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QUESTION 質問No.200

直交表に多水準を割り付ける方法

設計・開発統計・SQC |投稿日時:
直交表の使い方についてです。
試験で色々なサンプルを作って評価する必要があります。
全組み合わせは不可能なので直交表を使って行えないかを検討していますが、
16水準が2個で8水準が1個で後は2水準です。
L256直交表で可能かもしれないかと思うのですが、どこに割り付ければよいのかが分かりません。ご教授願えないでしょうか。


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ANSWER
回答No1 | 投稿日時:

大変な実験計画ですが、基本はL8多水準作成法と同じですので、ややこしいことを覚悟すれば割付可能です。まず、16水準2個については、割付列番で表すと、カッコ内を列番として、(L256想定)
(1)[ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15]
(2)[ 16 38 54 64 80 102 118 128 144 166 182 192 208 230 246]

8水準1個については、
(1)[ 21 65 84 36 49 101 112]

残りの2水準は残った列へ適当に割りつけます。
割付もそうですが、有料のソフトが市販されているようですから、そちらを使ったほうが無難でしょう。
なお、どういった実験内容なのかがわからないので、何とも言えませんが、L256 ということは、実験回数の点で結構大変です。(ご質問から、サンプル作成とのことですのでコスト的な問題ありかと推察します)
一案ですが、多数の因子をL12(2水準系の因子数によるがなるべく小さい直交表)にわりつけて実験し、寄与率の高い重要なものを見出したのち、その因子を一元配置で16水準、8水準へと細かくふるのが、一般的な手順でもあると思います。こうすれば、全実験回数は、12+16+8=36回で済みます。
さらに、L256 を使うにしても、適当に間引き、T法によって解析するという手もあります。
実験工数(コスト)次第かもしれませんが。
以上、お役にたてれば幸いです。