メールマガジン バックナンバー

気軽な相談相手がいますか?(2014/06/04配信)

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□■     ものづくり革新便り2014年6月4日号         □■
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ものづくり革新ナビゲーターの熊坂です。



このメルマガは私が前職を退社してすぐに配信し始めましたから
期間にして約4年半、どうやらこれで105号になるようです。



前職時代も月一で4年少し配信していましたので、
通算では9年近くになる勘定です。
継続は力、になっていると良いのですが。



でもこうやって定期的に送っているおかげで、
「こんな人は知りませんか?」とか
「こんな時はどうすれば良いですか?」という
メールが時々届くようになってきました。



本来ものづくり革新ナビのQ&Aや専門家への問合せフォームが
その役割を担っているのですが、
きたメールには極力丁寧にお応えするようにしています。



この仕事をやっているおかげで、
実に多くの製造業関係者や専門家、大学の教員、自治体関係者などと
交流が広がっていいますので、
これまでほとんどの要望に応えられています。



Webサイトも積極的に活用していただき、
一方このメールへの意見や要望、依頼も
気軽にinfo@monodukuri.comへ送って欲しいものです。



産業の発展に少しでもお役に立てれば本望です。




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ところで前回皆さんに尋ねたこのメルマガからのリンク状況ですが
やはりアクセスできない社内LANが何社かあるようです。
対処法が分かるまでクリックカウント機能を停止しますので、
これまで不具合があった方も、またトライしてみて下さい。



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今号の内容
 1.価値創生プロセス実践開発ネットワーク第2回シンポジウム
 2.新登録専門家のご紹介
 3.To-Beエンジニア検定の応募締切間近
 4.新着掲載記事
 5.メルマガ紹介 「ドラッカーから学ぶ仕事の哲学」
 6.技法解説#77:親和図法 
 7.共催・協賛セミナーのご案内
 8.書籍紹介「発想法」(川喜多二郎)
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┃1┃価値創生プロセス実践開発ネットワーク第2回シンポジウムのお知らせ
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有効な手法群を統合して、企画から設計にかけての付加価値あるプロダクトを
創成しようというこのプロジェクトですが、昨年5月のキックオフ以来しばらく
動きが見えませんでした。
これが再始動したようで、6月20日のシンポジウムの案内書が届きました。



地下鉄丸ノ内線茗荷谷駅近くの筑波大学東京キャンパス文京校舎で
13:30~16:40、プロジェクトの現状と今後の進め方が発表されます。
企業内でプロセス革新に問題を感じている方は駆けつけましょう。



「お知り合いに転送ください」とあったので、リンクを張ろうとしたのですが、
ネット上に情報がまだ上がっていません。
ご希望いただければ、メールで詳細案内書を転送します。




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┃2┃新登録専門家のご紹介
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・先月登録した竹田将文さんは、ISO導入、運営の専門家です。
もともと中小の製造企業に従事しながら中小企業診断士を取得し、
ISOの品質システムや環境システムの真の価値を発揮させるために
当事者と一体になって改革を進めます。
 http://www.monodukuri.com/specialists/profile/83




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┃3┃To-Beエンジニア検定の応募締切間近!
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ものづくりエンジニアはもちろん製品や事業、職場によって要求される
能力は様々ですが、共通部分も多いものです。
このメルマガを購読している$$$name$$$さんは、向上意欲が高いので、
自分の実力値や今後伸ばすべき分野を知りたいですよね。



工学研究社と日刊工業新聞社が共催していた企業向け試験が、
今年から中央職業能力開発協会の後援を受けて一般に開放されました。



第一回試験の締切が6月13日ですから、我こそはと思う方は挑戦して下さい。
 http://www.tobe-exam.jp/index.html 




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┃4┃メルマガ紹介 「ドラッカーから学ぶ仕事の哲学」
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株式会社ビジダインの今岡さんは、TOCを主体とした
サプライチェーンマネジメントの専門家ですが、
奥様の介護時代に読み込んだドラッガーの考えに心酔して以降、
SCMとマネジメント領域を融合したメルマガを発行しています。



上記トピックスに限定せず、トヨタ生産方式やセル生産など
SCMの流れに着目した考え方や優れた先人の教えなどを
毎週配信し、既に累計300号を超えています。
 http://www.bizdyn.jp/index.html




