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製造業の新たな革命が始まっている(2017/03/09配信)
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□■ ものづくり革新便り2017年3月9日号 □■
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製造業の課題解決を支援するものづくりドットコムの熊坂です。
そろそろお花見の日程が気になり始めますが、
皆様のグループでは決まりましたか?
今回の書評を書くためにドラッカーを読んだところ
彼の持論である「知識社会」の意味が
あらためて印象に残りました。
15世紀の印刷革命で知識の蓄積と複製が可能となり、
産業革命で知識が産業に適用されて実用的な財産となり、
テイラー以降は知識教育により労働生産性が爆発的に増大しました。
これによって先進国の生活水準が急激に向上したのです。
80年間の生産性向上をドラッカーは50倍と見積もっています。
そしてその後20年間のIT革命で
知識社会は新たなステージに達しています。
世界中の知識と知識が通信とAIで一瞬にして結合し、
新たな知識となって労働生産性を上げていく、
そんな時代に突入しています。
ものづくりドットコムが提供する知識情報が
その一部として貢献できるように尽力して参ります。
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今号の内容
1.オープンイノベーション・フォーラム@名古屋のご案内
2.新規専門家のご紹介
3.クリエイティブサロンのご案内
4.新着掲載記事
5.技法解説#143:組織開発
6.協賛セミナーのご案内
7.書籍紹介「プロフェッショナルの条件」P・F・ドラッカー著
8.セミナーDVD期末割引キャンペーンのご案内(再掲)
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┃1┃オープンイノベーション・フォーラムのご案内
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価値コンセプトを共有した協業関係の構築に着目している
名古屋工業大学産学官連携センターの加藤雄一郎教授が発起人となり
企業相互が協業可能性を模索する場を提供するために
このフォーラムが企画されました。
製造業・サービス業を問わず、幅広い業種の参加が期待されます。
すでに定員を超えているという噂もありますので、
希望者は加藤先生に交渉してください。
日 時: 2017年3月13日(月)10:00~17:30
会 場: 名古屋工業大学 4号館1階ホール
構 成: 前座講演&ワークショップ、講演×2、事例紹介×2、
公開ブレインストーミング、研究報告
参加費: 無料
案内書: http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/c9bk/ky2j6z3i/
申込み: kato.yuichiro@nitech.ac.jp(加藤)
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┃2┃新規専門家のご紹介
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先月登録した熊田技術士事務所の熊田成人さんは、強い現場づくりと
クリーンルーム対応がご専門の技術士(経営工学)さんです。
QCD全てをバランスさせることを信条に、千葉県中心で
中小製造業のモノづくり革新を支援しています。
https://www.monodukuri.com/specialists/profile/183
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┃3┃クリエイティブサロンのご案内
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日本創造学会が定期的に開催するこのサロンは、
講演とワークショップの組み合わせで、創造性の開発を
実践的に強化する試みです。
今回の講演はKJ法で有名な川喜多二郎教授に師事した
元トヨタ専務の岡部聰氏が、KJ法をベースとして
アジアなどの新興国開拓を行った経験から培った
「新興国への事業展開のポイント」を解説します。
一方のワークショップは、同じく東工大在学時に
川喜多二郎先生から直接KJ法を学び、その後もAI、
知識ベースシステム、イノベーションデザイン等を研究した
北陸先端科学技術大学院大学名誉教授の國藤進氏が、
親和図法ではない本物のKJ法を演習します。
日 時:2017年3月11日(土)13:00~17:00
会 場:近畿大学東京センター 大会議室(東京八重洲口)
参加費:会員/無料 非会員/1000円 ※懇親会(希望者)実費
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/kyfk/ky2j6z3i/
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┃4┃新着掲載記事
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2月後半は、11件の解説、11件の事例、1件のQ&Aを掲載しました。
技法解説:
(1)「問題解決の基本「三現主義」」浜田金男
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1330
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1333
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1340
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1342
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1344
(2)「超実践 品質工学」鶴田明三
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1331
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1341
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1343
(3)「研究開発マネジメント」浪江一公
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1332
(4)「静電気の見える化と対策」門眞博行
http://www.monodukuri.com/gihou/article/1334
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/b6fq/ky2j6z3i/
活用事例:
(1)「プロジェクト管理の仕組み」石橋良造
http://www.monodukuri.com/jirei/article/511
http://www.monodukuri.com/jirei/article/516
http://www.monodukuri.com/jirei/article/519
(2)「物流現状把握の重要性」仙石恵一
http://www.monodukuri.com/jirei/article/512
http://www.monodukuri.com/jirei/article/514
http://www.monodukuri.com/jirei/article/517
(3)「クリーンルームのレイアウト」清水英範
http://www.monodukuri.com/jirei/article/513
http://www.monodukuri.com/jirei/article/520
(4)「環境経営を超えて」石原和憲
http://www.monodukuri.com/jirei/article/515
http://www.monodukuri.com/jirei/article/518
(5)「クリーン化による強い現場づくりとは」熊田 成人
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/bres/ky2j6z3i/
Q&A
(1)「現場人材不足への対応」(回答1件)
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/m9m3/ky2j6z3i/
会員マイページにさんが関心のある手法を登録しておけば
関連記事の新着時に連絡メールが届きます。
是非こちらからご登録ください!
http://www.monodukuri.com/members/login/
Q&Aコーナーにもどんどんご質問くださいね!
