書籍、現場、そしてセミナー:物流について学ぶには(その3)

 

◆物流セミナーに参加する

物流について手っ取り早く学ぶ方法として外部教育の受講が挙げられます。物流に関するセミナーはあまり多くないかもしれませんが、まめにホームページをチェックしてれば目的に合致する講座が見つかる可能性があります。セミナーは講師がじっくりとカリキュラムを練って作り上げられたものです。中にははずれのセミナーもあるかもしれませんが、短時間で知識を吸収できる手段であることは間違いありません。

 

セミナーでは資料を入手することができますが、本を読むよりもわかりやすいのではないでしょうか。配布された資料にどんどん書き込んでいくことで自分自身のオリジナルテキストを作成することができます。セミナーの目的は会社に帰ってから学んだことを再現することです。多くのケースでセミナーに出席して終わり、ということがあります。それでは学んだことは一週間もすると忘れてしまいます。それでは出席した意味がないので注意が必要です。

 

もう一つセミナーの良い点があります。それはセミナーの場で人脈を築けることです。講師とつながることで後日疑問点を聞くことができます。他の受講生との人脈を築くこともできます。なかなか競合他社とのつながりは作りづらいかもしれません。でもセミナーではそれが可能です。むしろ積極的に人脈を作るべきではないでしょうか。この人脈が後々生きてくることは間違いありません。講師と同様に何か聞きたいことがあった場合に気軽にメールや電話できる相手を作っておくことです。これは大変価値のあることだと思います。

 

他の受講生に学ぶ点も出てくることでしょう。物流知識のみならず、マネジメント手法や部下の育成など意見交換することを通してタダで学べてしまうかもしれません。また、お互いの会社を見せ合うことにもつながるでしょう。それを通して3現主義で物流を学...

ぶことにつながります。

 

・・・・・・

いかがでしょうか。物流は書籍で学ぶ、現場で学ぶ、そしてセミナーで学ぶ。いくつもの選択肢はあります。大切なことは「学習」に取り組むということです。ぜひ明日からでも学習に取り組み始めましょう。

◆【特集】 連載記事紹介:連載記事のタイトルをまとめて紹介、各タイトルから詳細解説に直リンク!!

 

↓ 続きを読むには・・・

新規会員登録


この記事の著者