メールマガジン バックナンバー
メルマガ購読希望者はこちらから会員登録をお願いします。
ウィルスの災いを転じて福にする(2020/02/20配信)
■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
ものづくり革新便り2020年2月20日号
■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
春一番の便りも聞こえてくる今日このごろ、
皆様はいかがお過ごしですか?
前回メールからの2週間で世界が大きく変化しました。
言わずもがなCOVIT-19の感染拡散であり、
多くの人が集まるイベントが中止、延期を余儀なくされています。
これによる消費の減退、さらにはサプライチェーンの分断が
皆さんのお仕事へも影響してくる可能性が大きいでしょう。
当社で案内している技術・生産セミナーにも
遠隔受講の問い合わせが増えてきました。
日頃の慣習を変えることはなかなか難しいものですが、
これを機会として多方面でIT利用が加速する予感がします。
さて前回ご案内した利用者アンケートに、
大勢の方にご協力いただき誠にありがとうございました。
ご回答いただいた方を対象に抽選を実施し、
当選された方には別途support-rc@cross-m.co.jpからのメールにて
Amazonギフト券を2月下旬から3月上旬発送を予定しております。
このアンケート結果を活かして、さらなるサービスの向上に努め、
皆さんに役立つ情報を提供して参ります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
今号の内容
1.創造学会クリエイティブサロンのご案内
2.日本カイゼンプロジェクトのご紹介
3.新着掲載記事のご紹介
4.キーワード解説#180 半導体技術
5.注目セミナー分野のご案内
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃1┃創造学会クリエイティブサロンのご案内
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本創造学会では、アイデア創発につながる講演会と
ワークショップを組み合わせたクリエイティブ・サロンを
定期的に開催しています。
今回第1部では、元ソニーで商品を企画されていた田村氏が
前例のない新しい商品/サービスを市場に乗せる方法を紹介した後
奇想天外なアイデアを題材にして、商品コンセプトと必需客層を
特定する演習を実施した上で、その具体的普及策を討議します。
第2部では知識科学専門の川路氏が、アイデア発想法として
近年活用普及が目覚ましい「ブレインライティング」の
過去・現在・未来を俯瞰したのちに、参加者各々に適した
活用法について議論します。
主催:学術研究団体 日本創造学会
行事名:第63回クリエイティブ・サロン
開催日時: 2020年3月7日(土) 15:15-17:50
第1部:「新興商品企画法(FALO)の解説とワークショップ」
講師 :田村新吾氏(日本創造学会会長・ワンダーワークス代表)
第2部:「ブレインライティングの過去・現在・未来」
講師 :川路崇博氏(日本創造学会理事・久留米大学准教授)
会場 :東京海洋大学越中島キャンパス1号館1階114教室
(JR線京葉線・武蔵野線 越中島駅2番出口から徒歩2分)
参加費:会員無料 非会員1000円 ※懇親会(希望者)実費
詳細・申込み:https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/j08iqpp04x8wi723eysHQ
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃2┃日本カイゼンプロジェクトのご紹介
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一般社団法人日本カイゼンプロジェクトは、
ものづくりドットコム登録専門家である柿内幸夫氏を中心とし、
様々な改善の実行を通じて日本をさらに良くすることで
より良い人生を送ることを目的に設立された団体です。
会員相互のビジネスマッチングから問題・課題解決、情報提供、
そしてそれらの基礎となる勉強会などを開催しており、
ものづくりドットコムとの親和性が高いことから
当社代表もアドバイザーを務めています。
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/j08irpp04x8wi723eyx9n
新型ウィルスの影響で、3月13日に予定されていた春の総会は、
残念ながら延期となってしまいましたが、
今後の活動拡大が大いに期待されます。
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃3┃新着掲載記事のご紹介
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1月上旬は、23件の解説、7件の事例、1件のQ&Aを掲載しました。
・キーワード解説から、おススメの2件はこちらです。
(1)「顧客の声を掴むヒアリングの方法」石川朋雄
製品開発上でヒアリングする目的は製品の要求品質を掴むためですが、
営業任せで製品開発に繋がらないヒアリングになりがちです。
そうならないためには、開発担当者を中心に、設計、試作、
品質保証部門も含めて横断的にプロジェクトチームを作って
顧客に接近することで、多角的に組織内情報共有することです。
当記事では顧客データ収集とヒアリング方法を解説します。
http://www.monodukuri.com/gihou/article/2609
(2)「受注生産型部品加工工場の生産管理システム」本間峰一
近年の国内ものづくり現場は人手不足が深刻化しており、
エクセルや工程追っかけマンによる管理だけでは、
納期変更や製造遅れに追いつかない状況に陥ります。
こうした問題に直面した部品加工工場で、生産管理システムを
効果的に活用活用する方法について多角的に解説します。
http://www.monodukuri.com/gihou/article/2612
・活用事例からのおススメ
(1)「ISO9001を運用するねらいとは」本多貴治
IATF16949取得企業の供給者にISO9001認証取得が要求されると、
自動車産業分野では、ISO9001認証に取り組む企業が増えると
予想されます。
ISO9001を認証取得した現場を訪問して気づいた課題を挙げて
ISO9001運用のねらいを解説します。
http://www.monodukuri.com/jirei/article/1547
新規のQ&Aはこちら
(1)「L9直交表の交互作用」(回答2件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/458
★個別の公開質問投稿(無料)はこちらです!
