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WC敗戦にめげず元気を出しましょう!(2014/06/18配信)
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□■ ものづくり革新便り2014年6月18日号 □■
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ものづくり革新ナビゲーターの熊坂です。
私はこのところちょっと元気がありません。
その理由はワールドカップ緒戦の敗北です。
皆さんは大丈夫ですか?
まだ予選突破の可能性はありますが、
後半途中までリードしていただけに精神的ショックが残ります。
キックオフ前の選手の表情を見ると明らかに緊張していて
なでしこたちの明るい様子とは対照的でした。
ザッケローニ監督の采配(特に終盤)も
練習で試さなかった陣形を取ったり、
大会の魔力にやられてしまったのかもしれません。
とはいえ、仕事とサッカーは別物です。
試合後の日本人のゴミ拾いが世界中の賞賛を浴びました。
この行動を取れるのは世界でも日本だけではないでしょうか。
私たちには自分でも気づいていない長所がまだまだあります。
サッカーは日本選手の健闘を祈り応援し、
私たちは世界ランキング1位であるものづくりで、
世界の強豪と戦いましょう!
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今号の内容
1.経営特訓トライアルゲーム体験記
2.品質工学会研究発表大会のご案内
3.もうすぐ設計・製造ソリューション展
4.新着掲載記事
5.メルマガ紹介 「グローバル・エイジ」
6.技法解説#78:マトリックス図法
7.共催・協賛セミナーのご案内
8.書籍紹介「問題解決手法の知識」(高橋誠)
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┃1┃経営特訓トライアルゲーム体験記
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先週土曜日に経営特訓士協会主催のトライアルゲームに参加してきました。
経営を仮想体験できるとあって、一応経営者である私も期待が膨らみます。
4人で順番に設備を購入したり、人を採用したり、材料を購入したり。
サイコロでコマを進めて、マークされたマスに当たるとリスクカードを引き
火事にあったり、従業員が辞めたり、クレームが発生したり、
まさに一寸先は闇ですから、それらのリスクに備える必要もあります。
初めてなので、決定の結果がどうなるかはやってみないと分かりません。
何順かして雰囲気が分かってきたころに終了。
原価計算やPL/BSなどの作り方も演習しました。
習うより慣れが大事なのは、他の手法とも共通します。
短時間だと投資しても回収に至らない事が良く理解できました。
次は丸一日かけて5期分くらいやってみたいものです。
また私の事業は在庫や原価の概念が重要ではないので、
サービス系やIT系のゲームもあったら面白そうです。
皆さんも是非トライしてみて下さい。
http://keiei-tokkunshi.jp/ktg01.html
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┃2┃品質工学会研究発表大会のご案内
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例年6月に開催されるこの大会ですが、今年は26,27の両日
大井町駅前のきゅりあんが会場で、
例年通り100件を超える企業事例や、
新たな研究成果、提案が発表されます。
もう10年近く毎年参加していますが、
他の学会と違って企業関係者がほとんどで、
熱い意見交換を見聞きする事ができ、
期待を裏切られたことがありません。
今年もトヨタ、マツダ、三菱電機、リコー、富士ゼロックス、
花王、IHI、TOTO、YKKなど
広い業種からの発表が楽しみです。
会場でお会いしましょう!
http://www.qes.gr.jp/meeting/qes2014info.html
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◆◇◆◇「品質工学 白熱教室」を全国主要都市で特別開催◆◇◆◇
いまこそ「品質工学」を使いこなせ!
こうすれば開発効率の大幅アップ&市場品質の劇的改善が可能に!
