職場のヒューマンエラーを確実に減らす方法
開催日 |
10:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 新技術開発センター |
キーワード | ヒューマンエラー 人的資源マネジメント総合 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【千代田区】新技術開発センター |
交通 | 【地下鉄】半蔵門駅・麹町駅 |
職場でヒューマンエラーが発生するのは
監督者(係長)の責任です。
監督者が発生メカニズムを理解できれば
確実に減らすことができます。
★ 普通に行われている作業の中には,ヒューマンエラーを誘い込みやすい原因系が潜在的にあります。これを監督者が見つけ出して,小さな改善を積み重ねていくほどヒューマンエラーは減っていきます。この眼力養成が必要です。
講師
人為ミス研究所 代表 中山 賢一 氏
【専門分野】
経営の総合的な立場からの指導,方針管理・目標管理指導,工場効率化の推進,
ポカミス削減指導,管理者・監督者研修
【指導歴】
昭和47年から長野県中小企業総合指導所において,数百社の中小企業の経営診断・経営指導業務に従事。平成元年より社団法人中部産業連盟に転じ,以降22年間工場の業務改善,管理者・監督者研修に注力。とくにポカミス問題は一貫したテーマであり,国内大手企業に指導事例多数。最近は,若い監督者の皆さんがどうしたら “やる気” “元気” を出せるかに取り組み,日々管理活動を通じた職場力の強化を提唱。平成26年11月より人為ミス研究所代表。
【主な著書・論文】
『A-KOMIK・日々管理で防ぐ人為ミス』(共著)日科技連(2010年3月)
『人為ミスを防ぐ-KOMIKの実践』(共著)2008品質月刊テキスト
『全員参加でゼロ・ディフェクトを実現するTMB活動』(共著)
日刊工業新聞社「工場管理」(2007年1月号より6回連載) 他多数
受講料
42,000円(消費税込)
(テキストおよび昼食を含みます)
受講のおすすめ
監督者の目から見れば「いま部下にやらせている作業に問題はない」と考えがちですが,視点を代えて「ヒューマンエラーを発生させないような作業をやらせているか」と問いかけると,現場にはヒューマンエラーや品質不良につながりやすい「小さな原因系」が無数にあって,多くの作業者はミスを犯しやしないかとヒヤヒヤしながら作業しているのが現実の姿です。だから,ヒューマンエラーが減らないわけです。
このような,作業者の失敗ストレスをつくり出している原因系を未然に取り除くことが監督者の役割です。いま,現場で求められているのは,業務に精通し,さらにヒューマンエラーの発生メカニズムをしっかり理解できる監督者の育成です。
本セミナーは,
・ヒューマンエラーを減らすための実践ノウハウを学びたい方
・「ゼロの時代」の品質管理のやり方を模索している方
・職場サークルのリーダーとして,改善活動の新手法をお考えの方
・監督者のための新しい実践教育を模索している方
に特にお勧めしたいセミナーです。
※ サブテキストとして、講師の著書「A-KOMIK・日々管理で防ぐ人為ミス」
(日科技連出版社)を使用します。
セミナープログラム
- 1.ヒューマンエラーについて
- (1)ヒューマンエラーとは
- (2)工場で発生しやすいヒューマンエラー
- (3)ヒューマンエラーの発生原因
- (4)発生時における作業者の心理状態
2.防ぐためには日常管理のやり方を変える- (1)これまでの日常管理はヒューマンエラーには効かない
- (2)ヒューマンエラーに効きの大きい新視点
- (3)未然防止型日常管理A-KOMIK(エイコミック)
3.個別対策でノウハウを積みあげ、未然防止の仕組みをつくる- (1)ヒューマンエラー対策書の習慣づけ
- (2)5ゲン主義で“あるべき姿”をイメージ
- (3)まず「モデル職場」「モデルライン」づくり
4.防ぐための改善着眼点- (1)作業する人の目線から“あいまいさ”を見つけだす
- (2)初心者目線で標準類を作り直す
- (3)できるようになるまで教える
- (4)標準類を守らせる仕掛けをつくる
- (5)作業者の異常感度を高める教育を繰り返し異常対応の仕組みをつくる
- (6)ゼロになるまで標準類をスパイラルアップさせる
5.究極の姿YY工程(優しい、易しい)- (1)あいまいさ
- (2)やりにくさ
- (3)疲れやすさ(エルゴノミクス)
- (4)チョコ停・チョコトラ
- (5)危険因子
- (6)ミスメカニズム
6.各社の取組み事例
◎ 質疑応答(個別相談)