【国内外対応】プラスチック包装材料規制と製品開発最前線 ~各国規制内容,各種規格,企業対応事例,最新技術をふまえて~
構成
発刊:2009年10月 体裁:B5判 478ページ
分野
固有技術 > 高分子・樹脂技術
制作
価格
72,600円 (税抜 66,000円) 1点 在庫あり
商品説明
術だけでは勝てない!自社開発に活かせる事例満載!
★食品・化粧品・医薬品の使用現場における包材へのニーズは?
★日本・欧米・アジアにおける最新の規制等の対応トレンドは?
★化学物質のリスクマネジメントを考慮した開発を行うには?
★使いやすさで他社と差別化をするには?
→こんな要望に全て応えます!
●国内規制の内容と最新動向を把握する!
日本:食品衛生法(衛生試験法,乳等省令),PL法(製造物責任法)
業界自主基準,ExTEND2005,SPEED‘98,中西・松井裁判
●海外における規制と国内規制との違いは?
ヨーロッパ:RoHS,REACH,GHS,CLP,EC指令、
ポジティブリスト・ネガティブリスト、移行試験、
各国の法規制及び自主基準 等
アメリカ:FDA、連邦規則集、申請制度、上市前届出制度(FCN制度)、
オピニオンレター 等
アジア:中国,韓国,台湾,タイ,シンガポール,インド,インドネシア
●その他包装関連の最新トピックも充実!
・カーボンフットプリント制度の現状と課題
・ISO9000、ISO22000の活用
・環境影響評価とその手法
・ユニバーサルデザイン(食品・医薬品・化粧品)使用事例
→視覚障害者、高齢者に配慮した包装デザイン
●環境・規制への企業の対応を事例で学ぶ!
→大手包装メーカー、製品メーカーの事例が満載!
★東罐興業,クラレ
★凸版印刷,大日本印刷,中央化学
★コーセーコスメポート,ロッテ,キユーピー,味の素,田辺三菱製薬 等
●最新の包材技術で他社をリードする!
・軟包装EBキュアリング
・イージーピールフィルム
・アクティブパッケージング
・保存期間を考慮したプラスチック包材
・医薬品分野におけるプラスチック包材(プレフィルドシリンジ等)
・包材の品質管理対策
→食品/医薬品/ガンマ線照射による滅菌処理
発刊にあたって
●西 秀樹(東罐興業(株))
●葛良 忠彦(包装科学研究所)
●有田 俊雄(パッケージング・ストラテジー・ジャパン(株))
●井坂 勤((有)テクノワールド)
●大須賀 弘(大須賀技術士事務所)
●武井 太郎((株)アイ・エレクトロンビーム)
●木下 敏郎(凸版印刷(株))
●中島 康喜(東洋モートン(株))
●水野 博昭(大洋薬品工業(株))
●大野 孝(アグリフューチャー・じょうえつ(株))
●鈴木 薫(三井・デュポンポリケミカル(株))
●中野 重則(三井・デュポンポリケミカル(株))
●野田 治郎(キユーピー(株))
●松嶋 健治(味の素(株))
●中川 祥子(田辺三菱製薬(株))
●倉地 育夫(コニカミノルタビジネステクノロジーズ(株))
●成末 泰岳((株)コーガアイソトープ)
●久保 直紀(中央化学(株))
●武石 一路(東セロ(株))
●門奈 哲也(サッポロビール(株))
●山田 博子(コーセーコスメポート(株))
●田中 定典((株)ロッテ)
●八木 雄一郎(明円工業(株))
●三宅 大介((株)クラレ)
●古田 晴子(大日本印刷(株))
●椎名 武夫((独)農業・食品産業技術総合研究機構)
内容紹介
1.新しい経営概念:サステナビリティとは
2.包装業界の動き
3.包装のサステナビリティを主導する世界の小売業
3.1 ウォルマートの事例(包装における7Rおよび包装スコアカード)
