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コロナ禍で進んだDX、2021年は定着に向けたDX元年 その最新動向とは?(2021/06/10配信)
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□■ ものづくり革新便り2021年6月10日号 □■
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今号の内容
1. 知ってほしい!SDGs啓発活動
2. 「第29回品質工学研究発表大会(オンライン)」ご案内
3.注目技術セミナー分野のご案内「機械学習、人間工学ほか」
4.新着・注目オンデマンドセミナーご紹介
5. 協賛セミナーのご案内
6. 新着掲載記事のご紹介
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連日暑さが続き、まだ体が慣れておりませんが、
皆様はいかがお過ごしですか?
このほど、政府から2021年版「ものづくり白書」が発表されました。
新型コロナウイルスの感染拡大から、わが国の製造業を取り巻く環境は
急速に変化し「ニューノーマル」に突入しています。
こうした現状を踏まえ「サプライチェーンの強靭(じん)化」、
「カーボンニュートラル実現」、「デジタル化」の 3 つの観点から官民の
最新動向が分析されています。
特に、デジタル化への移行を可能にするには、ITに長けた人材の確保が
必要になってきます。これまでの日本の製造業の強みだった“匠の技”という
アナログ要素を、どうやってデジタル化するのか、また、共存させていくのか、
さらに、不確実性が高い世界でも安定した供給を行うための
サプライチェーンリスク管理の必要性など、日本の製造業の現状認識や
将来予測、戦略などが書かれていますので、
一読されてみてはいかがでしょうか。
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┃1┃知ってほしい!SDGs啓発活動
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当社でも解説記事や・事例・セミナーで紹介しているSDGsですが、
なかでも目標12の「つくる責任 つかう責任」は、多くの国内企業が環境に
配慮した製品やビジネスモデルを展開しています。
そんな中、今回はSDGs宣言前からすでにさまざまな環境問題などに
取り組むシャボン玉石けん(福岡県北九州市)を紹介いたします。
同社は、環境問題解決に向けた取り組み以外に、小学校での出前授業や
オンライン工場見学で、無添加石けんへの
こだわりや環境問題についての普及・啓発活動を進めています。
また、1999(平成11)年には石けん業界初となるISO14001を取得。
さらに2007(同19)年からは一部、工場の電力を太陽光発電で賄うほか、
翌年からは、石けんの製造過程で使われるボイラーなどのガスは
天然ガスを使用するなど、環境に負担が掛からない資材の導入も
始まっています。
その他、同社の詳しい取り組みについては下記リンクからご覧ください。
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00iujq0tycpg3x15tWwn
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┃2┃「第29回品質工学研究発表大会(オンライン)」ご案内
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一般社団法人品質工学会(椿 広計会長)は6月24、25両日、
2年ぶりに「品質工学研究発表大会」を開きます。
昨年はコロナウィルスの影響から中止されましたが、
今年はオンラインでの開催です。
「ITとの結合で進化する品質工学」をテーマに、
当社オンデマンドセミナーでもお馴染み、椿会長の基調講演はじめ、
国内を代表する企業技術者らが集い、実務に参考となる事例が
発表されます。
名称: 第29回品質工学研究発表大会
会期: 6月24日(木)、25日(金)両日、午前9時半~午後5時半
参加費: 正会員:10,000円、学生会員:3,000円、非会員:20,000円、
学生非会員:6,500円
詳細・お申し込み: https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00ivjq0tycpg3x15t9JU
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┃3┃注目技術セミナー分野のご案内「機械学習、人間工学ほか」
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【機械学習・ディープラーニングのセミナー】
機械学習は人工知能(AI)の中核的技術で、センサやデータベースなどで
得たデータの解析から規則性を見出してモデル化し、アルゴリズムを
発展させる情報処理技術です。
ディープラーニングは機械学習手法の一つで、
多層のニューラルネットワークによって、より深層の学習を行います。
機械学習・ディープラーニングの基礎知識をはじめ、最新技術の紹介から、
具体的な使い方の解説・演習など、受講者の段階と目的に合わせた
セミナーを紹介しています。
また生産現場における異常検知、材料開発のための
マテリアルインフォマティックス、自動車の自動運転に代表される
製品機能向上など、応用展開のセミナーも多数あります。
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00iwjq0tycpg3x15twWG
【人間工学のセミナー】
人間工学は人間の体の動きや感覚・知覚を科学的に把握・分析し、
製品の新たな機能創出や性能向上、安全性の確保などに
役立てようとする技術体系です。
各種製品技術の高度化・複雑化にともない、それらと実際に
使用する人間との橋渡しとして重要性が高まっています。
人間の感性のメカニズムと製品開発への応用、身体状態や
感覚の計測・定量化技術、製品と人間をスムーズにつなぐ
ヒューマンインターフェース技術、ゲームなど身近なところでも
応用が進むVR/AR、高齢化社会・共生社会に欠かせない
バリアフリー・ユニバーサルデザインなど、各種セミナーを
掲載しています。
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00ixjq0tycpg3x15tnMr
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┃4┃新着・注目オンデマンドセミナーのご案内
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オンデマンドセミナーは140件となり、日々拡充中です!!
