トヨタ bZ4X試乗 次世代エネルギー車とものづくり(その6)

【次世代エネルギー車とものづくり 連載目次】

 

次世代エネルギー車とものづくり(その4)   (その5)と、Hyundaiの電気自動車 IONIQ5の試乗に関してレポートしました。今回は2020年5月にトヨタから発売された本格的電気自動車bZ4Xの試乗に関してレポートします。

 

1.bZ4Xの展示試乗会に遭遇!

2022/5/25-27パシフィコ横浜で開催された人とくるまのテクノロジー展(主催:公益財団法人 自動車技術会)が開催されました。ちょうど5月から発売を始めたbZ4Xとふたご車となるSUBARUのソルテラとカットボディが展示してありました。写真のようにEVの極一般的な骨格で、平面的なバッテリー群を前後の車輪の間に配置したプラットフォームです。

 

 

5月27日の横浜からの帰り道、ちょうど名古屋駅前で、bZ4Xの展示試乗会が開催されていました。

 

 

2.最後の一枠の試乗を申込

2時間待ちではありますが、最後の試乗枠を申し込みました。私の予約ですべての枠が埋まったしまいました。

 

 

待ち時間の間は、展示車の見学です。エンジン冷却が不要であり、グリルレスのスッキリしたフロントデザインです。角型4連のヘッドライトも上下幅の狭いデザインとなってます。サイドビューは、ハリヤの全高をわずかに低したフォルムです。

 

タイヤ外周の材着ブラックの樹脂パネルはかなりの幅広で存在感があります。正面から見ると、この樹脂パネルはヘッドランプの下、バンパーの上部まで回り込んでいます。樹脂パネルと鉄プレス品の見切りスキを狭くし歪みなく取り付ける向上とその作業はなかなかに大変なのですが、大変にきれいな建付けで仕上げてあります。

 

自動車用樹脂部品のものづくりは開発初期段階の取り付け検討が重要です。成形と組み立ての両面で作りやすく安価で生産も安定する知恵出し開発です。このためには樹脂を基礎の基礎から理解することです。

 

ものづくりcomのオンデマンドセミナで平易に詳しく解説しています。

 

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3.名古屋駅の周りをぐるっと試乗

メーカによる一般のお客様向けの試乗会ということで、助手席にメーカからの案内の方、後部座席に同乗者が乗り込み、い...

ざ出発です。

 

試乗の状況は同乗者がビデオに収めました。そのビデオに解説を付けて、当社のウェブサイトで公開してましので、以下からご覧ください。

トヨタ自動車EV bZ4X試乗詳細とビデオ

 

4.快適な大型パノラマルーフ

大型のパノラマルーフとなっています。写真はそのパノラマルーフ越しに見た、夕暮れ時の名古屋モード学園のビルです。

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