3.2 ウォルマート主導に対する批判と評価
3.3 新たな製品格付けによって消費者への透明性を狙うウォルマート
4.自らリサイクル事業の乗り出した米国コカ・コーラ社
5.専門性の高い包装NGOの台頭
6.終わりに:サステナビリティと今後10年間における経営課題
1.消費者庁設立の背景と経緯
2.消費者庁の食品関連の所管と法律
2.1 組織等の概要
2.2 消費者安全法
2.3 関連法律の整備のポイント
3.食品包装への影響
1.環境配慮包装(環境適合包装)
2.環境ラベル
3.環境テーマ国際標準化の端緒 リオ地球サミット
4.環境適合設計の国際標準
4.1 JIS Q 0064:1998「製品規格に環境側面を導入するための指針」(確認2003)
4.2 TR Q 0007:2003「環境適合設計」
5.ライフサイクルアセスメント(LCA)
6.環境JISの制定
5.1 3R政策
1.安全と安心
2.食品衛生法
2.1 全体の体系
2.2 容器包装の関連条項
2.3 器具及び容器包装の規定の体系
2.4 器具及び容器包装の規格基準
2.4.1 全体の構成
2.4.2 材質試験と溶出試験
2.4.3 合成樹脂製の規格基準(告示第370号)
2.5 ガラス製、ゴム製及び金属缶等の規格
3.業界自主基準(規格)
3.1 自主基準の現状
3.2 ポリ衛協
3.3 紙の自主基準
1.衛生試験方法の改正(平成17年告示201号)
1.1 改正の趣旨
1.2 個別の試験法の改正内容
1.2.1 水銀を使用する試験法の削除(重金属の分析)
1.2.2 四塩化炭素を使用する試験法の削除
1.2.3 規定試験法と同等以上の試験法の容認
1.2.4 試薬の名称等のJISへの整合
2.乳等省令の改正(平成19年告示第350号)
2.1 改正の背景と趣旨
2.1.1 飲み残しの衛生安全問題
2.1.2 3Rの環境問題
2.2 今後の改正の動き
1.日欧米の基本的な考え方
2.日欧米のリスク評価基準
3.国によるリスク評価基準の検討結果
1.全体的比較
2.溶出試験条件の相違点
1.厚生労働科学研究の概要
2.合成樹脂の検討状況
2.1 平成15年度の報告書の概要
2.1.1 日本の問題点
2.1.2 提言
食品擬似溶媒と規格値/溶出温度と時間
2.2 現在の検討状況
3.自主基準方式の長所と短所
1.基本的考え方
1.1 全ての物質は有害・有毒
1.2 化学物質の摂取量と健康への影響
1.3 最大無作用(毒性)量(NOAEL:no observed adverse effect level)
1.4 人間の安全基準の設定方法
1.5 TD又はADIの設定
1.6 健康への影響の判断
1.7 法制化における応用例
1.経緯
2.これまでの取組み
3.今後の方向性
3.1 野生動物の観察
3.2 環境中濃度の実態把握と曝露の測定
3.3 基盤的研究の推進
3.4 影響評価
3.5 リスク評価
3.6 リスク管理
3.7 情報提供とリスクコミュニケーション等の推進
4.SPEED‘98が残したもの
4.1 67物質の根拠と公表方法
4.2 リスク論の進展
4.3 リスクコミュニケーション
4.4 中西・松井裁判
5.環境白書
1.含まれる主な化学物質
2.各論
2.1 着色材(色材)
2.2 合成樹脂
2.3 ポリマー自体
2.4 モノマー
2.5 蒸発残留物
2.6 添加剤
2.7 接着剤
2.8 インキ
2.9 重金属
3.化学物質管理の事例
4.企業としての対応と今後の課題
4.1 社会的責任(CSR)
4.2 社内管理体制の構築
4.3 業界標準の取り込み