複数申込み割り引きも好評です。
⇒ https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00iyjq0tycpg3x15tUoH
(1)加工法を考慮した図面の書き方[3本分セット]森内 真
機械加工の知識と設計の知識を解説!
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00izjq0tycpg3x15t1BV
(2)「機能するCSIRT作りの要点をお伝えします」吉川 博晴
初動ルーチンについて詳細に説明します。
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00i0jq0tycpg3x16tSC1
(3)「クリエイティブテクニックを学び課題解決に活かす」高橋 誠
技術者として課題解決力を高めたい方向けのセミナーです!
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00i1jq0tycpg3x16tTKE
(4)「幾何公差の基本~設計意図を正しく伝える」 折川 浩
幾何公差の基本と使用法を学び、活用ノウハウを習得!
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00i2jq0tycpg3x16tqfV
(5)「統計的工程管理入門」小田 愼吾
Xbar-R管理図を基本とした統計的工程管理について解説!
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00i3jq0tycpg3x16tCeM
(6)「ISO9001、IATF16949の収益向上への活用法」小田 愼吾
ISO9001・IATF16949の効果的活用法のポイントを解説!
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00i4jq0tycpg3x16tD5j
(7)「目からウロコの調達物流改善」仙石 恵一
JIT(ジャストインタイム)調達とJIT輸送両立の秘訣を解説!
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00i5jq0tycpg3x16t4bC
(8)「今すぐ実践!ポカヨケ」松田 龍太郎
今すぐ実践でき、効果のあるポカヨケを事例とともに紹介!
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00i6jq0tycpg3x16thwA
(9)「日出ずる国のIoT~21世紀の“和魂洋才”」坂東 大輔
短時間に密度濃く、IoTに関する本質的な知識を解説!
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00i7jq0tycpg3x16tZJp
(10)「現場カイゼン5.0セミナー」大岡 明
スマート工場化など進める工場で取り組む現場カイゼンを紹介!
