静電気の基礎と化学工場の静電気事故防止講座

49,500 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
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主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 安全工学一般   応用物理一般   化学技術一般
開催エリア 全国
開催場所 Live配信セミナー ※会社・自宅にいながら受講可能です※

実験を通して理解を深め、静電気事故ゼロの組織をつくる

ご好評につき本年2回目の開催!「目に見えない、臭わない」静電気をいかにして検知し、事故を未然に防ぐのか。
学校では教えてくれない静電気の発生のメカニズムから起因する事故事例・ハード対策まで、体系的に学べます。

◇各種実験を通して静電気の特性を理解し、適切な事故対策を学べます
「静電気の見える化」:電子の流れを意識すること、さらに電位計を利用し帯電の状態が理解できます。
「導電の確認手法」:メガーやチェッカーを使用し、アースの原理について理解できます。
「作業床の抵抗測定方法」:漏洩抵抗計を利用した、床の安全対策について理解できます。

セミナー講師

一代技術士事務所 代表 技術士(化学部門) 鈴木 孝 氏

セミナー受講料

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49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)

【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。

※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーをお申込みの場合、上記キャンペーン価格が自動適用になります。
※他の割引は併用できません。

受講について

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
    ≫ テストミーティングはこちら

配布資料

  • PDFテキスト【印刷可・編集不可】のみ

セミナー趣旨

 静電気事故は冬季特有のものではありません。夏季であっても冬季と頻度は変わりません。化学工場の事故の大半は静電気爆発・静電気着火によるものです。各社静電気事故防止細則を定め、対策を行っているのにもかかわらず毎年同様の事故が発生しています。
 学校教育でカリキュラムにない静電気について我々は、現場で正しい対策をとれるでしょうか。静電気は目に見えない、匂いがしないなど五感で検知ができないため、場当たり的な対策をしさらに再発を繰り返すというシナリオが予想されます。どんなにCSR活動に力を入れても、現代のネット社会では一つの事故が風評をあおり、その社会的影響は計り知れないものがあります。
 本講座は体感型のセミナーで、「実験を通して静電気の見える化」、「導通の確認方法」、「作業床の抵抗測定方法」など様々な静電気事故防止対策を習得できます。
 また本講座では、静電気の基礎知識から始まり、いくつかの事故事例の紹介、ハード対策を解説することで、事故の未然防止など、実務上の重要管理ポイントを網羅的・具体的に解説しますので、実務ですぐに使える知識を手に入れることができます。静電気事故対策でお困りの方に大変おすすめです。

受講対象・レベル

  • 化成品製造に関わる技術者、技術チームリーダー、工場長
  • 工場の労働安全担当者
  • 化学設備メーカーの方

習得できる知識

  • 静電気事故防止法を学ぶことができる
  • いくつかの事例をもとに問題解決ができるようになる
  • 静電気の測定方法、導通の確認方法、作業床の抵抗の測定方法を習得できる
  • 事故原因を解明のための工学的手法が活用できるようになる
  • 社内で事故が確実に減る

セミナープログラム

  1. 静電気の基礎知識
    1. 静電気発生のメカニズム
    2. 静電気の極性と帯電列
    3. 浮遊導体からの火花放電
    4. 誘導体電の概要
    5. 放電の種類(火花放電、ブラシ放電、コロナ放電、沿面放電他)
    6. 人体除電は靴と床
    7. 作業床の条件
  2. 静電気事故例と可燃性物質の特性
    1. 静電気事故例とそれぞれの事故解析
    2. 特性要因図から読み解く事故の本当の原因
    3. 放電による着火の仕組み
    4. ガス、蒸気、粉体の着火の危険性
    5. 不導体の帯電性の指標
    6. 物質の最小着火エネルギー
    7. 粉体の帯電特性
  3. 除電方法、静電気事故対策(ハード対策)
    1. 接地・ボンディング
    2. 浮遊導体・不導体の排除
    3. 不導体の静電気対策
    4. 作業者の帯電防止・接地
    5. 爆発性雰囲気の防止
  4. 未然防止の組織作り
    1. 危険物施設の着火原因別火災事故発生件数
    2. 静電気事故に特化したリスクアセスメント
    3. 化学会社の静電気事故リスクの高い工程
    4. 不適合・事故・不祥事 ゼロに向けての教育
    5. 静電気事故防止のためのチーム作り
    6. 静電気事故防止のためのリスクコミュニケーション
    7. 【ワーク】危険箇所の洗い出し

□質疑・応答□