また微妙に悪化していた場合、修理するしないを判断する際の基準となる考え方もご指導願います。
〔これは事務局が考えた仮想の質問です〕
非常に基本的な統計的検定の方法として不偏分散の比による方法があげられます。5個/製品のデータにつき地震前後でのF検定を行えばいいと思います。地震前のデータから不偏分散V1を計算し、地震後の不偏分散V2を計算。V2>V1であれば、F0=V2/V1 を計算し、自由度(φ2、φ1;α) α=5% でF値比較し、F0>F なら有意で、差ありというものです。製品によって異なる可能性もあるので製品ごとに実施すればよいと考えます。
地震前後で差ありとなれば、調整修理しますが、地震前後での分散の信頼区間を算出し、その範囲が重なった部分に調整後の分散がはいったら修理完了とします。
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