長期的視点で継続的に高収益を実現するための「市場・製品・技術ロードマップ作成」
開催日 | オンデマンド |
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収録時間 | 96分 |
主催者 | 株式会社産業革新研究所 |
キーワード | 事業戦略 マーケティング 技術ロードマップ |
開催エリア | 全国 |
新興国企業との競争に勝つために!体系的なロードマップを作成するために必要な視点とは?
市場を見る視点、マクロ環境分析法、アイデアを創出するための顧客価値の見つけ方、隣接可能性に基づく製品アイデア創出法など...
セミナー講師
ベクター・コンサルティング株式会社 浪江 一公 氏
セミナー受講料
11,000円(税込)
※ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。
受講について
【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!
- 視聴期間は受講開始日より2週間です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はPDFで配布いたします。
- このセミナーでは、受講後講師へ質問することが可能です。質問方法は申込み完了後にお知らせします。
セミナー趣旨
今、新興国の企業は日本企業の経営や技術を徹底して研究し、それまでリードしてきた日本企業を追い上げ、既に 多くの分野で日本企業を凌駕する状況が生まれています。
日本企業が、欧米企業はもとより、このようなますます厳しくなる新興国の企業との競争に勝つためには、研究開発においても同じ土俵で研究開発を競うのではなく、これら競合企業に先んじて革新的なテーマを継続的に創出し取り組むことが極めて重要になってきています。
そのための有効な方法が、長期の視点を持ち、市場の行く末を今から想定し、周到な準備を行い、またその上で、同時に市場の動きをモニターしながら、タイムリーに計画を調整・変更することが必要となります。
ロードマップ作成はまさにこのような活動を、体系的、組織的に行うための方法論です。
本セミナーでは、どう体系的にロードマップ作成を行うかについて、市場を見る視点、市場のマクロ環境分析法、製品アイデアを創出するための顧客価値の見つけ方、隣接可能性に基づく製品アイデア創出法など、意味あるロードマップを作成するための視点を議論していきます。
受講対象・レベル
技術企画、研究開発企画、経営企画、商品企画などの部門の方々で、
- ロードマップの作成を検討している方、ご関心のある方
- 毎年のロードマップの作成を改善したいとお考えの方
- 市場を見る視点や製品アイデア創出法にご関心のある方
セミナープログラム
- ロードマップ作成上の重要な視点“Roadmapping is more important than the roadmap.”
- なぜロードマップなのか?
- 21世紀の日本の産業界の現実Low hanging fruit(苦労せずに実現できる魅力的な製品)ではアジアの新興企業に勝てない。
- 日本企業にとってのロードマップの意義『長期の視点』で厳しいグローバルでの競争を勝ち抜くための重要なツール
- 『長期の視点』での展開に関する日本企業の現実
- 将来を見据えての施策が時間経過とともに最終的に目前の収益として結実する:「待ち伏せ」をする
- ロードマップとは?
- 「違いを作って、つなげる」ことで長期的利益を実現
- ロードマップの目的と要件
- 市場起点
- ドリルメーカーは顧客に何を売っているのか?
- MPT(市場・製品・技術)モデル
- 関係者の英知の結集と意思・意図の統一化
- 事業ミッション
- デュポン、Googleの例
- 過去のアンラーニング
- 既存の固定的思考が制約となる
- 固定的思考の払拭:アンラーニング
- 市場起点
- ロードマップの作成プロセスの全体像
- 市場を起点
- 技術を起点としない:公開技術ロードマップは参考に
- 「自社の強みを活用してこんなテーマを展開しよう!」はあって良い
- ロードマップ作成における仮説・検証・進化の重要性
- ロードマップ作成の全体プロセス
- ステップ1:事業ミッションの議論
- 事業ミッションの議論の必要性
- 事業ミッションの要件
- ステップ2:過去のアンラーニング
- Out-of-the-box 思考
- 過去のアンラーニングの儀式:「ばかり」分析
- ステップ3:市場ロードマップの作成
- 市場ロードマップの記述事項
- 市場ロードマップの重要性:技術ロードマップの出来を大きく左右
- 「新しい製品アイデア創出の視点」の必要性
- 「新しい製品アイデア創出の視点」を持つには
- 顧客価値拡大モデル
- ドリル購入者のニーズは「穴が欲しい」だけではない
- 顧客価値拡大モデル(VACES)
- 市場を見る視点の重要性と3つの軸『TAD』:時間軸、分野軸、深度軸それぞれを見る手法
- マクロ環境分析(「4つの思考拡大法」含む)
- 顧客の広義の市場全体に目を向ける
- 研究者が市場との直接の接点を持つ
- 顧客価値拡大モデル
- 日頃からの市場を理解する活動の重要性とプロジェクトメンバーの選択
- ステップ4:製品ロードマップの作成
- 製品ロードマップの記述事項
- 対象製品アイデアの創出・評価の全体プロセス
- 発散と収束を繰り返す
- 製品アイデア創出・評価における重要な点
- なぜSWOTなどで議論される自社の強みに基づかないのか?
- なぜ競合状況(競合製品)に基づかないのか?
- ステップ5:技術ロードマップの作成
- 技術ロードマップの記載事項
- 中核技術とは
- 中核技術実現オプションを広く考え対象技術を選択:「Value Graph」
- 時間軸を再調整してロードマップ完成させる。
- 最後に