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小を積んで大を為す(2017/02/09配信)
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□■ ものづくり革新便り2017年2月9日号 □■
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製造業の課題解決を支援するものづくりドットコムの熊坂です。
1月はあっという間に過ぎ去り、もう「逃げる」2月ですね。
皆様はいかがお過ごしですか?
以前ここで、質素倹約をして新たな事業を起こした上杉鷹山を
紹介したところ、読者から、
同じような偉人である二宮尊徳の逸話をいただきました。
恵むと民を駄目にすると言って、再建に先立ち長の覚悟を確認し
「道徳無き経済は犯罪である。経済無き道徳は寝言である」と言って
藩や村の再建をしたそうです。
私利私欲に走るのではなく、社会に貢献すれば、
いずれ自らに還元されると自ら実行し説いて回り、
結局600以上の農村や藩の貧困を救いました。
彼の最も大きな功績は「小を積んで大を為す」の言葉を
自ら証明したことではないかと言われます。
成功に魔法はありません。
小さいことを積み重ねてようやく成功にたどり着くものです。
また金次郎は小さい頃から学問に熱心であったことでも知られます。
上記「小さな努力」の中に「勉強、創意工夫」が含まれることは
疑いの余地がないでしょう。
ものづくりドットコムの知識情報を活用し、
小さな学習、工夫に役立てて下さい。
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今号の内容
1.ものづくりドットコム5周年記念交流会の予告
2.新規専門家のご紹介
3.第4次産業革命に向けた産学官フォーラムのご案内
4.新着掲載記事
5.技法解説#140:オフショア開発
6.協賛セミナーのご案内
7・書籍紹介「オープンサービスイノベーション」H.チェスブロウ著
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┃1┃ものづくりドットコム5周年記念交流会の予告
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今年もこの時期がやってきました。
2012年3月末にものづくり革新ナビ(現在ものづくりドットコム)を
公開してもうすぐ5年になります。
毎年内容をリニューアルしてきた交流会ですが
今年も大きな変化をご覧いただけそうです。
残念ながら本日時点で最終計画をお伝えできませんが、
確定している部分だけお知らせしますので
カレンダーにマークしておいてください。
定員を超える可能性もありますので
今時点での先行ご予約も受け付けます。
開催日時:4月19日(水)18:15~21:30
会場:北とぴあカナリアホール(JR京浜東北線王子駅前)
報告:
(1)リンカーズUSA桑島社長「リンカーズの海外展開」
(2)ものづくりドットコム熊坂「生産性向上の新機能群」
(3)PRTimes村田「BtoB企業のWebメディア利用の有効性」
(4)高崎ものづくり技術研究所浜田所長「下請体質脱却への挑戦」(仮)
(5)後藤建築事務所後藤代表「ものづくりコワーキングスペースMONOの挑戦」
(6)ビッグライフ21加藤俊取締役「中小製造業の最新動向」(仮)
(7)クラウドワークス小野「クラウドソーシングと製造業」(仮)
(8)交渉中
会費:4000円
定員:80名
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┃2┃新規専門家のご紹介
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先月登録した株式会社ジェダイトの鶴田明三さんは
品質工学と設計開発がお得意な技術士(経営工学)です。
独自の設計品質評価・改善メソッド“超実践品質工学”で、
技術者の成長を重視して支援・指導します。
https://www.monodukuri.com/specialists/profile/182
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┃3┃第4次産業革命に向けた産学官フォーラムのご案内
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本フォーラムでは、情報化の波がもたらす第4の産業・流通革命の
意味することと、実現のために求められるパラダイム転換の
方向について、ビジネスイノベーションの視点から問題を提起し
日本の「IoTビジネスの将来展望」を議論します。
さらにパネルディスカッションでは、日本の産・学・官、
各々における役割と課題について検討します。
会議名:第49回横幹技術フォーラム
講師:日立製作所、岩手県立大学、中央大学などの専門家
開催日時:3月2日(木)13:00~17:30
会場:日本大学経済学部7号館講堂(JR水道橋駅東口)
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/dvm5/ky2j6z3i/
主催:横幹技術協議会,横幹連合
参加費:2,000円(横幹連合会員学会の正会員,学生は1,000円)
詳細、申込み:http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/dvm5/ky2j6z3i/
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┃4┃新着掲載記事
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1月後半は、11件の解説、14件の事例、3件のQ&Aを掲載しました。
技法解説:
(1)「資材かんばんシステム」松村晴彦
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1308
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1311
(2)「製品設計:ミス防止対策」浜田金男
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1309
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1310
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1313
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1314
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1315
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1316
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1317
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1318
(3)「研究開発マネジメント」浪江一公
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/ex46/ky2j6z3i/
活用事例:
(1)「設計部門の仕組み構築」石橋良造
