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ChanceはChallengeから(2020/03/18配信)
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□■ ものづくり革新便り2020年3月18日号 □■
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春の不安定な気候が繰り返す今日このごろ、
皆様はいかがお過ごしですか?
日常の挨拶がすっかりウィルス関連になっています。
感染が欧米にも広がったことで、健康面だけでなく、
経済への影響が顕著になってきました。
当初は主に観光、交通、外食といった交流産業ですが、
サプライチェーンの乱れや景気全体の低下ムードは
我々ものづくり業界にも波及しつつあります。
しかし以前もここで紹介したように
「Change」は「Chance」と隣り合わせです。
既成の枠組みが揺らぐ時は、平常時には困難な挑戦が
実現する確率が高まるからです
皆さんのプロセス革新への「Change」と「Challenge」を
全面的に応援して参ります。
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今号の内容
1.Webセミナーのご案内
2.新規登録専門家のご紹介
3.新着掲載記事のご紹介
4.書籍紹介「カイゼン4.0」柿内幸夫著
5.注目セミナー分野のご案内
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┃1 ┃Webセミナーのご案内
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緒言で書いたようにウィルスの関連で、多人数が集まる会合や
研修の開催や参加が難しくなっています。
申し込んで開催を心待ちにしていたセミナーに、
会社から参加禁止の指示を受けた方もいるでしょう。
そこでものづくりセミナー案内コーナーに
「Webセミナー」のチェックボタンを設置しました。
https://www.monodukuri.com/seminars
会社から外出禁止令が出ていようと、テレワークで
自宅勤務だろうと、どこでも学習が可能です。
今日時点ではこんなテーマがあります。
(1) 3月24日「カイゼン社内勉強会の進め方」大岡明
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/10886
(2) 3月31日「技術者を育てる現代版教育体系の作り方」熊坂治
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/6979
(3) 4月7日-7月21日「生産工学概論」熊坂治
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/4777
(4) 随時「企業向け生産管理研修」本間峰一
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/11045
今後タイトル数を続々と増やしていきますので、ご期待下さい。
また、ご希望のテーマに極力対応しますので、ご相談をお待ちします。
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┃2 ┃新規登録専門家のご紹介
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今月新規登録されたドリームIT研究所の木村礼壮さんは、
企業戦略・方針に適合し、顧客要求に応える製品企画の専門家です。
ビッグデータ解析を含むメソドロジーをプログラムに集約し、
仕様変更に悩む企業の企画策定作業を一気に効率化します。
https://www.monodukuri.com/specialists/profile/254
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┃3 ┃新着掲載記事のご紹介
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3月上旬は、28件の解説、7件の事例、3件のQ&Aを掲載しました。
キーワード解説から、お勧めの2件です。
(1)「技術士第二次試験対策:分かりやすい答案で合格に」森谷仁
先週技術士試験の合格発表があり、悲喜こもごもの風景が見られました。
来年の技術士第二次試験に向けて、問題と解答の事例を挙げながら
分かりやすい答案とは何か、合格に近づくにはどうしたら良いかを
解説します。
http://www.monodukuri.com/gihou/article/2657
(2)「企業間取引のデジタル化:中小企業共通EDIとは」本多貴治
働き方改革・生産性向上が叫ばれながら、一向にその打開策は見出さ
れず中小企業の管理職からは「結局、俺たちがさらなる疲弊した日常を
強いられる」とのボヤキ節が呟かれています。手を打つべき策の一つと
して中小企業共通EDIについて解説します。
http://www.monodukuri.com/gihou/article/2662
活用事例から注目の1件はこれ
○「ピンチをチャンスに変えるアイディアを模索する」川崎響子
昨今の新商品開発では、ペルソナ設定を活用するケースが多いようです。
今回の新型コロナウィルス状況下におかれる自分自身、もしくは
近しい家族をペルソナとして設定し、現在の不満・不便を題材に
課題解決するアイディア創造を事例で解説します。
http://www.monodukuri.com/jirei/article/1560
Q&A:
(1)「パンデミック発生対応のBCPとは」(回答1件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/460
(2)「コアツールについて」(回答1件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/462
(3)「実験計画法について」(回答1件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/463
★個別の公開質問投稿(無料)はこちらです!
https://www.monodukuri.com/qa
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┃4 ┃書籍紹介「カイゼン4.0」柿内幸夫著
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本書は、全国の工場現場の改善を30年近く指導してきた
日本カイゼンプロジェクト会長が世に問う次世代のカイゼン論です。
著者によれば、個人・職場のカイゼンが1.0、複数職場の協働が2.0、
部門横断的なカイゼンが3.0であるの対し、カイゼン4.0は
社長を含めた全部門の全階層がフラットに真の問題を扱う
全組織協働型のカイゼンです。
そこではプロダクト・アウトからマーケットインに進化してきた
ものづくりは、顧客・個客が感じる付加価値にフォーカスした
ユーザーインに昇華します。
しかし現代の組織でそれを阻む要因として(1)組織の壁、
(2)学びの場縮小、(3)少子高齢化環境でのICT活用を挙げます。
元々日本の文化だったはずのワイガヤが崩れているのです。
本書では、意識的にカイゼン4.0を達成する方法論と、
具体的な5社の事例が丁寧に紹介されていきます。
カイゼン活動を進めているにも関わらず、本質的な経営課題が
なかなか解決しないとお悩みの経営幹部におススメです。
著者の柿内氏とのものづくり対談動画を公開しました。
https://www.youtube.com/watch?v=eXKilwOKcD8
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┃5 ┃注目技術セミナー分野のご案内
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最近注目されているセミナー分野をご案内します。
【QC7つ道具のセミナー】
QC7つ道具は品質管理(QC)のために現象を数値化・定量化して
分析する手法の体系で、パレート図、特性要因図、グラフ、
チェックシート、ヒストグラム、散布図、管理図の7つのツールが
あります。(グラフの代わりに層別が入ることもあります)
図表にして可視化することで誰でもやさしく問題点を
理解できるのが特徴で、ものづくりプロセスの品質管理や
業務小集団活動(QCサークルなど)、それらを包括する
TQM活動はもとより、各種業務や日常生活のさまざまな問題点の
共有と解決に幅広く活用できます。
QC7つ道具の基礎と実践方法を、演習なども交えて学べるセミナーを
多数紹介しています。
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/116
【光学技術のセミナー】
光学技術は、光の振舞い(透過、反射、屈折、偏光など)および
他物質との相互作用に関する技術です。
光学材料、レンズ加工、光学部品の表面処理、カメラや計測器など
光学機器の設計、照明工学などの伝統的分野から、量子光学、
フォトニクス(光エレクトロニクス)、メタマテリアルなどの
最新分野まで広がりを持ち、物理学をはじめ電子技術、材料技術、
情報技術、化学技術などとも相互に関連しあっています。
光学技術の基礎から光学材料の特性や加工、光学機器・ディスプレイ・
センサなどの製品技術、さらには上記新分野の技術まで、
各種のセミナーを掲載しています。
https://www.monodukuri.com/seminars/summary/192
★上記の他にも22社1362件のセミナーから、開催月、エリア、
関心キーワードで、横断的なスマート検索が可能です。
⇒ https://seminars.monodukuri.com
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│編│集│後│記│
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Webカメラを3脚に取り付ける良い方法が見つからず
ふと気づいて、1/4インチねじ切り用のタップを購入し
自分で加工したところ、見事にねじ穴ができました。
中学生時代、個人事業で小さな鉄工所を営んでいた父親に
教えてもらったタップ加工のノウハウを思い出し自画自賛(^^)
こういう時は自分に技術者の血を感じます。
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