4.4 最新情報の入手
4.5 リスクコミュニケーション
4.6 安全と安心
4.7 業界全体としての理解と対応
1.PL法の概要と現状
2.食品の包装関連のPL事故
2.1 包材のバリアー性不足(材質選定ミス、厚みや層構成上の問題)
2.2 包材のヒートシール強度不足(機械・運転トラブル、異物噛込による未融着・剥離)
2.3 異物混入(人の毛髪、製造機械から混入、梱包物・原材料からの混入等)
2.4 変更管理(原材料の変更、製造プロセスの変更、工程管理方法の変更等)
3.食品と包材メーカーのPL対策
1.ISO22000の規格制定の背景
2.ISO22000の特徴
2.1 PDCAサイクルの採用
2.2 管理手段の選択
2.3 ISO9000と似た規格
2.4 食品包装への影響
1. ISO9001の全体構造
2. ISO9001の内容
3. 買うための規格(購入者の規格)
4. 包材メーカーのISO9001活用
4.1 クレームの減少
4.2 新仕様受注の効率化
4.3 衛生管理
1.食品包材の特徴
2.LCA手法の概要と食品包材適用への現状
2.1 目的と範囲の設定
2.2 インベントリ分析
2.3 環境影響評価
2.4 結果の解釈
3.食品包材のLC-CO2算出手順
3.1 算出手順の前提条件
3.2 各工程のLCI分析
3.2.1 輸送のLCI
3.2.2 フィルム加工工程、充填のLCI
3.2.3 廃棄・リサイクルのLCI
3.3 LCIデータ算出結果
3.4 エコインデックス評価項目としての活用
4.LC-CO2算出例
1. カーボンフットプリント制度とは
2. 我が国のカーボンフットプリント制度の取り組み
2.1 カーボンフットプリント制度のあり方(指針)
2.1.1 CFP制度の意義
2.1.2 CFP制度の目的
2.1.3 導入が期待される分野
2.1.4 算定のあり方
2.2 カーボンフットプリント制度におけるCO2排出量算定基準
2.2.1 用語の定義・共通基準
2.2.2 商品またはサービスの定義と範囲
2.2.3 各ライフサイクル段階でのデータ収集・原単位データ・排出量の算出
2.3 海外各国の動き
3. 実用化に向けた我が国での試行事業
3.1 エコプロダクツでの取り組み
3.2 試行品の試験販売とアンケート調査
3.3 2009年度以後の実用化への取り組み
4.容器包装の環境負荷の取り組み
4.1 容器包装の共通ガイドライン
4.2 容器包装のPCR・WG
5. プラスチック容器包装のPCR
6. 当社のCFPの取り組み
1.カーボンフットプリントの意義と国内の動向
1.1 カーボンフットプリントの意義
1.2 日本国内の動向
1.3 これまでの課題
2.サッポロビールの取り組み
2.1 環境負荷低減活動と業界初のLCA実施
2.2 ビールのLCAに大切な取り組みである協働契約栽培とは
3.カーボンフットプリントに関する取り組み
4.カーボンフットプリントの算定
4.1 対象商品
4.2 調査方法と収集データ
4.2.1 調査方法
4.2.2 各プロセスの負荷とデータ収集
4.3 調査結果
5.試験販売の結果
第1項 EVOHの高機能化~クラレにおける取組み~
第2項 凸版印刷における取り組み
1. CSRの取り組み・環境活動
1.1 地球環境宣言
1.2 6つの重点テーマ
1.3 環境活動
1.3.1 エコガード活動
1.3.2 環境マネジメント活動
1.3.3 エコクリエイティブ活動
1.3.4 環境コミュニケーション活動
2. パッケージを取り巻く事業環境
2.1 社会環境の変化
2.2 「パッケージ」=捨てられるもの
