TOYOTA 電気自動車(EV)bZ4X、今回は、外装に関するレポートです。
1. 外形スタイルデザインは可もなく不可もなく
それなりの先進性はあるのですが、取り立てて特徴の無いデザインです。まあ、今風のデザインです。借りた車はブラックでした。それなりの質感、高級感を感じる塗装でした。
大胆な外装、黒パネルが安っぽい。ホイールアーチ部も今風のデザインです。幅広のブラックパネルで意匠されています。ただ、これが安っぽい。黒の無塗装素地の樹脂パネルで、シボの質感もありふれています。いかにも安物でのデザインですという見本です。特にフロント部は、バンパー側面に相当する部位までも素地ではなく、同色でトーンを変えたメタリックマイカ調の塗装に変えることで格段に高品位なデザインとなりそうです。もちろん、コストも台当たり2-3万円と格段にUPするのですが。
2. 試乗した他のBEVと比較
BYDのSEAL、バンパー下部のブラック部品は、ピアノブラック調です。塗装ではなく、材着と推定しています。
日産アリアも光沢パネルです。こちらは面積も広く、艶ありの黒塗装です。
同じトヨタでも新型プリウスは、ラメ入り?(メタリック調?)でしっかりと塗装してありました。bZ4Xの半額のクルマでもしっかりと高品位の塗装です。
次回は、TOYOTA 電気自動車(EV)bZ4X(その2)内装と居住性を解説します。