現在日刊工業新聞木曜日5面でQ&Aを転載中です。
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┃5┃技法解説#143:組織開発
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組織開発とは、組織の構成員それぞれの能力や機能が
最大限に発揮されるように、組織文化や風土などの
様々なプロセスに対して、経営トップを中心として
計画的な変革を目指して展開される活動です。
環境面では、組織の構造、報酬制度、組織文化/風土、
職務の設計、人材的には感受性の訓練、チームビルディング
などを実行して、個々人の能力の総和以上の力を発揮し、
労働成果を向上させていきます。
http://www.monodukuri.com/gihou/article_list/127
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┃6┃協賛セミナー案内
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当社で協賛しているセミナーをご紹介します。
(1)3月10日「FMEAとDRの上手な使い方」本田陽広
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/436
(2)3月13日「研究開発部門のマーケティング」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/380
(3)3月24日「分かりやすい!超実践品質工学」鶴田明三
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/470
(4)3月31日「小規模設計部門向けFTA・FMEA手順」浜田金男
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/437
(5)4月10日「実装不良発生メカニズムと最新の品質改善技術」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/431
(6)4月13日「多変量解析超入門最初の一歩」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/433
(7)4月14日「技術者・研究者のための効果的な時間管理術」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/434
(8)4月17日「すぐわかる!実験計画法の超入門 」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/438
(9) 4月19日「マーケティングの知識と活動」浪江一公
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/442
(10) 4月20日「統計学超入門セミナー(2日間)」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/416
(11) 4月24日「IoT、AI時代を泳ぎ切るための特許の基礎と勘所」
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/439
(12) 4月26日「クリーン化技術とノンクリーンルーム対応」清水英範
http://i.r.cbz.jp/cc/pl/katb9683/hma5/ky2j6z3i/
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┃7┃書籍紹介「プロフェッショナルの条件」P・F・ドラッカー著
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本書はドラッカーの過去の著作から個人の生き方と働き方という
テーマに沿ったものを抽出し、加筆・訂正を加えて、
新たに編纂したものです。
ということで、ちょっとまとまりがないのですが、
どこを読んでも生きるヒントがちりばめられています。
意外なことに、生産性向上の重要性を説くために
テイラーのIEに関する記述が延々続いたりします。
S・R・コビーの「7つの習慣」を彷彿とさせる表現も
ある中で、特に共感するところは次のような提起です。
1.強みを知り、それを活かす
2.時間を有効に使う
3.権限ではなく、貢献を重視する
4.重要なことに集中し、無駄なことをしない
日々の雑事に追われて中々思うような成果が上がらず
基本に返って中期的成長を志す革新者におススメです。
https://www.monodukuri.com/book_review/
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┃8┃セミナーDVD期末割引キャンペーンのご案内(再掲)
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期末が近づき書籍費や教育費の予算が残っているなら
気になっていたあのセミナーDVDを購入するチャンスです。
予算をさらに有効に使っていただくために、3月20日までに
2枚以上同時注文した場合に限り、全品を10%割引しています。
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│編│集│後│記│
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全国対応でサービスしているのに
ローカルの話題でどうするんだとお叱りを受けたこともありますが、
やはりこの時期サッカー開幕を避けてはいられません。
パナソニックだってガンバ大阪を支援してますし、
トヨタも莫大な資金を名古屋グランパスに提供しています。
山梨の零細企業がヴァンフォーレ甲府を応援すると
他チームのサポーターが、ものづくりドットコムを利用しないとか
そんな了見の狭い話はないでしょう(^_^)
毎年降格の最有力候補に挙げられながら
トヨタが支える名古屋が降格したJ1にしぶとく残留し、
資金の潤沢なガンバ大阪と開幕戦で引き分け、
ホーム初戦では昨年優勝の鹿島と接戦を演じた
超少予算の甲府チームには、中小企業が学ぶべきポイントが…
編集後記はビジネスの話にならないようにしているのですが
ついつい力が入ります。
ものづくりドットコムが製造業課題解決のプラットフォームとして
収益事業となった暁に、甲府のメインスポンサーとなり、
J1で優勝するのが、大きな夢です。(^_^;)
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