メールマガジン バックナンバー
メルマガ購読希望者はこちらから会員登録をお願いします。
昨年の重大ニュースは?(2017/01/13配信)
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
□■ ものづくり革新便り2017年1月13日号 □■
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
製造業の課題解決を支援するものづくりドットコムの熊坂です。
2017年もあっという間に三十分の1が過ぎてしまいましたが
皆様はいかがお過ごしですか?
前号でDVDプレゼントを募ったところ40名を超す応募があり、
厳正な抽選にて4名の方に発送いたしました。
それ以外の方は恐縮ですが、下記よりお買い求めください。
https://www.monodukuri.com/dvd_library
今年の3月でものづくりドットコムは5周年を迎えます。
おかげさまで累計の訪問者は130万人を超えており
製造業の生産性向上と課題解決に、ある程度の役割を
果たせるようになってきたという実感はありますが、
Webの可能性はまだまだこんなものではないはずです。
すでにいくつかの新規機能を開発中ですが、
ご要望がありましたら、是非ご提案ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今号の内容
1.中小企業基盤整備機構の販路開拓支援説明の報告
2.情報処理学会ソフトウェアジャパン2017のお知らせ
3.新着掲載記事
4.技法解説#139:AI(人工知能)
5.協賛セミナーのご案内
6.書籍紹介「あたらしい人工知能の教科書」多田智史/石井一夫
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1┃中小企業基盤整備機構の販路開拓支援説明の報告
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
昨年12月10日の日本経営工学会MOT研究会にて、中小機構が
実施している中小企業向け販路開拓支援事業(J-GoodTech)の
紹介がありましたので、内容報告と感想を書きます。
『日本の人口動向から市場は縮小することが明らかであり、
自社技術で開発できる市場をマーケティングする力が
中小企業は弱いという認識の元、2014年にJ-GoodTechをスタートし、
中小企業の技術と大手企業のニーズをマッチングしてきた。
ここまで中小企業3900社、大手パートナー320社が登録し、
500件以上の商談が発生したが、大手企業内での利用が広まらず
ニーズの難度が高いため、人が介在しないとマッチングしない
などの問題点が浮かび上がっている。
そこで今後は積極的にコーディネーターを投入し、
また海外ニーズとのマッチングシステムも組み込んでいく。』
という説明でした。
私からは、「リンカーズがe-EXPOで失敗したことを2年かかって
膨大な税金を投入して追証し、さらにまた税金を使って
彼らの仕組みを真似るくらいなら、一緒にやってはどうですか?」
と提案してみましたが、明確な返答はありませんでした。
この手の施策の問題点は、ゼロサムの社会にあって
ある企業の受注を増やすと、他のどこかの分が減るということで、
それが企業努力の差であれば仕方がないものの
政府の支援を受けたか否かで勝負がつくのは理不尽です。
もし誰もやらないのであれば、官が立ち上がるのも分かりますが
折角民間で必死に立ち上げて目途が付いてきたタイミングで
後からそれに対抗するようなやり方も疑問です。
いつまで予算が続くか分からないのも不気味であり、
民営で採算が取れるなら、その方がよほど永続性があります。
是非二つの組織が産業発展に協力して行動して欲しいと願います。
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2┃情報処理学会ソフトウェアジャパン2017のお知らせ
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
情報処理学会では「データとAIが創り出す新たな価値」をテーマに、
ソフトウエアジャパン2017を開催します。
近年注目を浴びているビッグデータやAIの実応用に焦点をあて、
それらが社会の中で創造する新たな価値について議論します。
メインセッションではAIやIoTを活用した新たなモノづくりに
関する招待講演のほか、サービス、コンタクトセンター、
ビッグデータといったテーマごとのセッションも充実しています。
開催日時:2月3日(金)9:30~18:45
会場: 学術総合センター ・一橋記念講堂[千代田区一ツ橋2-1-2]
主催:一般社団法人情報処理学会
基調講演:「AIネットワーク化の影響とリスク」須藤修教授(東京大学)
参加申込み締切:1月20日(金)
詳細、申込み:http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/fp35/ky2j6z3i/
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃3┃新着掲載記事
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
12月後半は9件の解説、10件の事例、8件のQ&Aを掲載しました。
技法解説:
(1)「不良原因解析2段階なぜなぜ分析法」浜田金男
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1293
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1294
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1300
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1301
(2)「在庫を利用して購入コストを下げる」本間峰一
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1295
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1296
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1298
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1299
(3)「研究開発マネジメント」浪江一公
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/bnry/ky2j6z3i/
活用事例:
(1)「設計部門の課題と原因分析」石橋良造
http://www.monodukuri.com/jirei/article/465
http://www.monodukuri.com/jirei/article/468
http://www.monodukuri.com/jirei/article/470
(2)「購買業務の要点」仙石恵一
http://www.monodukuri.com/jirei/article/464
http://www.monodukuri.com/jirei/article/469
http://www.monodukuri.com/jirei/article/471
http://www.monodukuri.com/jirei/article/472
(3)「クリーン化」清水英範
http://www.monodukuri.com/jirei/article/466
http://www.monodukuri.com/jirei/article/467
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/k3tu/ky2j6z3i/
Q&A
(1)「原価低減と品質低下のトレードオフ」(回答 2件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/237
(2)「TPM活動の推進について」(回答 2件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/99
(3)「アイデア出しの手法」(回答 3件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/242
(4)「離職者の多い製造工場」(回答 2件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/230
(5)「技術者の人材採用について」(回答 2件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/226
(6)「ゴードン法によるアイデア発想」(回答 1件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/209
(7)「製造業における外国人労働者」(回答 1件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/235
(8)「専門家による外部監査」(回答 2件)
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/uwct/ky2j6z3i/
会員マイページにさんが関心のある手法を登録しておけば
関連記事の新着時に連絡メールが配信されます。
是非こちらからご登録ください!
