生産現場への自動化機器導入の考え方

39,600 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

このセミナーの申込みは終了しました。


よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 10:00 ~ 16:00 
締めきりました
主催者 日本アイアール
キーワード 生産工学   安全工学一般
開催エリア 東京都
開催場所 【新宿区】日本アイアール(株) 本社会議室
交通 【地下鉄】四谷三丁目駅・曙橋駅 【JR・地下鉄】四ツ谷駅

たった1日で自動化設備導入の基本と実践を網羅!
自動化設計の基本からトラブル防止、安全知識まで

セミナー講師

竹内 利一(たけうち としかず)
竹内技術士事務所 所長
技術士(機械部門)、日本技術士会機械部会幹事
東京電機大学非常勤講師
略歴

1983年 株式会社日立産機エンジニアリング入社。ロボット周辺装置、搬送・部品供給装置、試験装置など、主に自動化設備の設計を務める。2015年 竹内技術士事務所を開設。自動化設備の生産性向上のコンサルタントとして日・韓で活躍している。
技術士(機械部門)、専門は、加工・ファクトリーオートメーション及び産業機械。
日本技術士会機械部会幹事、東京電機大学技術士会幹事、日立技術士会会員。
業務実績
ロボット周辺装置(ロボット搬送台車、部品供給装置)
ロボット自動溶接設備
弾回収装置(射撃場の弾回収台車)
自動搬送台車(コイル搬送、軸部品搬送)
ゴンドラ設備(地下施設への車両運搬用)
可動式光照射装置 (特許第3774660号取得)
定置用エンジンのオイルレベル調整装置(特許第4479407号取得)
塗布装置(特許第4591214号取得)
衝突試験装置

セミナー受講料

36,000円/1名(税別)

セミナー趣旨

現代日本のものづくりは、労働者不足と技能伝承の課題に直面しています。さらに、海外とのコスト競争にあらゆる業界が巻き込まれ、押し寄せる無理難題に現場は疲弊する一方です。このようなものづくりの現場にとって、生産プロセスの自動化・合理化が最重要課題の一つであることは、もはや疑いの余地はありません。
これまで人が手を加えていた工程をうまく自動化できるかどうかは、自動化設備に対する基本の理解度で決まります。たとえ自動化設備メーカーに依頼する場合であっても、自社が基本を押さえ、設計に主体的に取り組むことで、よりニーズに適った自動化が実現します。
この講座では、生産プロセスの自動化や生産性向上を進めたい方のために、「自動化をどのように進めるか?」についての基本から、自動化による費用対効果を評価する方法、そして自動化の効果を最大限に引き出すための故障の対策と予防まで、生産プロセスの自動化の知識を総合的に解説します。また、設備の安全を確保するための必須知識も学ぶことができます。
自動化設備設計の様々な事例を交えた、はじめての方にも分かりやすい内容となっています。これから生産プロセスの自動化をお考えの方や、工程の生産性向上をお考えの方は、ぜひ本講座を活用して、自動化の効果を最大限に発揮してください。

受講対象・レベル

生産設備の自動化/省人化を課題とする生産技術部門のマネージャー、担当者の方
生産設備の停止トラブルや故障の解決の糸口をつかみたい生産技術部門の方
自動化設備の安全性について学びたい設備導入時のリスクアセスメント担当の方
生産設備の自動化を導入する場合に検討すべきポイント、生産性の評価方法を知りたい生産管理部門や工場経営管理担当の方

セミナープログラム

1.生産プロセスの自動化:各種設計方法の特徴、自動化をどう進めるか? 
 1-1.生産プロセスの設計方法
  1)トータル設計、2)付加設計、3)組合せ設計、4)改良設計
 1-2.設計方法の選び方

2.自動化の費用対効果: 自動化をどう評価するか 
 2-1.自動化の評価方法
  1)費用・便益分析、2)点数評価法、3)消去法
 2-2.生産方式の選定
  1)ライン生産方式、2)セル生産方式、3)ロット生産方式、4)個別生産方式

3.自動化設備における課題と対策:故障とチョコ停、対策はできるところから、予防保全
 3-1.生産効率阻害要因
  1)稼働率と可動率、2)設備7大ロス
 3-2.自動化設備のチョコ停対策
  1)チョコ停の要因、2)チョコ停対策の進め方
 3-3.自動化設備の故障予防
  1)自主保全、2)専門保全、3)停止時間を減らし無人運転へ

4.安全な設備:誤使用・不注意な使い方の防止、機械の包括的な安全基準に関する指針 
 4-1.誤使用・不注意な使い方の防止
  1)機械安全とリスクアセスメント、2)危険分類とリスクレベル
 4-2.機械の包括的な安全基準に関する指針
  1)制限の決定、2)危険源の同定、3)リスクの見積り、4)リスクの評価

5.具体的な事例:具体的な実施例や失敗談 
 5-1.成功した実施例
 5-2.失敗から何を学ぶか