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品質問題をゼロにする方法やスマートファクトリーの目的と課題とは?(2021/10/14配信)

ものづくり革新便り 2021年10月14日号 記事特集



【今号のもくじ】
キーワード解説 おすすめ記事
活用事例 おすすめ記事
Q&A おすすめ記事
新規専門家のご紹介




1. キーワード解説 おすすめ記事




「スマートファクトリー、目的と課題とは」 大岡明
IoTというキーワードが世の中に広まって久しいわけですが、IoTを生産活動に結びつけて活用し、成果を上げている工場は思いの外少ないようです。
その原因は、IT時代にはIoTを活用することが当然かつ必須であると考えられがちな反面、IoTが対象とする範囲が非常に広いために、具体的な活用方法がその目的によって千差万別であるためだと思われます。あるいは、IoTを導入すること自体が目的化してしまっている事例も見受けられます。
このような背景を踏まえて、スマートファクトリーの目的と課題を解説しています。




「樹脂とは、樹脂の不思議解明、プラスチックとの違い?」 嶋村良太
「5大汎用プラスチック」「5大エンプラ」など、一般に広く使われている合成樹脂ですが、上手に使いこなすためには、合成樹脂材料の性質をよく理解することが重要です。合成樹脂材料を使った製品において、製品の使われ方を見極めることの重要性を解説しています。




「品質問題をゼロにする方法」本田陽広
品質問題の発生原因を明確化すると、ハード面とソフト面の原因があることが分かります。ソフト面の改善をしないと、品質問題はゼロになりません。今回は、品質問題をゼロにする方法を解説しています。
 



2. 活用事例 おすすめ記事




【SDGs取り組み事例】一貫体制と高い技術力でプラスチックの魅力や価値を国内外に発信
セロファン製毛筆の鞘(さや=キャップ)などの製造・販売から始まり今年、設立から75年を迎えた本多プラス(愛知県新城市・本多孝充社長)では「ヒトのやらないコトをやる」を経営理念としています。



たとえ、他の人があきらめてしまったことでも「自ら考え」、「自らつくり」、「自ら売る」をモットーとして、ブロー成形技術をコアに、パッケージのブランディング・デザイン、容器、その他の製造・販売を一貫して手掛けるクリエイティブプラスティック成形メーカーのSDGs取り組み事例の紹介です。




【SDGs取り組み事例】マングローブの植林を通じ「驚きと感動」が作り出す環境保護への思い
カネパッケージ株式会社(埼玉県入間市・金坂良一代表取締役社長)の創業は1976(昭和51)年。主に精密・医療機器の輸送に使われる各種衝撃材・梱包材(段ボール製)の開発設計・試作評価を行い、トータルの梱包設計並びに物流設計提案を行っています。



本社では設計と開発に特化し、製造は取引先に近い、現地のサプライヤーに発注。関連会社と協力し、物流コストやCO2の削減を目的とした「空気をきれいにする夢のパッケージのご提案」をモットーに事業活動(国内外25拠点)を推進している同社のSDGs取り組み事例の紹介です。



3. Q&A 




「金型の材料について」(回答1件)
「吊具の選定」(回答1件)
「変更管理について」(回答2件)
「亜鉛メッキの耐薬品性」(回答1件)
「統計的検定vs工程能力指数」(回答2件)



 



4. 新規専門家のご紹介
新規登録の奥野技術士事務所、奥野利明さんは『金属素材製品の製造に関する長年の業務経験と、品質マネジメントシステムの知識を活かし、品質課題の解決をサポートします。』をスローガンに品質マネジメント、人的資源マネジメントの分野でご活躍されています。