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インダストリ4.0(2015/03/19配信)
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◆◇◆ ものづくり革新ナビ3周年記念交流会参加者受付中! ◆◇◆
日本製造業革新のネットワークがここから生まれる!
企業、専門家、関連サービス提供者、大学、メディア関係者などなど
たくさんの新しい出会いが、$$$name$$$さんの思考をリフレッシュ!
4月10日(金)18:30スタート@北とぴあ(王子)8Fカナリアホール
http://www.monodukuri.com/information/detail/46
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□■ ものづくり革新便り2015年3月19日号 □■
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ものづくり革新ナビゲーターの熊坂です。
ひと雨ごとに春が近づいてくる実感があります。
皆さんの周りはどうですか?
ITは古いものと組み合わせると効果的だと言われることがあります。
新しいビジネスとの組み合わせは誰しも当然考えるので
旧態依然としてあまり革新を考えていない分野では
断トツになれるということを意味しているのでしょう。
裏を返せば、ITはあらゆるビジネスに有効ということになります。
1年ほど前から欧州のIndustry4.0に関する言及を耳にするようになりました。
工業とITはあまりにも親和性がありすぎて、驚くに値しません。
ERPやFMSの順当な進化形と言えましょう。
ただし、日本では組織が他国よりもうまく連携していたために、
システムに頼らずともかなり順調に生産できていたものが、
欧米がシステムの力を借りて同等以上に力を上げる可能性があります。
アナログがデジタルに変化する事で、製品設計が微調整を不要としたように
生産にITシステムの力を注ぐことで、現場作業者に必要とされる
能力がさらに低くなるかもしれません。
日本製造業は、たゆまぬ改善活動によって、
今も年率数%の割合で労働生産性を向上させていますが、
一気に生産革新を実現する可能性のある欧米の動きにも
充分注意する必要がありそうです。
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今号の内容
1.科学技術教育フォーラムのご案内
2.新着掲載記事
3.クリエイティブ・サロンのご案内
4.共催・協賛セミナーのご案内
5.技法解説#96:KT(Kepner & Tregoe)法
6.書籍紹介「新・管理者の判断力」C.H.ケプナー、B.B.トリゴー著
7.Q&Aアンケート協力のお願い
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┃1┃科学技術教育フォーラムのご案内
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将来の製造業を担う理数系人材の育成は、極めて重要な国家的課題です。
戦後日本の製造業急成長の背後にあった統計的問題解決法は、
今や海外において学校の場で体系的に教育され広く普及定着し、
企業競争力向上に結実しています。
一旦はゆとり教育の名のもとに優先度を落とした日本でも、
次期「学習指導要領」では一連の問題解決のプロセスを
修得することになりました。
本フォーラムでは、教育関係者と産業界の関係者で、
教科横断的問題解決学習とその教授力を育成する方法を共有します。
テ ー マ : 科学技術立国を支える問題解決教育
-教科横断的な問題解決能力の育成とその指導力の開発-
日 時 : 2015年3月28日(土)13:00~17:00
会 場 : 東京学芸大学 C棟 C303教室 http://www.jsqc.org/q/news/events/index.html#h270328
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┃2┃新着掲載記事
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3月前半は、10件の解説、1件の事例、2件のQ&Aが掲載されました。
解説:
(1)「研究テーマの多様な情報源」浪江一公
http://www.monodukuri.com/gihou/article/595
(2)「TRIZ物理的矛盾/究極の理想解」粕谷茂
http://www.monodukuri.com/gihou/article/596
http://www.monodukuri.com/gihou/article/601
(3)「5Sの本質」大串隆史
http://www.monodukuri.com/gihou/article/597
http://www.monodukuri.com/gihou/article/602
(4)「MTシステム超入門」手島昌一
http://www.monodukuri.com/gihou/article/598
http://www.monodukuri.com/gihou/article/603
(5)「直交表の数理と概要」熊坂治
http://www.monodukuri.com/gihou/article/600
http://www.monodukuri.com/gihou/article/604
(6)「業務改革を実現する問題解決技法」森史明
http://www.monodukuri.com/gihou/article/605
事例:
(1)「クリーンマットを使った社長行動事例」清水英範
http://www.monodukuri.com/jirei/article/118
Q&A:
(1)「特定顧客(市場)へ届けるための設計品質」(回答5件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/61
(2)「集中豪雨と気候の統計的な関係」(回答1件)
http://www.monodukuri.com/qa/detail/62
Q&Aコーナーにもどんどんご質問くださいね!