2.3 法令・規制の動向
3. 環境配慮型製品の開発
3.1 環境主張と社内認定・登録制度
3.2 環境配慮型製品への取り組みの視点
3.3 環境配慮型製品の考慮ポイント
3.4 ユニバーサルデザイン
3.5 事例紹介:カートカン
4. 持続可能な社会に向けたトッパンの想い
1.EU統合の仕組み
2.EC指令
3.プラスチックの規制
3.1 規制の内容
3.2 総移行量制限値
3.3 ポジティブリスト(PL)
3.3.1 PLの対象
3.3.2 使用制限の方法
4.移行試験
4.1 食品の種類と擬似溶媒
4.2 移行試験の温度と時間
5.審議結果の公開
6.機能性バリアー(Functional Barrier)
7.各国の法規制及び自主基準
7.1 独国
7.2 英国
7.3 その他の国
1.欧州における製品含有化学物質規制(RoHS)
1.1 RoHSの背景
1.2 RoHSの規制内容
1.3 RoHSの包装材料への影響
1.4 包装材料メーカーの対応例
1.5 日本の対応の現状
2.REACH規則
2.1 REACH規則の概要
2.2 包装材料への影響
2.3 包装材料の対応
2.4 GHSとCLP
2.4.1 GHS
2.4.2 CLP
1.EUの包装規制
2.進む低炭素社会に向けた抑制対策
2.1 基本施策
2.1.1 基本は廃棄物の発生回避
2.1.2 再使用(容器類)
2.1.3 廃棄物の収集と分別
2.1.4 減量化、軽量化
2.1.5 軟包材の薄肉化
2.1.6 新しい開発
2.1.7 回避廃棄物の決定
2.2 EUにおける強制デポジット制度の施行
2.2.1 ワンウェー容器のデポジット対象容器
2.2.2 デポジット金額
2.2.3 リターナブル容器のデポジット金額
2.3 英国における低炭素社会に向けての政府主導型の国家的対応
2.3.1 廃棄物資源の政府による各種支援計画(WSAP)
2.3.2 廃棄物削減目標の設定
2.3.3 家屋売買時の省エネ評価及び空中から家屋の断熱性を撮影・評価・通告
2.3.4 家庭ごみ収集の間隔をあける
2.3.5 家庭ごみに従量制課税、容器にICチップ取り付け
2.4 低炭素社会に向けた企業レベルの対応
2.5 2005年と2007年対比でみたキーワードの変化
3.製品開発例
3.1 発生抑制
3.1.1 省材料
軽量化/金属缶の軽量化及び代替例/ガラスボトルからバリア性プラボトル化/輸送包装の合理化/環境対応素材
への切替/省プロセス、省エネルギー
4.低炭素社会に向けたバイオマスポリマーの開発
4.1 バイオマスポリマーの普及
4.2 バイオポリマーの成長予測
4.3 材料別の成長予測
4.4 異なる生産構造
4.5 熱可塑性バイオポリマーの主要生産国
4.6 バイオプラスッチックのポテンシャル予測
4.7 CO2発生量表示包装の出現
5.エコラベルと増加し始めたBio食品
5.1 ドイツ国内のエコラベルの種類
5.2 Bio食品の増加
1.FDA(食品医薬品局)
2.連邦規則集
3.間接食品添加物
4.申請制度
5.食品接触物質上市前届出制度(FCN制度)
5.1 食品添加物申請制度
5.2 GRAS申請制度
5.3 閾値の規制
5.4 食品接触物質上市前 届出制度
5.5 オピニオンレター
6.新規物質申請用の化学的情報―移行試験方法―
1.サステナビリティの時流に乗る軟包装
2.日本発軟包装技術の米国における展開事例
2.1 省資源・マイボトルの時流に乗ったスティック包装
2.2 本格的な成長期を迎えたレトルトパウチ
2.3 詰め替え用パウチ時代の到来なるか?
