主題の件、モデルごとで分散分析の計算方法が異なる?と思われるのですが、各種計算方法の違いについてお聞きしたく存じます。
小職が知っている計算方法は、一元配置分散分析なら、下記のものです。
SA=シグマ(Ai水準のデータの合計)^2/(Ai水準のデータ数)-CT
VA=SA/自由度A
…
上記、要因の平方和や平均平方の計算のみの抜粋のため、情報不足かもしれませんが…。
上記計算は固定効果モデルによるもの?と思うのですが、変量モデルでの各種平方和や平均平方、F値の求め方はどのようになりますでしょうか。
ご教示いただけますと幸甚です。
どなたかから、お応えをいただけると思いますが、固定効果モデルと変量効果モデルと表現されている部分を教えてください。
いただいた変動計算(分散分析)は、事前に計画された多元配置または直交表実験の方法かと思います。
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Q:お世話になっております、ご回答いただきまして誠にありがとうございます。各モデルの数式的なところまではちょっとわからないのですが、たとえば一元配置の実験において、因子を計測機とし、3水準考え(機器A、機器B、機器C)、量産中のある製品を各計測器で10個ずつ(計30個)抜き取ってA、B、Cで10こずつ計測、分析をおこなうようなケースです。この場合はランダムサンプリングのため変量効果として分散分析をおこなうかと思います。
一方、計測器A、B、Cで10個ずつ計測はするが、サンプルは共通品10個というような場合は固定効果?にて分散分析をおこなうと思うのですが、そもそもの考え方が間違っていますでしょうか。
A:30個の抜き取りで10個に分割しますと、計測値はサンプル間誤差と計測器間誤差の2種の誤差が入り込みます。共通10個ですと計測機間の誤差のみになります。2種の誤差が入るときには、厳しい規格にて判定(検査)します。一方、誤差が1種ですと緩い規格の判定(検査)となります。
変量でも固定でも全変動はほぼ同じになりますが、2種の誤差の方が誤差変動が多くなります。F値が小さくなりまますので検定で有意になりにくいことになります。φ1、φ2の自由度は同じになります。
この回答でいいでしょうか??
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