http://www.monodukuri.com/qa/
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┃3┃クリエイティブ・サロンのご案内
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日本創造学会では、非会員含めて創造性を高める人材育成の為に
定期的にこのイベントを開催してます。
今回は、次の二部構成となっています。
第1部:由井薗隆也氏講演会「発想支援グループウェアの研究」
第2部:黒川利明氏ワークショップ「創造性で渋谷の街を切る
―創造性の活用と評価」
開催日時:3月28日(土)13時~18時
会場 :日本経済大学大学院1階246ホール
参加費:非会員500円
詳細 :http://www.japancreativity.jp/creative_saloon_036.html
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┃4┃共催・協賛セミナー案内
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当社で協賛しているセミナーをご紹介します。
(1)3月21日「御社の独自製品を利益化する新たな発想法 」菊池猛
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/143
(2)3月24日「マイナンバー制度セミナー」平木靖夫
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/139
(3)3月27日「自社保有技術から発想するテーマ創出法」浪江一公
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/143
(4)3月31日「TRIZ発想法とその実践演習講座」粕谷茂
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/137
(5)4月17日「究極の人材育成方法(CDGM)講演会」吉田耕作
http://www.monodukuri.com/seminars/detail/141
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┃5┃技法解説#96:KT(Kepner & Tregoe)法
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KT(Kepner&Tregoe)法とは、米国のケプナーとトリゴーが体系化した、
意思決定の効率的な思考プロセスで、二人の頭文字をとってこう呼ばれます。
二人は意思決定のプロセスを分析し、複雑な状況を理解し、
物事の因果を解明し、良い選択をおこない、未来を予測することで
問題解決に対する適切な判断ができるとしました。
その手順の要素は以下の4項目からなります。
(1)状況分析:現状を把握し課題を設定する
(2)問題分析:問題を明確にして原因を究明する
(3)決定分析:目標を設定して最終案を決定する
(4)潜在的問題分析:リスクを想定しその対策を計画する
問題解決の道筋が明確設定されていますから、
関係者が理解、習熟していれば円滑に進める事ができるでしょう。
http://www.monodukuri.com/gihou/article_list/69
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┃6┃書籍紹介「新・管理者の判断力」C.H.ケプナー、B.B.トリゴー著
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本書は1965年に出版された「管理者の判断力」(原著名Rational Manager)を
実際の企業課題解決に適用していく中で、改善を繰り返しながら作り上げて
いった実践的な方法論の解説書であり、1985年に完成しました。
ということで、第5項に挙げた4つの手順を順次解説するにあたり、
非常に多くの事例が挙げられています。
そして最後の2章を、実際に作業をする人間の問題と、組織的な導入について
割いています。それは実際に導入しようとすると、論理だけで割り切れない
これらが障害になりがちであるという事を予感させます。
どうもうまく課題が解決できないと悩んでいる組織の管理者、担当者は
一度手に取ってみてはいかがでしょう。
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┃7┃Q&Aアンケート協力のお願い
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ものづくり革新ナビは月間3万人以上の方に活用いただいていますが、
さらに製造業の課題解決に役立つサイトを目指しており、
とりわけ登録専門家が個別の質問に回答するQ&A機能を充実させたいと
考えています。
3分で終わりますので、皆さんの忌憚のないご意見をお聞かせください。
http://goo.gl/forms/G6xOrz8ZDZ
究極の目標は製造業関係者が「困った!」「どうしよう?」となった時に、
真っ先に思い出す機能になる事です。
そのためには、もちろんあらゆる質問に対してレベルの高い回答を
出し続けるよう努力を続けて参りますので、
ご同僚やお知り合いへのご紹介もよろしくお願い致します。
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FMEAやデザインレビューを導入しているが、
いまひとつ効果が感じられない、もっと有効活用できないだろうか?
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│編│集│後│記│
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第3子である長男が今月で大学院を卒業し、
いよいよ子供全員が独立することになりました。
3人とも東京で仕事することになるのですが、
甲府の我が家はリニア新幹線の駅予定地から徒歩7分なので、
12年後は品川まで25分となります。
折角家があるのだからここから通勤しろと言っては、
長男に煙たがられているワルい親父です。
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発行 :株式会社産業革新研究所
責任者 :熊坂 治
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