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QUESTION 質問No.613

全数検査と製品規格の関係性

市場品質品質マネジメント |投稿日時:
抜き取り検査であればマージンを見て検査するのは理解しておりますが、例えば、100%の全数検査の場合でもマージンは必要か否か?をご質問させていただきます。

取説など製品の仕様で記載している製品規格(例 静電気8KV)に対し、出荷検査を全数100%実施し、全数8KV試験でOKであれば その製品に対し静電気の品質を確保していると言えますでしょうか? それとも 出荷検査でマージン(例 10KV等)まで検査しなくてはならないでしょうか。

宜しくお願い致します。


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ANSWER
回答No1 | 投稿日時:

私は、
取説などに記載されている製品仕様の製品規格に従って、出荷検査の項目を行っている以上、それは合格と判断します。そして、マージンまでの検査は必要無いと考えています。
出荷検査において、この水準を高めると、損傷や劣化等の問題を起こす懸念があるとも思います。
顧客側で考えてみると、全数検査を行っているが欠陥のある製品を検出することがあるのでは、製品製造又は出荷検査の再検討が求められている、と思います。
それは、出荷検査における静電気の品質は、その検査においての結果と思います。他の原因で起きる可能性は残っていると考えるからです。

抜き取り検査であれば、破壊検査でその項目まで検査を行うことが出来ますが、全数検査は、破壊検査を行うことはできません。
今行われている出荷検査の全数検査は、代表な項目として検討して決定していると判断しています。
製品の品質や信頼性の向上のために行うマージンの追加は、よく考えられ、決定したことを否定する権利は、私にはありません。