定機種の設計要件 (1)据付 (2)電力消費量 (3)騒音
7.デカンタ型遠心分離機のプロセス適用事例 (1)コーヒー (2)トマト (3)魚製品 (4)畜肉副産物 (5)大豆たんぱく
【質疑応答】