3.サステナビリティ主体に新しく衣替えしたデュポン賞
3.1 Kraft 社のドレッシング容器(2008年度優秀賞)
3.2 2009年度デュポン賞優秀賞
4.軟包装への移行を裏付けるLCAデータ
5.おわりに:技術開発とともに一層のグローバルな視点を
1.1 食品安全法
1.2 食品用容器と包装材に関する規則
1.3 強制標準
1.4 添加剤のポジティブリスト(PL)の大改正
1.4.1 従来の衛生標準(旧GB9685-2003)
1.4.2 PLの大改正の施行(GB9687-2008)
2.韓国
2.1 国の体制
2.2 関連法規
2.3 食品公典
2.4 最新の改正の動き
3.台湾
3.1 法規制
3.2 容器包装の衛生基準
4.タイ
4.1 法規制
4.2 規格基準
4.3 自主工業基準
5.シンガポール
5.1 関係法令
5.2 食品容器包装材の規制
6.インド
6.1 法規制
6.2 食品包装の規制
7.インドネシア
7.1 法規制
1. EB装置の概要
1.1 EB装置の分類
1.2 EB硬化型樹脂
1.3 低エネルギー型EB装置の構成
1.3.1 専用電源
1.3.2 照射窓部
1.3.3 遮蔽構造体
1.4 EBの位置付け
2.軟包装分野でのEBの応用
2.1 EBトップコーティング
2.2 EBラミネーション
2.3 EBオフセット印刷
2.4 EBフレキソ印刷
2.5 架橋フィルム
2.6 EBによる滅菌技術
3.最新EB装置の動向と特徴
3.1 装置の小型化/低エネルギー化
3.2 軟包装分野でのメリット
4.マーケットの動向
1. イージーオープン機構
2. オープン性能を持ったシーラントフィルム
2.1 種類と市場動向
2.2 オープン性付与の加工
2.3 易引き裂き性L-LDPEフィルム
3. ピール性能を持ったシーラント材
3.1 種類と市場動向
3.2 シーラント材の組成
3.3 剥離機構
3.4 イージーピールフィルムの用途と選定
3.5 イージーピールフィルムの開発動向
3.5.1 A-PET容器用イージーピールフィルム
3.5.2 食品の衛生性へ配慮したイージーピールフィルム
3.5.3 カバーテープ用イージーピールフィルム
1. 背景
1.1 イージーピールと完全シールの両立
1.2 アイオノマー樹脂 ハイミランとは
2. アイオノマー樹脂 ハイミラン開発品 NT07018の特性
2.1 特長と基本物性
2.2 フィルム加工方法
2.3 ヒートシール性と実用物性
3. 応用例等
1.アクティブパッケージングとは
2.アクティブバリア包装の原理と技法
3.脱酸素剤・アクティブ包材開発の歴史
4.アクティブバリア材(酸素吸収材)の種類とその酸素吸収機構
4.1 還元鉄系酸素吸収剤
4.2 アスコルビン酸系酸素吸収剤
4.3 MXD6ナイロン・コバルト塩系酸素吸収剤
4.4 MXD6ナイロン・2重結合系ポリマー・コバルト塩系酸素吸収剤
4.5 2重結合ポリマー・コバルト塩系酸素吸収剤
4.6 ポリエチレン・スチレン系樹脂・触媒系酸素吸収材
4.7 シクロヘキセン基含有ポリマー系酸素吸収剤
4.8 酸化セシウム系酸素吸収剤
5.アクティブバリア材の適用状況
5.1 無菌米飯包装
5.2 湯殺菌・レトルト食品包装
5.3 カップ飲料包装
5.4 酸素吸収性キャップ
5.5 食品用アクティブバリアボトル
5.6 飲料用アクティブバリアPETボトル
5.7 医療用包装
1.包装技法の種類と包装・容器への要求特性
2.食品のシェルフライフと包材のガスバリア性
3.食品のシェルフライフと包装技法
3.1 真空・ガス置換包装技法
3.2 防湿包装技法
3.3 青果物鮮度保持包装技法
3.4 冷凍食品包装技法
3.5 レトルト包装技法
3.6 無菌充填包装・無菌化充填包装技法
3.7 アクティブバリア包装技法
4.ガスバリアフィルム包材の開発状況
4.1 ガスバリア性樹脂フィルム
4.2 ガスバリアコートフィルム
5.ガスバリア成形容器の適用事例
6.ガスバリア・ブローボトル適用事例
1.プレフィルドシリンジ製剤を取り巻く環境
