ブロー成形入門【LIVE配信】
開催日 |
12:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 高分子・樹脂加工/成形 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※在宅、会社にいながらセミナーを受けられます |
ブロー成形の基礎から不良問題への対応、
ブロー成形におけるIoTやAI等最新デジタル技術まで
分かりやすく解説!
~原理原則からの本質理解から、近未来ブロー成形の潮流まで~
※本セミナーはZoomを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。
セミナー講師
技術オフィスTech-T 代表 埼玉工業大学 客員教授 博士(工学) 高原 忠良 氏
<ご専門>
高分子物性工学
<学協会等>
プラスチック成形加工学会、自動車技術会
<ご略歴>
1980~1989 新日本無線株式会社 高融点金属・セラミックの研究
1989~2012 トヨタ自動車 樹脂部品生産&材料・加工技術・CAE開発
2012~2015 SamsungSDI(韓国本社) エンプラ研究所
2015~2017 大手自動車メーカ 研究所 次世代車要素技術開発
2017~現職 埼玉工業大学 客員教授
2020~現職 技術オフィスTech-T 設立
セミナー受講料
49,500円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、
2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。
備考欄に「会員登録希望」と希望の案内方法【メールまたは郵送】を記入ください。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
受講について
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- 「ミーティング用Zoomクライアント」をダウンロードするか、
Zoom をダウンロードせず、Web ブラウザから参加するかの2種類がございます。 - お申込み後、受理のご連絡メールをさせていただきます。
一部メールが通常セミナー形式(受講券、請求書、会場の地図)になっておりますが
LIVE配信のみのセミナーです。 - お申込み後、接続テスト用のURL(https://zoom.us/test)から
「ミーティングテストに参加」を押していただき動作確認をお願いします。 - 後日、別途視聴用のURLをメールにてご連絡申し上げます。
- セミナー開催日時の10分前に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は事前に郵送でお送りいたします。
- ご質問については、オープンにできるご質問をチャットにご記入ください。
個別相談(他社に知られたくない)のご質問は後日メールにて講師と直接お願いします。 - タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- 講義の録音、録画などの行為や、テキスト資料、講演データの
権利者の許可なく複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
セミナー趣旨
身の回りにどのようなブロー成形品があるのか活用状況の確認から始めます。ついで、加工法の原理原則を直感的にわかりやすく説明します。これにより、この工法の利点・メリット、さらに不良問題・工法そのものが内在する課題とその対応案に関して、論理的に納得を得ることができます。ブロー成形のトヨタ生産方式の目線でのカイゼンの着眼点や、ブロー成形におけるIoTやAI等最新デジタル技術、さらにSDGsに向かう潮流をご紹介します。
単なる知識・情報の説明ではなく、原理とともに理解が進む説明として工夫しますので、いつでも応用が可能となります。
燃料タンクの樹脂化開発やメーカへのカイゼン指導などのエピソードも紹介予定です。
受講対象・レベル
・これからブロー成形を始める方、知識を得たい方
・ブロー成形をロジカルに極めたい方、カイゼンしたい方
・SDGsやAIなどとブロー成形の関係を整理したい方
習得できる知識
・ブロー成形法の原理原則からの理解
・カイゼン点の創出とカイゼン活動の方向性を習得(トヨタ生産方式の目線で)
・SDGsや環境負荷とブロー成形の関係の整理、SDGs活動の着手点
・未来志向のデジタル・ブロー成形の着眼ポイント
セミナープログラム
1.樹脂と成形加工の基礎
はじめに、多種ある樹脂材料やその加工法を概観し、ブロー成形の特徴と位置づけを理解します。
1-1.樹脂とその種類
1-2.成形加工の種類
1-3.ブロー成形の位置づけ
2.ブロー成形品の活用状況
身近なモノを入り口として、どのような製品がブロー成形でつくられているかを確認します。
2-1.身の回りにあるブロー成形品
2-2.自動車部品
2-3.その他
3.ブロー成形の実際
ブロー成形の加工方法を、その歴史、加工の原理からご説明します。基礎原理を理解することで、材料や設備・型がどのような機能性質となるべきかも同時に理解できます。
3-1.歴史
3-2.加工の原理
3-3.加工プロセス
3-4.樹脂材料への要求
3-5.成形機の構造と機能
3-6.成形金型
4.ブロー成形法の種類と応用製品
より深くブロー成形の実際を説明します。
4-1.ダイレクト・ブロー
4-2.多層成形
4-3.多次元ブロー
4-4.インジェクション・ブロー
4-5.延伸ブロー
4-6.インフレーション・ブロー
5.ブロー成形の課題と対策
ブロー成形の弱点から生じる不良や工法課題の説明です。加工プロセスや原理の説明と結びつけることで論理的に理解が進みます。
5-1.不良の種類、その原因と対策
5-1-1.ダイスエル
5-1-2.ドローダウン
5-1-3.未ブロー
5-1-4.厚み偏差
5-2.ブロー成形の工法課題
5-2-1.形状制約
5-2-2.形状安定性、変形・収縮
5-2-3.エネルギー
5-2-4.歩留まり
5-2-5.生産性
6.近未来のブロー成形
既に実現しつつあるエンジニアリング技術、加速するデジタルテクノロジーの応用とその先にあるCyber/Physicalを統合したDigital Twinへの潮流をご紹介します。
6-1.トヨタ生産方式の応用におる不良撲滅・コスト低減活動
・不良率・原価カイゼン例とその効果
6-2.CAEの活用
6-3.最新計測技術の応用
6-4.IoT、AI
6-5.Digital Twinの可能性
6-6.環境負荷への対応、SDGs取組の着手点
キーワード:ブロー成形、加工、インジェクション、ダイレクト、CAE、ペットボトル、樹脂タンク