車載用遠赤外線カメラシステムの効果と課題、及び遠赤外線カメラの将来性について
開催日 |
11:00 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社トリケップス |
キーワード | 自動車技術 光学技術 情報技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
遠赤外線カメラの基本原理、この度開発した車載用遠赤外線カメラシステムの開発課題及び効果、遠赤外線カメラの新たなデバイスやローコスト化の流れ、他用途における活用事例など紹介します!
セミナー講師
横井 暁(よこいさとる)) 氏
株式会社JVCケンウッド 未来創造研究所 先行技術検証グループ 次長
セミナー受講料
お1人様受講の場合 50,600円[税込]/1名
1口でお申込の場合 62,700円[税込]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
受講について
- 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
- インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
- 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
セミナー趣旨
遠赤外線カメラは物体から放射される遠赤外線を映像化できることから、光源に左右されること無く物体認識ができる唯一のセンシングデバイスであり、自動運転におけるセンサーとして注目されている。夜間の視認性はもちろん、可視カメラでは判別出来ない昼間の逆光や高コントラストな対象物にも活用できる性能を持つが、技術的課題や車載特有の問題が多く存在するため、商品化開発は容易ではない。また、遠赤外線カメラは従来高価なシステムであるため車両搭載は難しいとされてきた。
本講座は、遠赤外線カメラの基本原理、この度開発した車載用遠赤外線カメラシステムの開発課題及び効果、遠赤外線カメラの新たなデバイスやローコスト化の流れ、他用途における活用事例など紹介します。
セミナープログラム
1 自己紹介及び開発経緯と開発デモ機紹介
2 遠赤外線について
2.1 遠赤外とは?
2.2 遠赤外線特徴
3 遠赤外線カメラ原理と技術動向
3.1 基本原理
3.2 主要デバイス及び技術動向
4 遠赤外線カメラ開発
4.1 遠赤外線カメラと可視カメラ比較
4.2 センサー原理と周辺回路
4.3 レンズ素材と影響
4.4 構造設計
5 車載用途開発
5.1 温度対策
5.2 寒冷地影響と対策
5.3 飛来物対応と小型化及び、低コスト
5.4 シャッターレス技術紹介
6 画像認識開発
6.1 画像認識開発と特徴
6.2 人物認識と動物認識
6.3 画像認識におけるカメラ技術
7 車載センシング用途における遠赤外線カメラ
7.1 自動運転向けセンシングデバイスの傾向
7.2 可視カメラの限界と遠赤外線カメラ固有の効果
7.3 他のセンシングデバイスとの比較
8 遠赤外線カメラのローコスト化と新たなデバイスの紹介
8.1 センサーの小型化
8.2 周辺回路の簡略化
8.3 新たなデバイス