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TPPと生産性(2015/12/03配信)
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□■ ものづくり革新便り2015年12月3日号 □■
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ものづくり革新ナビゲーターの熊坂です。
つい最近10月のカレンダーをめくった記憶があるのにもう12月です。
まだ終わってはいませんが、今年も色々な出来事がありました。
皆さんの今年はどうでしたか?
今年の私は講演の依頼が昨年の倍以上となり、
ものづくり革新の必要性を多くの人達に伝える事ができました。
いよいよTPPが発効されようとしています。
血のにじむような努力で、世界最高水準の生産性を
さらに毎年上げている製造業は、
もっと世界にアウトプットを拡大するべきであり、
数十年前とさして変わらない生産を続ける産業があるとしたら
これを機会に大規模化、合理化して世界と戦える水準に引き上げるか、
合理的な生産物を海外から購入するべきでしょう。
既に国内農業の担い手の中にも、
大胆な生産革新を果たして高収益を得たり、
大規模な輸出を実現しているところも出ています。
そんな時には、ものづくり.comで提供しているような
ものづくり革新の手法もきっと役立つに違いありません。
ものづくり.comは、そんな人達も応援したいと思います。
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今号の内容
1.MOT研究会(R&Dの仕組みづくり)の御案内
2.新規専門家のご紹介
3.日本創造学会クリエイティブサロンの御案内
4.新着掲載記事
5.技法解説#113:ブレインストーミング
6.共催・協賛セミナーのご案内
7.書籍紹介「メーカーズ進化論」小笠原治著
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┃1┃MOT研究会(R&Dの仕組みづくり)の御案内
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技術の高度化、複雑化に伴い、企業経営の中で研究開発費の支出が
増大し、一方でリターンが取りにくくなり、研究開発費の経済効率が
低下してきています。
そのような背景の中、講師が企業人時代の実体験を通じて築いた
「経営戦略と研究開発の一体化を実現するマネジメントシステム」を
紹介してもらい、その上で参加者各位と活発に意見を交換します。
・講師:原陽一郎氏(東京創研取締役会長)
・演題:「イチからのMOT-会社が苦しいときに助けになる
R&Dの仕組みを作れ・T社が15年かけて創り上げたもの-」
・主催:(社)日本経営工学会 日本企業の再興とMOT研究会
・開催日時:12月19日(土)13時30分~16時30分
・会場 :新宿西口 工学院大学28階第2会議室
・参加費:1000円
・詳細ならびに申込み:http://www.geocities.jp/motbukai/
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┃2┃新規専門家のご紹介
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・先月登録した平山技術士事務所の平山中さんは、
機能性材料、高分子材料が専門の化学部門技術士です。
日東工業はじめ化学製造業で30年以上に渡る技術畑の経験に
技術部門長の経歴も加えて、技術、製品開発を支援します。
http://www.monodukuri.com/specialists/profile/147
・同じく先月登録した高畑技術士事務所の高畑明敏さんは
信頼性・品質管理をお得意とする経営工学部門の技術士です。
あなたが抱える難しい品質問題を、易しい問題に置き換えて、
短期間で解決するお手伝いをします。
http://www.monodukuri.com/specialists/profile/148
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┃3┃日本創造学会クリエイティブサロンの御案内
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毎回一流の講師がアイデア発想のワークショップを実践する
クリエイティブサロンですが、今回は以下のお二が講師です。
(1)横田幸信氏(東京大学i.schoolディレクター)
・講演「イノベーションをデザインする 」
近年事業活動において重要性を増しているデザインについて
その経緯と、ご自身の活動を紹介します。
(2)田村新吾氏(ワンダーワークス社長)
・ワークショップ「発想を商品像に変換する」
アイデアマラソンから生まれたお題例と、革新的新結合としての
二律背反例から、今までにない商品発想に挑戦します。
・主催:日本創造学会
・開催日時:12月5日(土)13時30分~18時00分
・会場 :日本経済大学大学院1階246ホール(渋谷)
・参加費:学会員無料 非会員500円
・詳細/申込み:www.japancreativity.jp/creative_saloon_040.html
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┃4┃新着掲載記事
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11月前半は、14件の解説、10件の事例、6件のQ&Aを掲載しました。
解説:
(1)「QCサークル活動/不良解析/FMEA」浜田金男
http://www.monodukuri.com/gihou/article/748
http://www.monodukuri.com/gihou/article/758
http://www.monodukuri.com/gihou/article/761
(2)「統計的品質管理」眞名子和義
http://www.monodukuri.com/gihou/article/749
http://www.monodukuri.com/gihou/article/751
http://www.monodukuri.com/gihou/article/752
http://www.monodukuri.com/gihou/article/753
http://www.monodukuri.com/gihou/article/754
http://www.monodukuri.com/gihou/article/755
http://www.monodukuri.com/gihou/article/756
http://www.monodukuri.com/gihou/article/757
http://www.monodukuri.com/gihou/article/759
(4)「オープン・イノベーション」浪江一公
http://www.monodukuri.com/gihou/article/750
(5)「はんだ付け作業と局所排気」清水英範
