UX(ユーザーエクスペリエンス)の評価法と新製品・新事業開発への活用
開催日 |
10:30 ~ 16:15 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | UI/UX/ヒューマンインターフェース UI/UX/ヒューマンインターフェイス |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomウェビナーを利用したLive配信※会場での講義は行いません(聴講者のビデオはOFFに設定しています) |
新商品開発各プロセスでのユーザビリティ・UX評価法とは?
どのようにユーザー満足度を上げ、
期待を超える製品を作り出すのか!
セミナー講師
- 坂東技術士事務所 代表 技術士(情報工学部門) 坂東 大輔 氏
- 山口大学 国際総合科学部 准教授 坂口 和敏 氏
- DN Technology & Innovation(株) AI&DX Lab UI/UX Architect Manager 伊藤 泰久 氏
セミナー受講料
1名につき60,500円(税込・資料付)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき55,000円(税込)〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
- 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
→ https://zoom.us/test - 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。 - Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。 - パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
セミナープログラム
<10:30〜12:00>
【第1部】UX虎の巻 〜ユーザー満足度を向上する設計開発テクニック〜
坂東技術士事務所 坂東 大輔 氏
【講演趣旨】
ものづくり界隈でUX(ユーザーエクスペリエンス)が脚光を浴びている。UXとはユーザーが製品やサービスを使用した結果、得られる体験(快適や満足、不快や不満足)のことを言い、いかにこれを向上させるかが、製品開発においてテーマの一つになっている。実際にUXに関わってきた講師が、その概要やどうすればUXを向上させた製品開発・設計をできるかを説く。本講演では「UX概論」に始まり、「講師の実体験」を紹介し、製品やサービスのUXを評価するための実践的手法である「UX向上プロセス」の概要を説明する。UXの評価法に加えて、新製品・新事業への活用方法についても言及する。
【講演項目】
- UX概論
- UXの定義
- 21世紀になってUXがクリティカルになっている理由
- 機能主義からUX主義へ
- UX向上のための業務の実際の事例
- 業務の概要
- 立場と役割
- 課題と問題点
- 技術的提案
- 技術的成果
- 現時点での技術的評価
- 今後の展開
- 講師からの提言
- UXに重点を置いた設計開発及び品質評価のプロセス
- ユースケースを網羅的に洗い出す
- ユースケースシナリオを策定する
- UXチェックリストを策定する
- UXテストを実施する
- UX品質の評価を行う (UX品質の捉え方)
- 設計の改善につなげる (設計へのフィードバック)
- まとめ
- UXは21世紀のリベラルアーツ
【質疑応答】
<13:00〜14:30>
【第2部】サービスデザインの理論と実践
山口大学 坂口 和敏 氏
【講演趣旨】
本講演ではSociety5.0の実現に欠かすことのできないデザイン方法論であるサービスデザインについてご紹介します。DXに代表されるデジタル化社会を実現するためにはこれまでの提供者視点に基づく事業構造を顧客中心の事業構造に変革することが必要です。妥当性のあるサービスを実現するためには人間中心の考え方に沿ったUXとマーケティングや工学の考え方に沿った価値の両方を兼ね備える必要があります。顧客に寄り添ったサービスを創出するためにUXと価値の両面からアプローチする方法を具体的な事例に沿ってご紹介します。
【講演項目】
- 人間中心の社会とは
- DXが求められる背景
- イノベーション
- UXへの期待
- コンセプト
- システム
- アーキテクチャ
- サービスデザインにおけるコンセプト
- 検証と妥当性確認
- 検証
- 妥当性確認
- サービスデザイン
- サービスデザインの理論
- サービスデザインの実践
- 今後の展望
【質疑応答】
<14:45〜16:15>
【第3部】新商品開発の各プロセスにおけるユーザビリティ・UX評価法とオンラインツールの活用
DN Technology & Innovation(株) 伊藤 泰久 氏
【講演趣旨】
近年のUXの一般化、DXへの取り組み意欲の増加、コロナ禍などによる社会的な価値観の急激な変化などが重なり、UXのデザインや、デザイン思考に対する関心がますます高まっている。革新を意図した新企画創出のためのデザインワークショップ(WS)への取り組みが進み、ソフトウエアのプロトタイピングツールも進化している。コロナ禍の影響もあり、WSはMiroで、プロタイピングはFigmaなどが利用され、ZoomやSlackなども併用しつつオンライン上で評価や改善がリアルタイムに行えるようになってきた。本講演では、上記の背景やトレンドを踏まえて、UX・HCD(人間中心設計)の基礎から、UX・ユーザビリティの最新の定義、新商品開発プロセスと各プロセスにおけるユーザビリティ・UXの評価法、オンラインツールなどについて、事例の紹介を含めつつ解説する。
【講演項目】
- ユーザビリティ・UXの概要
- UXやデザイン思考、DXが注目される背景
- 基礎となるHCDの概要
- ユーザビリティとUXの定義 〜最新JIS対応〜
- 商品開発プロセスの概要
- 新商品開発と改善型の開発
- 開発プロセスと評価の概要
- アイデア創造
- 企画段階
- 開発段階
- 利用段階
- 開発プロセスのテーラリング
- 弊社開発プロセスの例(The HIVE)
- 商品開発プロセスと評価法・オンラインツールの活用
- オンラインツールの活用
- Miro、Figma、Slack、Zoom、Teamsなどについて
- アイデア創造とアイデア評価 〜デザインワークショップ〜
- MiroとZoomを使った100%オンラインデザインWSの実施例
- コンセプト評価(受容性評価)
- オンラインインタビューによるコンセプト評価の実施例
- ユーザビリティ評価 〜プロトタイプの評価とαテスト、βテスト〜
- FigmaとSlackを使ったプロトタイピングとUIレビュー・改善の実施例
- UX評価
- アウトカム評価・社会的インパクト評価・SDGs評価
- オンラインツールの活用
【質疑応答】