https://www.monodukuri.com/qa
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃4┃キーワード解説#180 半導体技術
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
半導体は産業の米とも言われ、今やあらゆる電子製品に利用され
多くの機能を実現するキーデバイスです。
半導体技術は、その設計から生産までの固有技術であり、
半導体生産はウェハーと呼ばれる基板上にフォトリソグラフィ工程で
回路パターンを形成する前工程と、チップに切り分けてパッケージに
封止して特性を検査する後工程に大きく分かれます。
18ヶ月ごとに2倍というムーアの法則に従って集積度が上がるにつれ、
半導体価格あたりの性能が向上していくため、世代毎に競争優位が
変化してきた歴史があり、設定した半導体技術ロードマップに沿って
開発と設備投資を進める必要があります。
https://www.monodukuri.com/gihou/article_list/194
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃5┃注目セミナー分野のご案内
┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
最近注目されているセミナー分野をご案内します。
【化学技術のセミナー】
化学技術は混合、加熱、加圧、電圧付加などによる化学反応や
各種の物理的操作により、有用な物質やエネルギーの生成、
物質の有害性低減などを実現するための技術の総称です。
原料から目的物質まで各段階の物質と反応の特性、
それらプロセスの実際の操作や設備、エネルギーに関わる
電気化学や熱化学、物質の化学的組成を知るための分析化学などの
セミナーを掲載しています。
また化学物質や生産過程の安全性と関連法規制や、
新たな特性を持った素材を生成するナノ構造化学、
人工知能を応用した物質探索などのセミナーも見逃せません。
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/149
【企業法務のセミナー】
私たちの社会では、様々なことが法律で規定・規制されています。
製造業でも企業組織そのものの成り立ちに始まって、
企業活動の各段階でのヒト・モノ・カネ・情報のマネジメント、
製品や原材料、生産設備などの仕様・性能・品質・運用、
そして市場での流通やアフターフォロー、廃棄・リサイクルまで、
全ての活動を法律の枠組みの中で行う必要があります。
ものづくりに関する各種契約の考え方と実務、法律の
具体的な内容と対応ポイント、法律違反行為や各種トラブル、
訴訟・係争への対応、海外の法規制などを、弁護士など
専門家が解説するセミナーを多数紹介しています。
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/j08izpp04x8wi723eyOlO
★上記の他にも22社1395件のセミナーから、開催月、エリア、
関心キーワードで、横断的なスマート検索が可能です。
⇒ https://seminars.monodukuri.com
┌─┬─┬─┬─┬--------------------------------------
│編│集│後│記│
└─┴─┴─┴─┘
会社を早期退職した翌2010年から、
地元の山梨学院大学で1講座だけ担当していましたが、
ちょうど丸10年という区切りも良く
この期末で退任することとしました。
当初は「ものづくり経営論」、5年目からは「技術経営論」
人に教えることが一番の勉強とはよく言ったもので
自らの知識体系を整理する非常に良い機会でした。
今後は別の場で後進の若者たちに
知識と経験を伝えてまいります。
●--------------------------------------------------●