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したたかな売り込み（2014/12/04配信）
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□■ ものづくり革新便り2014年12月4日号 □■
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ものづくり革新ナビゲーターの熊坂です。
このところ中国からのやや怪しい売り込みメールが
しばしば届くようになりました。
ほとんどが加工業者です。
サイト上に公開しているメルアドを見て送ってくるのでしょう。
中国内成長の減速で国外に仕事を求めているのか、
それとも要求レベルの高い日本市場への挑戦でしょうか？
彼らの実力は未知数であり、
何より当社に配信しても希望の仕事はないわけですが、
同じセールスレターを1万通くらい出せば、
何件かの反応を受ける可能性はあります。
出さなければ、何事も起こりません。
リスト獲得の費用を別とすれば、国際通信でありながら
配信のコストがほとんどかからないところが
郵便物と大きく違うところで、
彼らのしたたかさに敬意を覚えます。
他人事ではなく、当社も次第に配信数が多くなるにつれて、
「こんな人はいないか」「こんな時はどうする」という
問合せが少しずつ増えてきました。
当社では「困った製造業にとっての駆け込み寺No.1」を
終目標としておりますので、お気軽にご相談ください！
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今号の内容
１．人財課題をグループコーチングで解決するワークショップご案内
２．新登録専門家のご紹介
３．創造学会クリエイティブ・サロンのご紹介
４．新着掲載記事
５．共催・協賛セミナーのご案内
６．技法解説＃89：サプライチェーンマネジメント
７．書籍紹介「サプライチェーンマネジメント」今岡善次郎著
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┃１┃人財課題をグループコーチングで解決するワークショップご案内
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中小製造業の経営者、管理者は、
次のような問題を常に抱えているのではないでしょうか。
・優秀な人材の獲得、確保
・社員モチベーションの継続
・社員間の人間関係
・業務能力の向上
・効果的な教育システム
今回の研修では、人材開発に関する3社の参考事例を聞き、
その後のグループワークで参加者個別の悩み解決を演習します。
ここで使用する「グループコーチング」は、
課題を持つ人に他のメンバーが適切な質問を重ねることで、
解決の糸口を自らが気づくように導く方法です。
その課題を一番良く知っているのは、当然ですが自分自身なんですね。
開催日時：12月17日（水）19～21時
開催場所：MONO（お台場テレコムセンター14階）
詳細：http://monokakushin.doorkeeper.jp/events/16908
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┃２┃新登録専門家のご紹介
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・先日登録した株式会社ＹＳコンサルティングの森史明さんは、
本当の問題解決専門家です。
Ｖｉｓｉｏｎ-ＳＴＥＰとして体系化した独自の方法論で、
本当の問題をあぶり出し、職場一丸となって取組むだけでなく
改革を担う人材を育てる点が特徴です。
http://www.monodukuri.com/specialists/profile/108
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┃３┃創造学会クリエイティブ・サロンのご紹介
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日本の未来を創造する創造学会が定期的に開催しているこのイベントは、
12月6日（土）で34回を数えます。
今回13時からの第一部では、ソニー、ウォルト・ディズニーなどを経て、
2004年にアップル米国本社マーケティング担当副社長兼日本法人
代表取締役に就任し、現在は株式会社リアルディア社長の前刀禎明氏が
「自分の未来を創る Self-Innovation & Challenge」というテーマで、
自分を継続的に成長させるセルフ・イノベーションについてお話します。
14時45分からの第2部では、ものづくり革新ナビにアイデア発想記事を
次々に提供している高橋誠氏が、自分で発想したいテーマのヒントに、
ツイッターのつぶやきを用いるという新しい発想法について
ワークショップを実施します。
非会員でも参加可能で、これだけの内容で参加費500円は、
いたくお得な印象があります。
場所は渋谷駅近くで交通便利な日本経済大学大学院校舎ですので、
お出かけしてみてはどうでしょう？
http://www.japancreativity.jp/creative_saloon_034.html
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┃４┃新着掲載記事
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11月後半は、12件の解説を新たに掲載しました。
解説：
（１）「情報・知識の収集」浪江一公
http://www.monodukuri.com/gihou/article/500
http://www.monodukuri.com/gihou/article/501
（２）「アイデア発想法」高橋誠
http://www.monodukuri.com/gihou/article/504
