1. 力を出し切ることは自分自身に負荷をかけること
仕事のスケジュールは余力がないと一切ミスが出来ない状況になります。一方、多少の余力があると想定外のことにも対応できるようになります。状況にもよりますが、スケジュールは多少の余力がある程度がよいでしょう。しかし、仕事をする人の能力は余力を残さず力を出し切ることです。
能力を出し切らないと自分を正確に測ることが出来ないのです。仮に自分では80%だと思っていても、実際は95%であり、余力分が20%ではなく5%しか残っていないということもあります。これでは正しい自己分析ができません。仕事の成果を出すためには、目の前の仕事をこなすための能力と、自分の能力の比較が出来なければなりません。自分の能力を高く見積もっていた場合は、実際に仕事を進めるなかで自分の手に負えないことに気付くでしょう。最悪は気づいたときには手遅れになっていることです。
そして、力を出し切ることは自分の成長のためにも必要なことです。余裕で出来ることを繰り返しても自己の成長にはつながりません。単にその仕事をこなしただけです。力を出し切ることは自分自身に負荷をかけることでもあります。自分ができる最大限の力を出し切る...