◆◇今すぐ無料招待状のお申込みを!(先着順に締切ます)◇◆
http://jipms.jp/news/2014/04/20140425.html
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┃3┃もうすぐ設計・製造ソリューション展
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国内最大級のものづくり関連展示会で、機械要素技術展、
医療機器開発・製造展、3Dバーチャルリアリティ展が併設されます。
2000社を超える出展者の展示物もさることながら、
専門セミナーの講師陣が超豪華で、トヨタ、日産、本田、マツダの
自動車勢やパナソニック、ファナック、オムロンなど産業界の雄が
独自のものづくり革新の取組みを報告します。
前項の品質工学会と毎年日程が重なって個人的に困るのですが、
重ならない25日に少しだけでも出かけてみるつもりです。
http://www.dms-tokyo.jp/
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┃4┃新着掲載記事
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6月前半は、13件の解説と1件の事例を新たに掲載しました。
解説:
(1)「技術マネジメント、QFD」粕谷茂
http://www.monodukuri.com/gihou/article/358
http://www.monodukuri.com/gihou/article/364
http://www.monodukuri.com/gihou/article/372
(2)「ステージゲート法」浪江一公
http://www.monodukuri.com/gihou/article/360
(3)「実験と直交表」熊坂治
http://www.monodukuri.com/gihou/article/361
http://www.monodukuri.com/gihou/article/368
(4)「商品企画」石川朋雄
http://www.monodukuri.com/gihou/article/362
http://www.monodukuri.com/gihou/article/370
(5)「サプライチェーンマネジメント」今岡善次郎
http://www.monodukuri.com/gihou/article/363
http://www.monodukuri.com/gihou/article/367
(6)「クリーン化」清水英範
http://www.monodukuri.com/gihou/article/365
(7)「外注依頼の経済性など」近江良和
http://www.monodukuri.com/gihou/article/366
(8)「利益視点のサプライチェーン経営」青柳修平
http://www.monodukuri.com/gihou/article/369
事例:
(1)「半導体産業に見るマーケティングの失敗事例」浪江一公
http://www.monodukuri.com/jirei/article/103
会員マイページに関心のある手法を登録しておけば
関連記事の新着時に連絡メールが配信されますので、
是非ご登録ください。
http://www.monodukuri.com/members/login/
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┃5┃メルマガ紹介 「グローバル・エイジ」
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ものづくりの国際的な競争力向上をコンサルティングする
株式会社ニューチャーネットワークが月2回配信するメルマガです。
精鋭コンサルの執筆による新事業開発、経営論、リーダー論、
技術論など、その時代に即した書下ろしの記事が充実しています。
技術系管理職、経営者の皆さんにお勧めです。
http://www.nuture.co.jp/archives/globalage
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┃6┃技法解説#78:マトリックス図法
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マトリックスとは縦横すなわち行と列からなる構造であり、
マトリックス図法とは、ある事象を表現する二つの特性を
縦横の表形式に配置することで問題点を多面的に把握し、
その解決に役立てる方法です。
二つの項目の関連度合いを◎○△などと記入してゆく事で、
問題の分布状況や全体像が理解しやすくなります。
項目の選び方が重要ですので、連関図や系統図などを利用して
重要項目を選択します。
QFDの品質表も、顧客要求(VOC)と品質特性を2軸とした
マトリクス図の一種と言えます。
http://www.monodukuri.com/gihou/article_list/17
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┃7┃共催・協賛セミナー案内
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当社で協賛しているセミナーを紹介します。
(1)6月18日「『社員重視のマネジメント講座』ご紹介セミナー」末吉進
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/91
(2)6月23日「アセアン(ASEAN)学習塾セミナー」坪井萬義
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/49
(3)6月25日「R&Dテーマ評価の基礎知識」浪江一公
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/74
(4)7月 3日「経営者のための「事業計画作成セミナー」 」中村大介
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/96
(5)7月 3日「自社保有技術の棚卸しベーシックセミナー 」城田靖彦
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/95
(6)7月10日「技術の価値を最大化するイノベーション戦略 」平木肇
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/87
(7)7月16日「抽象化思考力の磨き方ワークショップ 」粕谷茂
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/97
(8)7月23日「現象の分析で自然に出て来る「物語図化法」」古謝秀明
詳細未公表
(8)7月30日「売れる製品アイデア創出ワークショップ」石川朋雄
詳細未公表
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┃8┃書籍紹介「問題解決手法の知識」(高橋誠)
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問題解決の本は比較的多数出版されています。
それだけ社会的需要が多いからだと言えるでしょう。
本書は大学時代から50年に渡って創造的な問題解決を研究、実践してきた
創造開発研究所の高橋所長が、アイデア発想を中心に執筆したものです。
ここでは問題の解決手順として、発散→収束と言う原則を示したうえで
それぞれの合計22技法を丁寧に解説しています。
現在抱えている問題を、確実に解決したいあなたにお勧めの一冊です。
http://www.nikkeibook.com/book_detail/01341/
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│編│集│後│記│
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6月5日に日本工業大学MOTの講義「オペレーションマネジメント」の
一コマをゲスト講義する機会がありました。
フロントローディング開発周辺の内容で、VEや品質工学を説明したのですが、
学生は全員社会人で技術系の職種がほとんどのため、
講義途中から鋭い質問がガンガン飛んできて、
刺激たっぷりの心地よい時間を過ごしました。
自分がMOT学生の時もそうでしたが、実践経験があるだけに
理論と現実の落差が気になり、これを称して問題意識という訳です。
一方毎週教えている山梨学院大学の学生は、
実体験がないために、何が問題なのか分かりません。
それはそれで知識として学んでおくことは有意義なのですが、
ある程度社会経験を積んだ後に、是非学び直してほしいものです。