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00i8jq0tycpg3x16t4sq
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┃5┃協賛セミナーのご案内
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(1) 6月15日「パテントマップの作成と活用ノウハウ」八角 克夫
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00i9jq0tycpg3x16tzEG
(2) 6月17日「ムダとりへの挑戦」松田 龍太郎
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00iajq0tycpg3x16tEI2
(3) 6月18日「革新的テーマの創出に求められる研究開発」川崎 響子
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00ibjq0tycpg3x16tla8
(4) 6月18日「シリコーンの基本知識と高機能化の応用」平山 中
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00icjq0tycpg3x16teYP
(5) 6月21日「医療機器設計開発プロセス 基礎講座」 居原 範道
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00idjq0tycpg3x16tIVL
(6) 6月22日「新規事業創出に向けたイノベーションへの公式」藤井 隆満
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00iejq0tycpg3x16t3im
(7) 6月23日「物流の基本と現場改善の進め方」 仙石 惠一
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00ifjq0tycpg3x16tHq6
(8) 6月23日「R&D現場のためのチームマネジメント」 平木 肇
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00igjq0tycpg3x16tROG
(9) 6月23日「化粧品の製造管理と品質管理の効果的な運用」深澤 宏
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00ihjq0tycpg3x16tKAy
(10) 6月24日「薄膜技術の高度化と素材・デバイスへの応用」大薗 剣吾
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00iijq0tycpg3x16tOGT
(11) 6月24日「自動車分野のプラスチックリサイクル動向」高原 忠良
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00ijjq0tycpg3x16t3US
(12) 6月25日「事例で学ぶビジネスデータサイエンス入門」高橋 威知郎
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00ikjq0tycpg3x16tmeT
(13) 6月28日「成果につなげ、失敗しないデザインレビュー」粕谷 茂
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00iljq0tycpg3x16t2bA
(14) 6月29日「技術ロードマップ作成入門と実践的活用法」出川 通
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00imjq0tycpg3x16tRK5
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┃6┃新着掲載記事のご紹介
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5月下旬は、11件の解説、5件の事例、1件のQ&Aを掲載しました。
キーワード解説から、お勧めの2点です。
(1) 「生産現場の改善:改善のヒント」松田 龍太郎
個々で持っているカンやコツといった「数値化できない」、
「文章化できない」といった、これまで伝えることのできなかった
ノウハウ(暗黙知)を見える化し、組織としてそれを最大限に活用する
ことが、改善を継続させていく原動力として非常に大切です。
記事では、組織として共有化された知識=「組織知」の重要性に
ついて解説しています。
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00injq0tycpg3x16tZ4N
(2) 「商品企画七つ道具の手法の経緯、変遷」石川 朋雄
商品企画七つ道具は、1995年に商品企画のシステム化を目
的に考案された手法です。TQC(全社的品質管理)のパラダ
イム構築を目指し、商品企画とマーケティング課題を研究し
消費者が望む商品ニーズを捉え、優れた商品コンセプトを開発する
手法を構築することを目標としました。
記事では、商品企画七つ道具の手法の経緯、変遷について、
解説しています。
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00iojq0tycpg3x16tH5v
活用事例からです。
(1)「物流倉庫の改善に取り組もう」仙石 恵一
物流倉庫の改善に取り組むシリーズの第1回は、倉庫の
レイアウト改善がテーマです。物流作業は倉庫のレイアウトに動線が
大きく左右されるといった特徴があります。
みなさんも「普段使っている倉庫レイアウトのスペースがムダだな」と
感じられたこともあるかと思います。。
例えば、工程と工程が離れた配置設計を行うなど、レイアウトが悪いと、
永遠にその間では運搬のムダが発生してしまいます。
記事では、レイアウトの改善方法について事例を交え解説しています。
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00ipjq0tycpg3x16t1j5
Q&Aからは次の1件を紹介します。
○「実験計画法から、次の試験結果を予想」(回答2件)
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00iqjq0tycpg3x16tH8T
★個別の公開質問投稿(無料)はこちらです!
https://k.d.combzmail.jp/t/l07x/k00irjq0tycpg3x16t8X3
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│編│集│後│記│
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私がキャンプのお供として必ず持っていくものの中に、
「きのこの山」と「たけのこの里」があります。
1975(昭和50)年から製造・販売され、今や国民的お菓子として
不動の地位を築いたブランドですが、1990年後半に「きのこの山」の
売り上げが低迷していた事実を先日、初めて知りました。
そこで、2001(平成13)年、売り上げ不振の打開策として、
取られたブランディングは、永遠のライバル「たけのこの里」との好みを
消費者に問う「きのこたけのこ選挙」だったそうです。
結果はたけのこの里が勝利しましたが、消費者が一度は話したことが
ある“どっち派?”という話題をヒントに見事、V字回復を果たし、
今では、両製品を合わせた売り上げは年間220億円だそうです。
ちなみに、私は甲乙つけられないため、いつもアソートを購入しています。
会員のみなさんは「きのことたけのこ」どっち派ですか?
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