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「実験計画法-方法編-」山田秀著

投稿日 2013/08/07

フィッシャーの農事試験に始まる実験計画法は、その後
(1)タグチメソッド、(2)Boxによる応答局面法、
(3)Kieferによる最適計画に分流してきました。
本書ではこれらの全ての流れについて、
しかも出版された2009年当時の最新の動向を取り込む方針で
執筆されています。
そのため各手法についてある程度予備知識が前提となっており、
著者の思い入れが強い印象で、
初心者には決して親切な本ではありません。
各手法の基礎を既に学習し、さらに掘り下げたり
多面的な解釈を求める人にお勧めします。
実践事例については別に-活用編-が出版されています。