ISO9001のマンネリ化で組織の成長ができずに悩んでいる人はいませんか?原因はISO9001が悪いのではなく、使い方の工夫が不足しているためです。それを解決するための「ISO9001推進7つ道具」を紹介します。
ISO9001推進7つ道具は、表1の7つの道具から構成されます。これらの道具を使っていくと、経営者の構想を実現するために、具体的な推進ができます。ⅤステップまでにQMSが構築でき、運用を開始する。開始して数年運用し、狙いと実態が合っているかどうかをⅥの道具で解析し、問題があれば修正します。このやり方を習得する人材をⅦの道具で育成します。
効果は、経営者の意向に沿ったQMSを構築し、狙いの目標が達成でき、会社は発展します。
表1 ISO9001推進7つ道具
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名 称 |
狙い |
Ⅰ |
ISO 9001導入時の経営者の構 想立案 |
経営者の構想を盛り込む |
Ⅱ |
経営課題の分析 |
経営課題を明確化 |
Ⅲ |
自社経営の特徴分析 |
強み、弱み分析 |
Ⅳ |
新プロセス導入分析 |
経営課題に沿った組織特有の仕組みも盛り込む |
Ⅴ |
品質マネジメントシステム構築法 |
QMSを構築 |
Ⅵ |
取得前後の品質マネジメントシステム分析・改... |
狙いがどう進捗しているか問題をみつけ解決を図る。
Ⅶ
ISO 9001推進7つ道具 教育方法
この手法の活用方法を学ぶ
道具を使うタイミングを表2に示しました。
表2 ISO9001推進ステップにおけるISO9001推進7つ道具の使う段階