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┃5┃新着掲載記事
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5月後半は、17件の解説と1件の事例を新たに掲載しました。



解説:
(1)「外注依頼の経済性など」近江良和
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/339
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/352
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/354



(2)「サプライチェーンマネジメント」今岡善次郎
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/343
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/351
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/357



(3)「技術マネジメント」粕谷茂
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/344
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/358



(4)「直交表での水準間隔の設定」熊坂 治
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/345



(5)「クリーン化を通じた経営強化」清水英範
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/346
    http://www.monodukuri.com/gihou/article/347
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/353



(6)「知的財産部門業務の二面性」中村大介
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/348
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/349



(7)「ステージゲート法」浪江一公
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/350
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/355



(8)「生産財メーカーWebサイト担当者の優先事項」宮本栄治
 http://www.monodukuri.com/gihou/article/356



事例:
(1)「TRIZ40の発明原理事例集(化学分野)」粕谷茂
 http://www.monodukuri.com/jirei/article/102



会員マイページに関心のある手法を登録しておけば
関連記事の新着時に連絡メールが配信されますので、
是非ご登録ください。
 http://www.monodukuri.com/members/login/




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┃6┃技法解説#77:親和図法
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親和図法とは、混沌とした事象を理解するにあたり、複数のメンバーで
意見、事実等をカードに記述し、集めた中から親和性の高いグループを探し、
そこに新たな名前を付けていく事で、構造を明らかにしたり、事象を
整理してゆく方法です。
考案者の川喜多二郎氏のイニシャルからKJ法とも呼ばれますが、
商法登録の関係でN7の中では親和図法と呼びます。
 http://www.monodukuri.com/gihou/article_list/14




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┃7┃共催・協賛セミナー案内
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当社で協賛しているセミナーを紹介します。



(1)6月5日「技術人材の成長を加速するアクションラーニング」平木肇
  http://www.monodukuri.com/seminars/detail/86



(2)6月5日「海外工場における品質および生産性の確保」青山利幸
  http://www.monodukuri.com/seminars/detail/93



(3)6月6日「潜在能力活用体験セミナ」八木橋 英男
  http://www.monodukuri.com/seminars/detail/92



(4)6月18日「『社員重視のマネジメント講座』ご紹介セミナー」末吉進
  http://www.monodukuri.com/seminars/detail/91



(5)6月25日「R&Dテーマ評価の基礎知識」浪江一公
  http://www.monodukuri.com/seminars/detail/74




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┃8┃書籍紹介「発想法」(川喜多二郎)
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大量に集まった言語データを体系化、整頓する時に、
気軽にKJ法でと言ってしまいますが、
本物のKJ法は単なるポストイットの貼り移しだけではない
思想的側面を持っています。



KJ法の命名時に東工大教授だった川喜田二郎氏は、本来の専門が
野外科学であり、実験科学と違って定量的にまとまらない大量情報の
処理方法を工夫しているうちに、このやり方に到達しました。



本書名は「発想法」ですが、内容の大半はKJ法の成り立ち、効用、手順、
注意点などですので、業務で使う機会の多い方は一度読んでおく事で、
より効果的に実践できるようになることでしょう。



身近な事例と、学者とは思えない洒落た文体のためか、
私の持っている2006年販売時で81版!
いまや100版を超えてるかも?超ベストセラーです。
 http://www.chuko.co.jp/shinsho/1967/06/100136.html




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│編│集│後│記│
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毎年誕生日近辺に健康診断を受けており、
今年は親戚の勧めもあってオプションとして
ピロリ菌検査を追加したところ、
昨日結果が届き、陽性の判定でした。



日本人の二人に一人は陽性と言うので気楽ですが、
陽性の人の発癌率は陰性の三倍から六倍とも言われますので、
早速病院に予約し、明日除菌の相談に行くこととしました。



うまく退治できれば胃がんのリスクが相当減ることになります。
ここ数年で急速に因果関係が解明されてきたようで、
もしまだ検査を受けた事のない方は次回確認して下さい。
若い人ほど効果が大きいようですよ。




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単なるノウハウに留まらず、心構えと事前準備の段階から
5Sの実践的な活用法が分かります。
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