▼さらに深く学ぶなら!
「コミュニケーション」に関するセミナーはこちら!
1. 苦手な仕事こそ、感情的にならずに期限に集中して取り組む
一日の予定が多い時などは急いだり焦ったりしやすいです。さらに時間に追われていたり、クレーム対応などがあると自分も相手も感情的になりやすいでしょう。しかし、やることが多くて時間がかかる状況でも感情的にならずにやること、出来事に注目することが大事です。「お客さまが怒っているから早くしなきゃ」ではなく「今自分がやることは何か、優先すべきことは何か、この仕事にかかる時間はどのくらいか」という思考を働かせます。嫌いな人と交渉することが必要になるかもしれません。しかし、それも仕事の1つです。私情をはさまず淡々とやるしかありません。嫌いなことを無理に好きになったり、モチベーションを上げる必要はありません。ただやるべきことをやるだけです。
仕事の成果を出すためにただ一つの仕事だけをすればよい、とい...
2. 議論か既定路線か、よく観察して、それぞれに対応する
会議やプレゼンなどで反対意見がでることがあります。反対意見を聞くと同時に、相手がより良いものを求めて議論がしたいのか、結論ありきで反対意見を述べているのか観察します。議論がしたい人とは議論をすればよいのです。自分の提案の何に反対するのか、もっと良い意見があるのか、優先順位はどこにあるのかを議論すればよいのです。論理的に話をすれば相手はそれに応じるでしょう。価格、品質、サービス内容、顧客満足など、相手にとって重要な論点をみつけるのです。
大変なのは結論ありきな人です。すでにNoの結論が出ている相手にYesかNoかと議論することは時間の無駄でしょう。形式上議論のかたちをとりますが、そもそも議論する気などないのです。例え相手の意見に論理的な返答をしたところで変わらないでしょう。あなたの提案とは全く別のところで既定路線が出来上がっています。これを崩すのは非常に困難です。なぜなら、あなたの力のおよばないところで議論が結論づけれてているか、仕事という枠をこえた、その人自身の重要な価値観によって決められているからです。
社会では様々な議論が行われていますが、結論を導くための議論なのか、既定路線を確認するための議論なのかよく観察して、それぞれごとに対応することが必要です。
◆連載記事紹介:ものづくりドットコムの人気連載記事をまとめたページはこちら!
▼さらに深く学ぶなら!
「コミュニケーション」に関するセミナーはこちら!