http://www.monodukuri.com/jirei/article/481
http://www.monodukuri.com/jirei/article/482
http://www.monodukuri.com/jirei/article/484
http://www.monodukuri.com/jirei/article/485
http://www.monodukuri.com/jirei/article/486
http://www.monodukuri.com/jirei/article/487
http://www.monodukuri.com/jirei/article/492
http://www.monodukuri.com/jirei/article/493
(2)「物流改善とともに大切なこと」仙石恵一
http://www.monodukuri.com/jirei/article/483
http://www.monodukuri.com/jirei/article/488
http://www.monodukuri.com/jirei/article/490
(3)「環境経営を超えて」石原和憲
http://www.monodukuri.com/jirei/article/489
http://www.monodukuri.com/jirei/article/493
(4)「生産性向上の鍵」平木肇
http://www.monodukuri.com/jirei/article/491
(5)「クリーン化の目的再確認」清水英範
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/vwdk/ky2j6z3i/
Q&A:
(1)「検定と推定を行う手順」(回答 1件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/247
(2)「回帰分析について」(回答 1件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/250
(3)「機械系設計者とツールについて」(回答 1件)
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/cqhq/ky2j6z3i/
Q&Aコーナーにどんどんご質問くださいね!
現在日刊工業新聞木曜日5面でQ&Aを連載中です。
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┃5┃技法解説#141:UI/UX
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UI:ユーザーインターフェイスとは、
ユーザーとシステムとの間でやりとりする接点を意味します。
身近な例では、パソコンやスマートフォンにおいて、
ユーザがシステムの操作やデータの入力を行う画面や、
システムが処理結果を表示する画面が挙げられます。
UX (ユーザーエクスペリエンス)とは、
ユーザーがシステムから得られる体験を意味します。
ISO 9241-210における定義は、
「製品、システム、サービスを使用した、および/または、
使用を予期したことに起因する人の知覚(認知)や反応」です。
UIとUXは語感が似ているため混同されがちですが、
UXはUIを含んだ包括的な概念です
http://www.monodukuri.com/gihou/article_list/179
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┃6┃協賛セミナー案内
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当社で協賛しているセミナーをご紹介します。
(1)2月13日「自社保有技術の棚卸と コア技術の設定 」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/360
(2)2月15日「回転軸の振動制御と振動低減」今岡善次郎
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/427
(3)2月18日「レジリエンスアップ紹介 」八木橋英男
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/359
(4)2月22日「技術契約の基礎知識と実例」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/368
(5)2月22日「クリーンルームの基礎知識と重要ポイント」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/369
(6)2月23日「外観検査の運用ノウハウと自動化への手引」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/370
(7)2月23日「実験計画法の基礎と重要ポイント」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/371
(8)2月28日「TOC/CCPM導入指導者コース 」村上悟
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/336
(9) 3月8日「正しいコストテーブルの使い方」間舘正義
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/396
(10) 3月13日「研究開発部門のマーケティング」
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/afpy/ky2j6z3i/
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┃7┃書籍紹介「オープンサービスイノベーション」H.チェスブロウ著
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本書は、オープンイノベーションの父として知られる著者が、
製品ではなくサービス分野でのオープンビジネスを解説したものです。
もともとサービス業は製造業と異なり
事業の付加価値生産過程がほぼ丸見えであるため
また規模の効果が活かしやすいために
他社との協業関係を築きやすい側面があります。
本書ではフェデックスやらアマゾンやら豊富な事例が示されますが、
もはやオープンであることに驚きはなく、
ビジネスモデルをどう組み立てるかの自在な工夫と実行こそが
頭痛の種であると気づかされ、
製造業もその流れの中に飲み込まれつつある印象を受けます。
自由奔放なサービス業を参考にしたい戦略策定担当者におススメです。
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/w3fm/ky2j6z3i/
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│編│集│後│記│
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消費エネルギーが少ないので、一昨年の11月から
1日1食とした当初は体重が減って喜んでいましたが、
このところ体が慣れてきてしまい、一進一退。
ちょっと飲み過ぎると体重がイエローゾーンに戻ります。
やはり運動しないといけませんね。
暖かい春が待ち遠しいです。
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