【中止】実務で使えるトライボロジー入門〜基礎から評価・解析、材料・表面技術、実用化事例まで〜
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 機械技術一般 機械材料 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【北区】北とぴあ |
交通 | 【JR・地下鉄】王子駅 【都電】王子駅前 |
トライボロジー諸問題を解決するために原理・原則から学ぶ!
摩擦・摩耗・潤滑メカニズムから適切な評価・解析法、
トラブル解決策として材料利用/表面設計/表面被覆など
様々なアプローチを厳選して解説!
事例もふんだんに盛り込んだ、実践講座です!
講師
安藤技術士事務所 所長 安藤 克己 先生
講師紹介
■ご略歴:
1977年〜新日本製鐵株式会社(現、日本製鉄株式会社)において、製鉄設備のエンジニアリング、
保全技術、設備管理、材料技術・トライボロジー研究開発、腐食・防食技術開発、に従事。
2000年〜株式会社日鐵テクノリサーチ(現、日鉄テクノロジー株式会社)において、
材料技術・トライボロジー、腐食・防食技術関連の試験・分析・評価、技術調査、研究開発支援、
技術コンサルティング業務に従事。2016年〜 安藤技術士事務所開設、技術コンサルタント、
安全コンサルタントとして活動中。
博士(工学)、技術士(機械部門、金属部門、総合技術監理部門)、労働安全コンサルタント
■ご専門および得意な分野・研究:
トライボロジー(摩擦、摩耗、潤滑)、材料技術(鉄鋼材料、非鉄金属、セラミックス、高分子材料)、表面技術(熱処理、溶射、肉盛、めっき、薄膜被覆)、腐食・防食技術。
■本テーマ関連学協会でのご活動:
日本機械学会、日本トライボロジー学会、日本鉄鋼協会、に所属。
受講料
1名43,000円 + 税、(資料・昼食付)
*1社2名以上同時申込の場合 、1名につき33,000円 + 税
※消費税につきましては講習会開催日の税率にて課税致します。
*学校法人割引 ;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナー開催にあたって
■はじめに:
トライボロジー(摩擦、摩耗、潤滑)に関する諸問題は、複雑でつかみどころがないように
思われがちですが、トライボロジーの基礎を理解し、原理・原則に基づいた対策を講じれば、
解決は可能です。
本セミナーでは、日常業務で、トライボロジー(摩擦、摩耗、潤滑)に関する課題に出会うことが多い、
設計、製造、設備、品質などのエンジニアを対象に、トライボロジーの基礎である摩擦、摩耗、
潤滑のメカニズム、各種摩擦摩耗特性の評価・解析法、ベースとなる材料技術(材料を利用する技術)と
表面技術(表面に機能を付加する技術)全般について、実務で使える内容を厳選して、講義します。
実用化事例・課題解決事例を紹介し、耐摩耗対策、摩擦制御、潤滑トラブル等の
トライボロジー課題の解決方法を習得していただきます。
■受講対象者:
日常業務で、トライボロジー(摩擦、摩耗、潤滑)に関する課題に出会うことが多い、
設計、製造、設備、品質などのエンジニアの方を対象に講義しますが、トライボロジーに
興味のある方、これから勉強しようという方にも、最適な講座です。
■必要な予備知識:
摩擦、摩耗、潤滑の基礎知識から講義しますので、高校程度の物理、化学の知識があれば十分です。
■本セミナーで習得できること(一例):
1.実務で使えるトライボロジー(摩擦、摩耗、潤滑)の基礎知識。
2.材料(鉄鋼材料、非鉄金属、セラミックス、高分子材料)と
表面処理(熱処理、溶射、肉盛、めっき、薄膜被覆等)の組合せによる各種摩擦摩耗特性、
各種摩擦摩耗試験による評価・解析法。
3.耐摩耗対策、摩擦制御、潤滑トラブルなど、実務で遭遇するトライボロジー的課題の解決方法の習得。
4.実務で困っている問題、課題等がある方は個別相談に応じます。
セミナー内容
1.はじめに
1.1 トライボロジーとは
1.2 トライボロジーの歴史
1.3 表面と接触
1.4 表面性状
1.5 固体の接触
2.摩擦のメカニズム
2.1 摩擦の法則
2.2 摩擦の機構
2.3 摩擦の凝着理論
2.4 摩擦(摩耗)試験と摩擦係数
3.摩耗のメカニズム
3.1 摩耗の形態
3.2 アブレシブ摩耗
3.3 凝着摩耗
3.4 比摩耗量
3.5 摩耗形態図
3.6 エロージョン
3.7 焼付き
3.8 転がり疲労
3.9 摩擦摩耗試験結果例
4.潤滑のメカニズム
4.1 流体潤滑
4.2 弾性流体潤滑
4.3 弾性流体潤滑理論
4.4 境界潤滑
4.5 潤滑剤
4.6 潤滑油
4.7 グリース
4.8 固体潤滑剤
5.材料技術と表面技術
5.1 耐摩耗表面設計
5.2 金属材料
5.3 熱処理、拡散処理
5.4 セラミックス
5.5 高分子材料
5.6 表面被覆
5.7 薄膜被覆
6.摩擦摩耗試験と評価・解析方法
6.1 各種摩擦摩耗試験
6.2 摩耗調査・解析、表面性状解析
6.3 試験機試作
7.実用化事例、課題解決事例
7.1 耐摩耗技術(セラミックス開発事例)
7.2 耐摩耗技術(製鉄機械設備の事例)
7.3 摩擦制御技術 (溶射ロールの開発事例)
7.4 潤滑トラブル(製鉄機械設備その他の事例)
8.質疑応答
個別相談に応じます。