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イノベーションの必然性(2019/04/18配信)
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□■ ものづくり革新便り2019年4月18日号 □■
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いよいよ平成もカウントダウンです。
皆様は令和への準備ができていますか?
製造業課題解決支援Webものづくりドットコムの熊坂です。
今週月曜日に始まったWeb講座生産工学概論の課題提出で
自社内のプロセス革新が進まないというお悩みが届きました。
イノベーションは誰も必要としていなければ起きず、
誰かに役立つものであればいずれ必ず進みます。
人類(地球生命体?)始まって以来、
短期的な揺れ戻しはあっても、中長期的に見れば
イノベーションが逆行したことはありません。
誰かが必要としていたからこそ進化してきたと見るべきでしょう。
もし進まないのであれば、それは必要ないものかもしれません。
令和の時代にふさわしいものづくりプロセスですか?
ものづくりドットコム自体もプロセス革新を進める必要があり、
日夜実行に注力しています。
生産工学概論の第2回以降は、まだWeb受講申し込み可能です。
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/4777
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今号の内容
1.「人」が主役となるものづくり革新推進コンソーシアムが発足
2.新規登録専門家のご紹介
3.新着掲載記事のご紹介
4.書籍紹介「戦略的IoTマネジメント」内平直志著
5.協賛セミナーのご案内
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┃1┃「人」が主役となるものづくり革新推進コンソーシアムが発足
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日本の製造業は岐路に差し掛かっています。
その将来に既成の王道があるわけではなく、様々な試みの中から
適者生存的に成功事例が残っていくように思います。
このたび、産業技術総合研究所を中心として、
掲題のコンソーシアムの設立が発表されました。
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/i02pzzq0hvsitup6o46m9
この活動を通じて、「人」を中心に機械と協調しながら
柔軟で効率的な生産が可能になる新たな生産手法、
「匠(たくみ)の技・熟練者の経験や勘」を効率よく伝承する手法、
労働の質(QoW: Quality of Working)に着目して
各人が能力・体調に応じて能力を発揮しやすい環境や
マネジメント手法などを確立し、多様な人材が
働きながら成長する仕組みの実現を目指すとしています。
これは産学官一体で産業発展を目指して活動する
(一社)産業競争力懇談会が2017年に報告した
「「人」が主役となる新たなものづくり」の提言を具現化するもので
今後の動向が注目されます。
https://researchmap.jp/?action=cv_download_main&upload_id=169156
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┃2┃新規登録専門家のご紹介
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今月登録した栗原光技術士事務所の栗原光一郎さんは、
電子部品製造プロセス設計・開発・量産化の専門家です。
物理化学分野の固有技術に留まらず、クライアントにおける
QCDの最善解を追求し、ものづくりの本質を指導しています。
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/i02p1zq0hvsitup6p439x
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┃3┃新着掲載記事のご紹介
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4月上旬は、24件の解説、10件の事例、1件のQ&Aを掲載しました。
キーワード解説:
(1)「アロー・ダイヤグラム法の使い方」浅田潔
http://www.monodukuri.com/gihou/article/2146
(2)「 統合イノベーション戦略と人材育成」川崎響子
http://www.monodukuri.com/gihou/article/2147
(3)「業務プロセスのモデル化とシミュレーション」津吉政広
http://www.monodukuri.com/gihou/article/2148
(4)「知財経営の実践」立花信一
http://www.monodukuri.com/gihou/article/2150
(5)「品質工学の動特性における安定性評価」対馬恭吾
http://www.monodukuri.com/gihou/article/2151
(6)「クレーム対応とは」武田哲男
http://www.monodukuri.com/gihou/article/2157
(7)「技術が伝わるエンジニアになれる」亀山雅司
http://www.monodukuri.com/gihou/article/2158
(8)「技術士第二次試験対策」森谷仁
http://www.monodukuri.com/gihou/article/2161
(9)「第3のSCM: 社会変革共創」 青柳修平
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/i02pazq0hvsitup6p4X2r
活用事例:
(1)「物流BCPについて」仙石恵一
http://www.monodukuri.com/jirei/article/1324
(2)「伸びる金型メーカーの秘訣 」村上英樹
http://www.monodukuri.com/jirei/article/1327
(3)「中国企業の壁」根本隆吉
http://www.monodukuri.com/jirei/article/1329
(4)「マスターと差分によるQFDのファイル管理」津吉政広
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/i02pezq0hvsitup6p4mYW
Q&A:
(1)「稼働率と可動率の違い」(回答5件)
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/i02pfzq0hvsitup6p45aY
質問投稿(無料)はこちら!
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┃4┃書籍紹介「戦略的IoTマネジメント」内平直志著
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本書は、北陸先端科学技術大学院教授で東京サテライト長である
著者による、最新版IoTビジネス総合解説書です。
インターネットとセンシング技術の発達により、IT社会は
サーバーだけでなくあらゆる物体を相互に接続し始めています。
ただしその様相はまだ混沌としており、
どのあたりに落ち着くかの見極めが難しいと感じます。
本書は、技術面ではなく事業化の観点で、IoTの最新状況と
中小から大企業までの豊富な事例を示し、
難しいながらも、オープンイノベーションの
標準的な開発手順の設定に挑戦しています。
IoTは分かったけど、当社はいったいどうすればいいの?
という様子見の方々、そしてIoT導入担当者におススメです。
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/i02phzq0hvsitup6p4MZU
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┃5┃技術・生産系協賛セミナーのご案内
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当社で協賛しているセミナーをご紹介します。
【管理技術セミナー分野別まとめページ】
・技術マネジメント
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/141
・事業戦略
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/109
・知的財産
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/90
・品質マネジメント
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/107
・生産マネジメント
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/115
・信頼性・FMEA
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/55
・安全規格
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/178
・人財教育
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/i02ppzq0hvsitup6p4gUi
【固有技術セミナー分野別まとめページ】
・電気・電子技術
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/147
・高分子・樹脂・有機化学
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/193
・化学技術
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/149
・自動車技術
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/195
・機械技術
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/i02puzq0hvsitup6p4tRw
・機械学習・ディープラーニング
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/201
・AI・人工知能
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/191
・半導体技術
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/194
・応用物理
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/204
・金属・無機材料技術
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/150
・食品技術
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/200
★上記の他にも21社1571件のセミナーから、開催月、開催エリア、
フリーワードで、横断的なスマート検索が可能です。
https://seminars.monodukuri.com
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│編│集│後│記│
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MOT大学院生時代の母校である東京農工大学で、
夏休みの集中講義「技術経営入門」を担当することになりました。
文系の山梨学院大学経営学部での講義とは違い、
理系の履修者に合わせた実践的な内容で、
15コマのうちの6コマはグループ演習としました。
さらに5日間それぞれ別のゲスト講師を産業界から招聘し、
わたし自身も理解を深めようという欲張った企画です。
多くの後輩たちが技術の事業化に関心を持って、
これからの産業界で実践してほしいものです。
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