◆パテント・ポートフォリオとは
パテント・ポートフォリオとは「事業目的に対して最適化された」特許群のことを言います。これを構築するためには、事業活動の展開に合わせてその構築を進めることと、自社と他社の特許情報の収集・解析をベースに構築を進めることが重要です。
特許情報解析のキーとなるのは、技術用語が統一された「戦略データ・ベース」の構築です。その構築には、技術者・特許担当者・特許情報担当者の知恵を結集して行わなければなりません。
「戦略データ・ベース」に基づく特許情報解析は、技術者・特許担当者・特許情報担当者が三位一体となって特許情報解析の戦略を立案します。この特許情報解析は、その後、戦略を推進する時に、不可欠の情報を提供します。
パテント・ポートフォリオの構築、及び管理のために、パテント・ポートフォリオ・シートを作成し、見える化を図ることも重要です。
パテント・ポートフォリオの構築方法についてものづくりドットコム 登録専門家の鶴見 隆氏が詳しく解説しています。
【パテント・ポートフォリオの構築方法、連載記事紹介】
- 1.知的財産報告書の実態
- 2.事業活動の展開に合わせたパテント・ポートフォリオの構築
- 3.特許情報の収集・解析をベースにしたパテント・ポートフォリオの構築
- 4.課題、技術手段、用途に関する統一されたキーワード
- 5.戦略データ・ベースによる特許情報解析
- 6.競争力分析マップの利用
- 7.パテント・ポートフォリオの見える化
【連載 執筆者紹介】
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