複数項目のデータが累積されていて、その中に潜む情報を取り出す、あるいは予測に利用する方法として、MTシステムがあります。
具体的にはMT法という、逆行列を利用するパターン認識手法と、T法(1)やMSRという数値予測手法があります。重回帰分析も候補と思いますが、MTシステムの方が汎用性は高いでしょう。
MTシステムは実験計画法の直接利用ではありませんが、予測に有効な項目を求める過程で直交表を利用します。
MTシステムを利用した地震予測の研究も進められていますが、データの扱い方は類似していると思います。
なお、MTシステムの詳しいことは以下をご参照ください。
書籍:「入門MTシステム」 立林・手島・長谷川 著、日科技連出版社(3,400円+税)
セミナ:日科技連 マハラノビス・タグチ(MT)システム入門コース:次回開催は2015年6月17日(水)〜18日(木)
ソフトウェア:MTRT-AddIns-ALL(アングルトライ製)
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