書評検索結果

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「小さな会社の儲けの仕組みの教科書」米澤裕一著

投稿日 2020/07/02

本書は、2000社以上の経営者と面会してきたコンサルタントが著した、コロナにも負けない中小企業の持続的成長を叶える1冊です。

企業が目指すのは「持続的な成長」つまり「潰さない経営」であり、そのためには当然ながら「利益=儲け」が必要です。
日本では金儲けがあたかも悪い事のように見られる節もありますが、もっと悪いのは利益が上がらず、法人税を納めず、最悪継続できずに倒産して周囲に迷惑をかけることです。

産業の成熟化による低成長時代において、そしてコロナウイルスという大きな外部環境変化を受けている今、利益のメカニズムを理解した上で、ニッチトップを目指す経営が重要と言えます。

本書には「儲け」を出し続ける原理原則と行動指針が、網羅的、具体的かつコンパクトに整理されています。

頑張っているのに、なぜか利益が残らない。
そんな悩みを抱く中小企業の経営者におススメです。

「誰も教えてくれない工場の損益管理の疑問」本間峰一著

投稿日 2016/05/24

本書はNECで長年生産管理部門で実績をあげ、独立後も100社以上の業務改善に成果を上げてきた著者が「工場の損益」について徹底的に解説した書です。
経営陣から「原価を下げろ」という指示が頻繁に来るわけですが(^_^;)それが何を意味するのか、どうやって実現するのかは指示する/される双方で分からなかったり、食い違っていたりします。
本書では原価の意味、分類そしてその改善方法の両方について多角的に解説した上で、やるべき項目と手段を明確にしてゆきます。
生産現場であるいは設計部門の管理者として「原価」に悩む皆さんにおススメの一冊です。
好評により、重版、決定です。