1. Hyundai 電気自動車 IONIQ5とは?
2022年2月にHyundaiから、燃料電池自動車(FCEV)のNEXOと電気自動車(BEV)のIONIQ 5の日本発売がアナウンスされました。いずれも日本のメーカが手薄な次世代車を狙っての参入です。2022年5月から受け付け開始で7月からデリバリーです。
◆関連解説記事:Hyundai IONIQ5 試乗レポート 次世代エネルギー車とものづくり
2. Hyundai FCV NEXO 日本発売開始!
2021年12月、FCVのNEXOに試乗し(写真)レポートしました.
同様にIONIQ5の試乗と調査を次のようにしています。ADASをはじめとする機能もかなり充実しており、何よりもEVらしい広々とした室内空間が売りとなってます。◆関連解説記事:Hyundai NEXO試乗レポート 次世代エネルギー車とものづくり
3. Hyundai の IONIQ5 と KIA の EV6
IONIQ5はKIAのEV6(写真)とのふたご車です。EV6はCar of the year @Europeを受賞しています。
4. IONIQ5 & EV6、発売から9カ月で10万台販売
2021年4月から販売していますが、韓国自動車工業会の情報などを元にまとめますと、2021年9か月間でのグローバル販売台数は約10万台でした。
- IONIQ5 67,000台 (輸出 45,000台、国内23,000台)
- EV6 32,000台 (輸出 21,000台、国内11,000台)
さすがにTeslaのModel3ほどの台数ではありませんが、日産リーフの数倍の台数です。
5. 日本で IONIQ5 と競合するEV
日本での販売価格500-600万円程度ですので、競合はそれより少し安めのリーフ、同等価格の日産アリア、ちょっと高めですが、Model3、そして国内はKINTOのリースだけですが海外価格が同等のトヨタのbZ4Xの4車となるでしょう。これらのスペックを比較中です。どうやらかなりIONIQ5のパフォーマンスが高そうです。航続距離やトルクはModel3並みで、bZ4Xよりもはるかに高そうです。
日産 LEAF
時代を先取りするように10年前から発売されていますが、早すぎたためか日本の環境に合わなかったためか、さほどの台数にはなっていません。性能的にも少し時代遅れの感があります。
日産 ARIYA
トヨタ bZX4
トヨタ自動車からも本格的なEVが発売です。日本よりも海外、欧州を優先した販売となってます。日本では当初はリース形式のKINTOだけでしたが、現在は個人向けにも販売されています。
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Tesla Model 3
高級車から展開を始めたTeslaの普及版(といっても600-700万円ですが)です。従来車種より比較的安価ということも...
【写真出典】各社のウエブサイト
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