2.プレフィルドシリンジ容器に求められる高い機能、品質
3.プレフィルドシリンジ容器が抱えている数多くの問題点
4.プレフィルドシリンジ容器の内製化によるメリット
5.プレフィルドシリンジ容器の購入コスト削減
6.インライン過酸化水素外装滅菌システムの開発
第1項 食品包装容器に対する品質管理の実際
1. 食品包装における品質管理
1.1 食品包装の目的
1.2 食品包装に求められる機能
1.3 食品包装の設計と品質管理
2. 食品包装の安全・衛生性の確保
2.1 包装の安全・衛生性
2.1.1 包装材料の安全性の確保
2.1.2 製造工程での異物の排除
2.1.3 使用面での安全性の確保
2.2 トレーサビリティ
2.3 包装と製造物責任
2.3.1 設計上の欠陥
2.3.2 製造上の欠陥
2.3.3 指示・警告などの表示上の欠陥
3. 安全・安心を確保する食品包装事例
3.1 品質保持包装
3.2 ユニバーサルデザイン包装
3.2.1 介護食品の表示
3.2.2 片手で開封し中身が取り出せるポーションパック
3.2.3 手を切らないフルオープン缶蓋(ダブルセーフティ・イージーオープン缶蓋)
3.2.4 ジャムに見られるユニバーサルデザイン
3.2.5 マヨネーズに見られるユニバーサルデザイン
3.2.6 ドレッシングに見られるユニバーサルデザイン
3.3 安全・安心のための表示
3.3.1 びんの金属キャップの表示
3.3.2 電子レンジ加熱の表示
3.3.3 アレルギー情報の表示
第2項 医薬品包装に対する品質管理の実際
1.医薬品メーカーの視点で捉えた最適なプレフィルドシリンジ容器、並びに製造ラインの設計
1.1 一次包装/直接容器のDQ作業に於ける参考事例
1.2 2次包装・ラベル貼付&ピロー包装のDQ作業に於ける参考事例
2.斬新、且つユニークな機能に関して/Equipment Innovation&Operational Excellence
2.1 シリコン塗布量のバラツキに起因する摺動性不良品の発生・流出を“ゼロ”へ
2.2 プレフィルドシリンジ容器用トレーローダー&アンローダーシステムに関して
第3項 ガンマ線照射による食品包材への滅菌処理
1. ガンマ線の滅菌メカニズム
1.1 ガンマ線とは
1.2 ガンマ線が生物に及ぼす作用と吸収線量
2. 滅菌の考え方
2.1 滅菌の概念
2.2 滅菌保証レベル
3. ガンマ線照射
3.1 コバルト60ガンマ線源
3.2 照射工程
3.3 ガンマ線滅菌実例
4. ガンマ線滅菌の注意点
4.1 材質劣化
4.2 材質劣化の対策
4.3 試験照射のポイント
1.M包装とは
1.1 MA包装の起源
1.2 MA包装および関連用語の定義
1.3 Passive法とActive法
2.MA包装のガス条件
3.青果物のMA包装におけるガス移動モデル
3.1 密封(Hermetic)包装
3.2 非密封(Non-hermetic)包装:微細孔フィルム
3.3 酸素・二酸化炭素の同時最適化
4.青果物のMA包装における呼吸速度モデル
5.MA包装の最新技術動向
5.1 国内
5.1.1 微細孔フィルム
5.1.2 パーシャルシール包装
5.1.3 カキの高湿度貯蔵
5.2 海外
5.2.1 温度依存のガス透過性制御
5.2.2 レーザーによるオンライン微細孔処理システム
1. ラミネート接着剤に対する環境ニーズ
2. 環境対応型ラミネート接着剤のラインナップ
3. 水性型ラミネート接着剤
3.1 塗工
3.2 版
3.3 スムージングロール
3.4 基材
3.5 泡
3.6 乾燥
4. 無溶剤型ラミネート接着剤
4.1 無溶剤型ラミネート方式の特徴
4.2 塗布量
4.3 塗工
4.4 作業環境
5. 将来展望
1.SnO2ゾルに含まれる粒子の結晶性と導電性
2.帯電防止性能評価技術
3.PET用帯電防止処理下引きのバインダー検討
1.おコメの国のプラスチック
2.バイオマスの熱可塑性マスターバッチ
3.バイオマスの性質を引き継いだプラスチック
3.1 静電気が起きにくいプラスチック
3.2 耐熱性の高いプラスチック
