仕事でさらにパフォーマンスを高めたいと思うのなら、具体的にどのようなパフォーマンスを発揮したいのかを知っておかなければ、その能力を高めることはできません。とはいえ、試行錯誤を繰り返しながら、パフォーマンスを高めるのも効率的ではありません。もっと、効率的で効果的にパフォーマンスを高める方法はないのでしょうか?
今回は、あなたのパフォーマンスを効率的/効果的に高めるための「モデリング」についておはなしします。あなたのモチベーションを上げるきっかけになりますよ。
1. デキる人のモノマネ をすると、いつの間にかあなたのパフォーマンスも向上します。
モデリングとは、仕事など上手くやっている人の「動き」や「やり方」を観察し、マネするプロセスを言います。
なぜ”マネ”をするのかというと、上手くやっている人の動きをマネすると、上手くいっているプロセスの分析がしやすくなり、あなたの経験や学習を飛躍的に加速することができます。これは、心理学の実験でも効果があると認められています。
例えば、アマチュアテニスプレーヤーに、プロプレーヤーの映像を20分間見せた後では、トレーニングに対するモチベーションが高まったり、様々なテクニックが向上したそうです。特に、スポーツでも仕事でも特定の「憧れの人」をモデリングすると良い。ということも解っています。例えば
- 仕事の効率の良い人
- プレゼンテーションの上手い人
- モチベーションの高い人
などなど、あなたから見て「私より優れている人だな~」と思ったら、その人のマネをするよう意識してみるとよいでしょう。このように「憧れの人」を決め、それをマネしてみることを「モデリング」といいます。そして、その人の動きや心の動きまでも観察しながら「モノマネ」をしてみるのです。
2. マネするためには、いろんな角度から細かく観察することがポイント
プレゼンテーションの上手い人をモノマネするのなら
- 声のトーン
- 話しの早さ
- 話しを区切るタイミング
- 手の動かし方
- 足の位置
- 上半身や下半身の動き
- 目線
- 表情
などなど、プロセス毎に細かく別けて観察すると良いでしょう。
もしも、モデルと全く同じことができるようになれば、あなたも同じパフォーマンスを発揮することができるようになります。
- モデリングをする人を決める。
- モデリングをした人のマネをする...
デキる人のモノマネ をすると、いつの間にかあなたのパフォーマンスも向上します。あなたのモチベーションを上げるきっかけになりますよ。モデルのパフォーマンスを観察することからはじめてみましょう。
次回に続きます。
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