品質問題の未然防止は難しくない!-品質工学の基本的な考え方-
品質工学(タグチメソッド)は、トヨタ、日産、マツダなどの自動車メーカーやパナソニック、日立製作所、東芝、三菱電機などの電機各社、そして富士ゼロックス、エプソン、リコーなどの事務機メーカーを代表として多くの企業で標準的に使われている設計手法で、安定的に性能を発揮する複雑な技術を後戻りなく開発、設計することができます。
しかしながら品質工学は、通常の開発手順とかなり違う考え方と手順を使うために、挑戦しては挫折する技術者や組織がたくさんいる現状もあります。
このオンデマンドセミナーは、品質工学に関して10冊以上の著作を上梓し、日本で最も分かりやすく品質工学を説明する長谷部光雄氏のセミナーですので、その重要性と有効性を理解できるものと確信します。
また必ずしも大企業だけでなく、中堅以下規模の企業でも有効であり、使いこなせる考え方であることも分かります。
まずは本セミナーを起点として、品質工学の世界に足を踏み入れてください。
セミナー趣旨
日常の品質管理は厳格に実施しているのに、なぜ製造でのトラブルが無くならないのでしょうか?
- 以前に対策したはずなのに、似たような問題が再発する。
- 量産を開始してから時間も経つのに、不良率が下がらずコストダウンもできない。
- もっと根本的な対策をすべきだが、それを検討する時間もないし方法も分からない。
どうすれば良いのか。多くの技術者や管理者が悩んでいます。
品質工学は、未然防止を中心とした設計の方法論であり、量産後のトラブルを減少させることが出来ます。品質工学の本質は、本来の設計とは何かという基本に立ち帰ることです。
このセミナーでは、事例の説明を交えて、効率的に品質問題を未然防止するための実践的方法を解説します。
習得できる知識
このセミナーを学習する事で、次のような変化が起こります。
- なぜこれまでの品質管理では品質トラブルが防げないかが分かります。
- 今の信頼性(寿命)テストが無意味である理由が分かります。
- 現在の技術開発の問題点が分かります。
- 外部クレームが激減します。
- 重要品質問題がなくなります。
- 発売後の設計変更が激減します。
- 二世代先の技術到達法が分かります。
- 設計の後戻りが無くなり、技術が着実に積み重なっていきます。
- 設計者が技術を考える力が向上します。技術の見方が変わります。
- 開発した技術レベルを見える化し、部門内で共有化することができます。
- 品質工学が先端企業で使われている実例が理解できます。
是非皆さんの組織でも、このセミナーを参考にして品質問題の未然防止を実現して下さい。
セミナープログラム
- 管理手法では、体質改善ができない
- 信頼性テストは1/100にできる
- 何故こんな評価でいいのか
- まとめ
セミナー講師
長谷部 光雄 氏
セミナー受講料
11,000円(税込)
※ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。
受講について
【このセミナーはオンデマンドセミナーです】
ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!
- 視聴期間は受講開始日より2週間です。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
- セミナー資料はPDFで配布いたします。
講師のプロフィール
学問追求ではない品質工学、実践に役立つ品質工学を目指しています
長谷部 光雄
はせべ みつお / 東京都 / のっぽ技研
「品質を改善したかったら、品質を測るな! 機能を測れ」
これが、品質工学の極意であるが、意外に理解されていないのが実態です。品質工学で挫折する人の多くが、機能の考え方に慣れないためと言われる。しかし「機能」に拘るという考え...続きを読む