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日本技術士会中小企業活性化調査発表会の報告(2010/12/19配信)
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ものづくり工学通信 2010年12月19日号
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ものづくりに日夜奮闘されている皆様、
先日OECD学力比較で3科目とも上海が世界一になりました。都市部だけの
参加を他国と同等に扱うわけにはいきませんが、今後彼らが日本技術を急
追してくる事は疑いありません。同じ比較で常に上位に位置するフィンラ
ンドの存在もあり、もっと教育に注力する必要があります。お金の使い方
の中で最もリターンが多いのは、常に自己能力に対する投資です。
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今号の内容
1.日本技術士会中小企業活性化調査発表会の報告
2.経産省「ものづくり日本大賞」応募の受付を開始
3.TOC(DBR)実践セミナーのお知らせ
4.やまなし産業支援機構 経営セミナーのお知らせ
5.ものづくりチャンネルより「佐賀県の品質工学出前講座」
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1.日本技術士会中小企業活性化調査発表会の報告
12月6日(月)神谷町の技術士会会議室にて、上記発表会が開催されまし
た。国内消費が伸び悩み苦労している企業が多い中、技術士の支援を受
けて技術力の向上、プロセスの改善を実現した事例を多く聞く事が出来
て参考になりました。政府の各種助成策の説明もあり、これらを利用し
て、産業を支える中小企業にはさらに力をつけて欲しいと願います。
http://www.engineer.or.jp/
2.経産省「ものづくり日本大賞」応募の受付を開始
経済産業省は第4回「ものづくり日本大賞」の応募受付を開始しました。
この表彰制度は、経産省、文科省、厚労省、国交省の4省が連携し、製造
現場でモノ作りを担う中堅/熟練/若手人材を対象に、各種の賞を授与す
るもので、募集部門は「産業・社会を支えるものづくり分野」と「もの
づくりの将来を担う高度な技術・技能分野」の2部門。この制度を通じて
国民的にモノ作りを盛り上げ、関心を持ってもらうことが目的のようで
す。応募期間は12月15日~2011年2月22日。
http://www.monodzukuri.meti.go.jp
3.TOC(DBR)実践セミナーのお知らせ
今年2月にDBRソフトウェアの販売を開始した(株)ビーイングでは
ゴール・システム・コンサルティング(株)の協力を得て、この手法の
概要と事例を説明するセミナーを12月21日(火)に同社新宿オフィスに
て開催します。在庫と生産リードタイムを大幅に改善した多数の事例が
報告されているDBRについて、製造/生産管理担当の方は御検討をお勧
めします。受講は無料です。
https://www.toc-ccpm.net/seminar/shousai.php?s=20101221
4.やまなし産業支援機構 経営セミナーのお知らせ
来年1月17日(月)から5回に渡り山梨県中小企業人材開発センターにて、
ものづくり企画、開発、設計、製造の最新プロセスを解説します。毎回
平日夜業務終了後の18時から2時間ですので、多忙な経営者、管理者も
無理なく参加できます。受講料も5000円/人と低額に設定されており、
多数の御参加を期待いたします。
http://www.yiso.or.jp/topics/52.html
5.ものづくりチャンネルより「佐賀県の品質工学出前講座」
佐賀県工業技術センターでは、職員が地元企業に出かけて講師をする出
前講座が好評で、その中でも人気のあるのが品質工学講座です。初日の
総論座学に続き、2-3日目は実際に「紙コプター」を設計・製作し、手法
を体得します。
課題解決型(再発防止)から技術開発型(未然防止)へ転換するという
田中所長の意志を反映し、県内企業への普及が進みそうです。
http://mono-ch.nikkan.co.jp/m/column/2010/10/49.html
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在籍している東京農工大学MOTの授業で、マーケティングのグループ課
題が出されました。高齢者向け音楽プレーヤーを扱う事とし、老若(?)
の学生8人でSWOT分析、STP分析、4Pマーケティングミックスを実行し、損
益試算まで作成してみると、結構行けそうな案となりました。高齢者向け
のキラー機能が盛り込まれているためです。御関心のある企業はお問い合
わせください。
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