http://www.monodukuri.com/gihou/article/513
（３）「クリーンルームの管理」清水英範
http://www.monodukuri.com/gihou/article/505
（４）「サプライチェーンマネジメント」今岡善次郎
http://www.monodukuri.com/gihou/article/506
http://www.monodukuri.com/gihou/article/512
（５）「QFDの歴史」赤尾洋二
http://www.monodukuri.com/gihou/article/507
http://www.monodukuri.com/gihou/article/508
（６）「技術者のキャリア整理法」粕谷茂
http://www.monodukuri.com/gihou/article/509
http://www.monodukuri.com/gihou/article/510
（７）「省エネルギー活動は農業のように育てる」石塚健志
http://www.monodukuri.com/gihou/article/511
会員マイページに関心のある手法を登録しておけば
関連記事の新着時に連絡メールが配信されます。
是非こちらからご登録ください！
http://www.monodukuri.com/members/login/
Ｑ＆Ａコーナーにも気軽にご質問くださいね！
http://www.monodukuri.com/qa/
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┃５┃共催・協賛セミナー案内
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当社で協賛しているセミナーを紹介します。
（１）12月4日「大型の研究開発テーマの量産体制を構築する４つの力」中村大介
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/124
（２）12月10日「顧客価値を起点とした戦略的プロセス革新 」平木肇
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/87
（３）12月16日「有限要素法の基礎と解析精度向上のポイント 」日名地輝彦
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/127
（４）1月17日「ＣＤＧＭラウンドテーブルセミナー」吉田耕作
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/120
（５）1月27日「商品企画七つ道具セミナー入門コース」石川朋雄
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/4
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┃６┃技法解説＃89：サプライチェーンマネジメント
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サプライチェーンマネジメントとは、ものづくりにおける原材料の入手から
製造工程内の移動、製品在庫から販売店、さらに消費者の手に渡るまで、
まるで鎖に繋がれたようなものの流れを、情報ネットワークを利用して
効率的に管理することです。
いかによどみなく速やかに必要なものを流すかが、場合によっては
流れている物自体よりも企業業績に大きな影響を与えます。
次回より個別の方法論について紹介していきます。
http://www.monodukuri.com/gihou/article_list/122
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┃７┃書籍紹介「サプライチェーンマネジメント」今岡善次郎著
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本書は、サプライチェーンマネジメントの参考書ではありますが、
無味乾燥な解説ではありません。
前半はゴールドラット「ザ・ゴール」の要約風になっており、
とはいえ100ページ以上ありますので、主要なイベントは網羅されて
さらに解説も同時進行で知ることができます。
さらに後半はTOC（制約理論）のDBRやスループット会計に留まらず
全般的な経営論からJIT、TQCまで筆者の持論が展開されます。
特にバッジサイズとリードタイムそしてスループットの関係の図解は
非常に腑に落ちる説明になっています。
流通部門というよりは、生産管理部門の方に参考になりそうな一冊です。
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│編│集│後│記│
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先週15年ぶりに高校同窓会の東京支部大会に出席してきました。
幹事年なので同級生が20人以上集まりました。
卒業以来35年ぶりという懐かしい（ほとんど思い出せない）顔も
少なからずいました。
同級生なので当然みんな同い年であり、
定年を控えた者、自営でばりばりやっているもの、
転職してさらなる活躍が期待されている者、
既に引退して好き勝手にやっているものなど、
一生で今が一番環境がばらついている時期かもしれません。
その中に自分を投影してみると、
産業界の多くの人から応援をもらいながら
好きな事を好きなだけ楽しくやって
社会に貢献して反響をもらっているわけで
幸せ者だなあと、つくづく思います。
ちなみに高校は山形でしたので、
サッカーJ2モンテディオ山形が、
天皇杯の決勝とJ1昇格最終プレーオフに進んでいることが
大きな話題となっていたのは当然の成り行きです。
是非初のタイトルを獲得し、
来年はJ1でヴァンフォーレと戦う姿が見たいものです。