3.3 生分解性のあるプラスチック
4.ローカル資源からのバイオマスプラスチック
4.1 茶滓などの食品廃棄物
4.2 貝殻などの水産廃棄物
5.バイオマス・ナノ繊維による廃プラのリサイクル
6.二酸化炭素の排出削減
1.プラスチック製容器包装リサイクルの概要
1.1 リサイクル量とリサイクル手法
1.2 リサイクル物の樹脂別内訳について
2.リサイクル後の二酸化炭素削減効果
2.1 各手法の二酸化炭素削減効果
2.2 材料リサイクルの二酸化炭素削減効果
3.材料リサイクルの技術的課題
3.1 再生原料の長所と短所
3.2 ガス化物質について
3.3 ガス化物質の除去
1.食品パッケージの現状
2.生活者の意識
3.パッケージにおけるUD5原則
3.1 原則1 必要な情報のわかりやすい表現
3.2 原則2 簡単で直感的な使用性
3.3 原則3 使用の際の柔軟性・安全性
3.4 原則4 適切な重量・サイズ
3.5 原則5 無理のない力や動作での使用感
4.UD配慮ポイント
4.1 賞味期限をわかりやすく
4.2 原産国は明確に
4.3 開け口をはっきりと、開けやすく
4.4 調理方法はわかりやすくシンプルに
4.5 注意表記はまとめて
4.6 全体のバランスを
1. 菓子の種類と包装形態
2. ロッテにおけるUD化事例
2.1 外包装の開封口が分かり易い色使いと「OPEN」、「あけくち」表示
2.2 左右どちらからでも開封できる「あけくち」
2.3 カートンの開け口に指が掛かりやすく開けやすい「あけくち」
2.4 中身製品が取り出しやすい形状
2.5 片手で開閉できる容器
2.6 アイスの冷たさが伝わり難い容器
2.7 引き裂きやすいマジックカット
2.8 分別廃棄し易さ
3. 今後の方向性について
1. なぜ、医薬品のユニバーサルデザインが必要なのか
2. 世界の医薬品包装事情:チャイルドレジスタンス(CRP)
2.1 CRPが求められる背景
2.2 CRP関連法規
2.3 CRPの包装機構の事例
2.4 CRPの課題
3. 医薬品のユニバーサルデザインとは
3.1 ユニバーサルデザインとは何か
3.2 医薬品ユニバーサルデザインに対する期待
4. ワルファリン0.5mg 錠の包装開発事例:ユニバーサルPTP
4.1 ユニバーサルデザインを志向した医薬品開発
4.2 ロービジョンケアの発想
4.3 新しいPTPシートの発明-高齢者・視力低下・視覚障害患者向けユニバーサルPTPの誕生
5. 国内・海外におけるユニバーサルデザインの評価
5.1 患者・医療従事者に対する有用性に関するアンケート調査
5.2 グッドデザイン賞 ~国内・海外における評価~
1.UDユニバーサルデザインとは
2.コスメタリーパッケージデザインにおいて心掛けていることは
3.触覚識別点字UD開発事例
3.1 点字UD開発事例① ボディーソープポンプ容器
3.2 点字UD開発事例② 携帯に便利な点字凸付き軟質材パッケージ
3.2.1 導入位置の検討
3.2.2 点字凸再現方法の検討
3.2.3 エンボス点字の難しさ
3.2.4 点字凸エンボス寸法と位置について
3.2.5 実用上のメリット
3.3 点字UD開発事例③ 分別ゴミ対応の点字凸付き易剥離シールラベル ヒアロチャージシリーズ
3.3.1 当社は、誰でもが「美しさをより身近に」感じていただくために
3.4 点字UD開発事例④ チューブ シャッティング 点字凸シール
3.4.1 ホットエアー方式での現状調査
3.5 超音波シャッティングシールへの展開事例
3.5.1 シールテスト
3.5.2 テスト解析
3.5.3 ロット位置と方法検証、選定
4.カラーUD開発事例
4.1 カラーUD事例① メンズソフティモ洗顔シリーズ
4.2 カラーUD事例② サンカットウルトラUVプロテクトシリーズ
4.3 カラーUD事例③ ソフティモ ヒアルロン酸 洗顔クレンジングシリーズ
4.4 色の世界を小さくすることが目的ではないカラーUD
5.触覚識別UD開発事例 サロンスタイル プレシャス ヘッドスパ
6.装飾美とUDについて