顧客の声から顧客の価値へ、連載が無料でお読みいただけます!
◆こんな方におすすめ!=顧客が知覚する価値が理解出来ない=
VOCは「お客様の声」と訳されることはあっても、その意味は決して「お客様の声」を聞くことだけの事ではありません。聞いて、それを企業の成長に活かすことがVOCの本質であって、VOCはそのための方法論やツール、ノウハウの塊です。これからVOCを使って成長していこうとする企業は、お客様の声(ボイス・オブ・カスタマー)を聞くだけの企業から、顧客が知覚する価値(バリュー・オブ・カスタマー)を理解する企業になるまで、段階的に発展していくことです。
図.VOCの発展段階(連載その1)参照
◆企業の成長に活かすことがVOCの本質
企業の成長に活かすことがVOCの本質ですが、別の言い方をすれば、顧客が知覚する価値を理解して、その価値を実現することが企業の成長につながるとも言えます。「お客様の声」ではなく「顧客が知覚する価値」を理解することがVOCの中核です。
その意味では、VOCはボイス・オブ・カスタマー(Voice of Customer: VOC)ではなく、むしろバリュー・オブ・カスタマー(Value of Customer: VOC)と言い換えるべきでしょう。Value of Customerで、何ができるのか、次の連載でものづくりドットコム 登録専門家の津吉 政広氏が詳しく紹介しています。
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