人財教育・人材育成、自分の性格、人の性格

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    1. 「自分もミスをする」という視点を持ち合わせることが必要

    人の欠点は気になる人も多いでしょう。それは相手も同じです。相手も同じくらいあなたの欠点が気になっているでしょう。ですが、不思議なことに自分にも欠点があると自覚している人は少ないです。自分の欠点ばかり気になる人は自信がない人、うつ状態の人のように異常に見られることもあります。そこまで情緒不安定ではなくても適切に自分の欠点を見られる人は少ないでしょう。なぜなら基本的に人は、自分は正しいと思いこみやすいからです。しかし、完璧な人などいません。だれでもミスや間違い、勘違いをします。

     

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    人財教育・人材育成、自分の性格、人の性格

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      1. 「自分もミスをする」という視点を持ち合わせることが必要

      人の欠点は気になる人も多いでしょう。それは相手も同じです。相手も同じくらいあなたの欠点が気になっているでしょう。ですが、不思議なことに自分にも欠点があると自覚している人は少ないです。自分の欠点ばかり気になる人は自信がない人、うつ状態の人のように異常に見られることもあります。そこまで情緒不安定ではなくても適切に自分の欠点を見られる人は少ないでしょう。なぜなら基本的に人は、自分は正しいと思いこみやすいからです。しかし、完璧な人などいません。だれでもミスや間違い、勘違いをします。

       

      人付き合いで困るのは間違いを指摘しても認めない人です。自分は悪くない、〇〇のせいだ。と反論されることです。どれだけ大人数の意見でも、科学的な証拠を見せても認めない人とは距離を置きたくなります。反対にすぐに自分はダメだ、と自己否定する人も困ります。自己否定ばかりでは解決しません。自分に自信のある人、自己肯定感のある人は好かれますが、適切に、客観的に「自分もミスをする」という視点を持ち合わせることが必要です。

      関連解説記事:アドラー心理学

      2. 人の性格は相対的要因も含んでいる

      何事にも絶対に正しい、絶対に間違っているということはありません。科学の世界でも発見当初はよかったことだとしても、数年後に問題が発見されることはあります。論理的な科学の世界でも起こるのですから、人間でも「絶対」ということはありません。人間には論理的な思考の他に感情も持っています。そのため、人の思考において100%、絶対的な法則はほとんどありません。人の性格を表現する時に「〇〇の傾向がある」といった表現がよく見られます。人の性格は相対的要因も含んでいます。例えば「几帳面とがさつ」という要因を見た時に自分よりも几帳面な人はみんな几帳面に見えます。しかし、相手は自分をがさつと思っているかもしれません。これはがさつと思う人に対しても同様です。

       

      人の性格や育成に対しての研究は昔から行われていますが、いまだに絶対的な法則がありません。遺伝、環境、経験、性格などで人格がつくられます。そして意識的、無意識的な思考や感情が働いています。人が絶対と主張するのは、あくまでその人の意見にすぎないのです。賛成する人、反対する人はいても絶対ではないのです。多くの人から言われることでも、真実というより意見と思った方がよいでしょう。

       

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      この記事の著者

      福﨑 昌宏

      金属組織の分析屋 金属材料の疲労破壊や腐食など不具合を解決します。

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