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2025/02/14(金)13:30 ~ 16:30
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2024/12/25(水)10:00 ~ 16:00
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※本セミナーはZoomを用いたオンラインセミナーに変更になりました。
(会場では行いません。)
毎回大好評です
CMOSイメージセンサを一日速習!
原理から最近の技術動向、今後の方向性も感じ取ってもらいます
セミナー趣旨
CMOSイメージセンサの原理から入り、その性能の本質、カメラ信号処理の基礎を学びます。
近年のイメージセンサ技術における動向にも触れ、技術の方向性も感じ取ってもらいます。
受講対象・レベル
イメージセンサを研究対象にしている学生から社会人、イメージセンサを使ったカメラやセンサの最終製品開発をされているエンジニア、イメージセンサやカメラの技術調査、特許調査を行っている方々
必要な予備知識
半導体素子の基礎を知っていると分かりやすいですが、とくに必要はございません
習得できる知識
・イメージセンサとは何か
・イメージセンサの性能
・カメラ信号処理の基本部分技術動向
セミナープログラム
1.CMOSイメージセンサの動作原理
1.1 光電変換から電荷の検出まで
(1) 光電変換:光を信号電荷に
(2) 電荷蓄積:信号電荷をためる
(3) 電荷転送:信号電荷を移動
(4) 電荷検出:信号電荷を電圧に
1.2 画素の基本動作
1.3 AD変換の基本構成と出力
2.イメージセンサの性能
2.1 感度
2.2 ノイズ〜ノイズの種類、大小関係および性質、ノイズの見え方〜
2.3 ダイナミックレンジ
2.4 その他の性能、機能
・CMOSイメージセンサの横スミア(ストリーキング)
・CMOSイメージセンサの高輝度黒反転(太陽黒点)
・高輝度黒反転が発生するメカニズム
・電子シャッタ機能
・画素加算機能
・間引き走査機能
3.カメラ信号処理の基礎
3.1 カメラ信号処理の基本フロー〜原色Bayerカラーフィルタ〜
3.2 各処理のポイント
・ホワイトバランス
・RGB画素の色補間(デモザイク)
・デモザイクによる画像の品質
・色補正
・ガンマ補正と輪郭強調
4.近年の技術動向
4.1 裏面照射型CMOSイメージセンサ
4.2 積層型CMOSイメージセンサ
・積層型CMOSイメージセンサの進化
〜3層積層にしてDRAMを追加〜
4.3 グローバルシャッタ機能〜通常のローリングシャッタと仕組みの例〜
4.4 高ダイナミックレンジ(HDR)撮像機能
4.5 位相差AFの画素と仕組み
セミナー講師
PixArt Japan株式会社 取締役 CTO 博士(工学) 米本 和也 先生
【略歴】
1984〜2001 ソニーにてCCD、CMOSイメージセンサの開発
2001〜2003 Samsung電子にてイメージセンサ研究開発担当常務
2002 早稲田大学理工学研究科博士課程修了 博士(工学)
2003〜2009 パナソニックにてイメージセンサBU開発GM
2009〜2012 プライムセンサージャパン取締役CTO
2012〜2016 (株)東芝S&S社にてCMOSイメージセンサ技術担当
2016〜2018 3月まで ソニーセミコンダクタソリューションズにてCMOSセンサ開発
2018 4月から PixArt Japan株式会社取締役CTO
【専門】
イメージセンサの開発、設計、カメラの信号処理、光学、色彩
セミナー受講料
1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
・本講座は、オンライン受講のみ可能です。セミナー会場での受講はできません。
*PCもしくはスマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
・ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
*Skypeなど別のツールが動いておりますと、カメラ・マイクなどがそちらで使用されてしまいZoomで不調となる場合があります。お手数ですが同様のツールは一旦閉じてからお試し下さい。
・Zoomアプリのインストール、zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です
・開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
また本講座の配布資料は、印刷物を郵送にてご送付申し上げます。ご登録の際はお受け取りが可能な住所をご記入ください。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することやプロジェクタ等による複数人での視聴は禁止いたします。
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