http://www.monodukuri.com/members/login/
Q&Aコーナーにどんどんご質問くださいね!
現在日刊工業新聞木曜日5面でQ&Aを連載中です。
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃4┃技法解説#139:AI(人工知能)
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
AI(Artificial Intelligence:人工知能)とは、
人間の知的な作業を人為的に模倣しようとする技術であり、
理解したり推論したり、自ら学習したりする
ソフトウェアやシステムが実現されつつあります。
AIという単語自体は60年前に初めて使われましたが
概念自体はさらにその10年ほど前から研究されており、
コンピュータ能力と処理技術の向上に伴う
何度かのムーブメントを経て、急速にその能力が高まっています。
http://www.monodukuri.com/gihou/article_list/191
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃5┃協賛セミナー案内
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
当社で協賛しているセミナーをご紹介します。
(1)1月16日「オープンイノベーションの取組」浪江一公
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/340
(2)1月18日「製造業の事業課題分析」本間峰一
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/342
(3)1月23日「すぐ実践できるExcelによるデータ分析術」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/351
(4)1月24日「クリーン化管理のすすめ方」清水英範
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/331
(5)1月24日「コストダウンを実現する技談力向上」間舘正義
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/367
(6)1月25日「研究者・技術者のためのマーケティング」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/346
(7)1月26日「多変量解析超入門」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/353
(8) 1月26日「外観&目視検査の正しい進め方 」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/352
(9) 1月27日「ビッグデータの法務課題と対応の方向性 」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/354
(10) 1月27日「ヒューマンエラー取組み事例」浜田金男
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/347
(11) 1月30日「戦略的な 特許出願・知財マネジメント入門 」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/356
(12) 1月31日「ビジネスアイデアの特許化テクニック 」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/348
(13) 2月3日「R&D現場技術リーダーの育成」平木肇
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/338
(14) 2月7日「仕事の与え方・任せ方」津曲公二
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/341
(15) 2月9日「実験計画法超入門 」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/357
(16) 2月13日「自社保有技術の棚卸と コア技術の設定 」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/360
(17) 2月18日「レジリエンスアップ紹介 」八木橋英男
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/359
(18) 2月28日「TOC/CCPM導入指導者コース 」村上悟
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/r3af/ky2j6z3i/
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃6┃書籍紹介「あたらしい人工知能の教科書」多田智史/石井一夫
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
本書は、若手エンジニア向けに書かれた人工知能の教科書です。
人工知能に関連する技術は進歩が早く、
新しいキーワードが次々と出てきます。
その範囲は広範で、全体を把握することが容易でありません。
本書はこれら人工知能に関連するプロダクトやサービスの
開発に携わるエンジニア(プログラマ、データベースエンジニア、
組込みエンジニアなど)が、最初にこの分野を敷衍するために
必要な知識を集約しています。
このため、業務に必要な人工知能の基本的な知識を網羅しています。
IT勉強会で話題となっている新しい話題も取り込んでおり、
今人工知能の分野で何が話題になっており、
それらがどのようなものであるのかを、
ざっくりと掴むには最適な書籍と言えます。
https://www.monodukuri.com/book_review/
┌─┬─┬─┬─┬--------------------------------------
│編│集│後│記│
└─┴─┴─┴─┘
昨年の公私混同十大ニュースはこんな感じでした。
2月:エンジニアが加入し一気に開発加速
3月:東京工業大学から博士(工学)の学位をいただく
4月:産学官連携コーディネーター2年目となり累計160社ほど訪問
4月:自治会のゴルフ大会で優勝(ハンデが大きいだけ)
5月:クラウドファンディングで事務所2階にラボこうふ開所
6月:初孫生まれる
7月:日刊工業新聞にものづくりQ&A連載開始!
9月:高山、白川郷に家族旅行
10月:メルマガ配信先1万通突破!
10月:日本経営工学会で初座長
11月:ヴァンフォーレ甲府が4年連続J1残留決定!
12月:IEレビューと機械設計に連続執筆
今年もよろしくお願いいたします!
●--------------------------------------------------●