http://www.monodukuri.com/gihou/article/760
活用事例:
(1)「製品・技術開発力強化策」新庄秀光
http://www.monodukuri.com/jirei/article/171
http://www.monodukuri.com/jirei/article/172
http://www.monodukuri.com/jirei/article/173
http://www.monodukuri.com/jirei/article/174
http://www.monodukuri.com/jirei/article/175
http://www.monodukuri.com/jirei/article/176
http://www.monodukuri.com/jirei/article/177
http://www.monodukuri.com/jirei/article/178
http://www.monodukuri.com/jirei/article/179
http://www.monodukuri.com/jirei/article/180
Q&A
(1)「BCP策定の注意点」(回答1件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/108
(2)「アイデア出しの手法」(回答2件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/109
(3)「クラウド型・自社導入型のシステム比較」(回答1件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/110
(5)「制御システム向け、ウイルス対策」(回答1件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/111
(6)「現場のコミュニケーション」(回答2件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/112
会員マイページに関心のある手法を登録しておけば
関連記事の新着時に連絡メールが配信されます。
是非こちらからご登録ください!
http://www.monodukuri.com/members/login/
Q&Aコーナーにもどんどん質問してくださいね!
http://www.monodukuri.com/qa/
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┃5┃技法解説#113:ブレインストーミング
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ブレインストーミングとは、数人で集まってアイデアを出し合う
方法で、みなさん何度も実行した経験があるかと思います。
実施に当たっては、オズボーン氏が提唱した次の4つの決め事が重要です。
①発言発案の一切に批判をしてはならない。
②奔放なアイデアを歓迎する。つまらないアイデア、乱暴なアイデア、
見当違いなアイデアを歓迎する。
③アイデアの量を求める。アイデアは多いほどよい。
④他人が出したアイデアの改善、修正案や組み合わせなども歓迎する。
グループでアイデアを出す時の最も普及したやり方であり、
上記4原則をどれだけ守れるかがポイントになります。
http://www.monodukuri.com/gihou/article_list/32
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┃6┃共催・協賛セミナー案内
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当社で協賛しているセミナーをご紹介します。
(1)12月7日「微細射出発泡成形の基礎と応用」秋元英郎
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/202
(2)12月10日「R&Dテーマを継続的に創出する仕組み」浪江一公
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/199
(3)12月16日「イメージ・ナビゲーション思考法」八木橋英男
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/207
(4)12月17日「不良原因解析2段階法 3つのケース」浜田金男
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/201
(5)12月22日「加工業における省エネルギーの進め方 」石塚健志
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/208
(6)1月12日「CAE/FEM専門家私塾「一隅塾」」正司康雅
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/191
(7)1月18日「4時間で納得できるタグチメソッド 」長谷部光雄
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/209
(8)1月28日「自社の強み・技術起点の潜在ニーズ抽出」桐畑慎司
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/205
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┃7┃書籍紹介「メーカーズ進化論」 小笠原治著
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本書は都会のど真ん中にものづくり発信基地DMM.makeを作った著者が
近年話題となっているIoTやメーカーズ現象について
その意味するところと将来の可能性を解説したものです。
IoTを「モノのインターネット」として狭く理解せず、
モノからモノゴトへの価値の移動であると説きます。
今年10月に出版されたばかりなので、
現在進行形の製品を含めて、注目のIoTプロダクトが
一通り解説されており、
スタートアップの当事者にももちろん有益ですが、
大手、中小製造業やサービス業の従事者にとっても
自社の価値戦略を考え直すきっかけになりそうです。
https://www.nhk-book.co.jp/ns/detail/201510_1.html
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│編│集│後│記│
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先日、久しぶりに英語で1時間ほど会話しました。
米国駐在中は当然毎日やっていたことですが、
日常ほとんど英語を使わなくなって早15年。
思ったよりはまだできるぞ、という感覚もありますが、
どうしても単語が出てこない所が何度か。
あ、これは日本語でもこの所よくありますね(^_^;)
今時、国際化に関係しないビジネスなんてありません。
時々こんな機会を作って、いざという時に備えましょう。