自動車を中心としたCFRPにおけるリサイクル・再生材の開発・適用課題と今後の展望

44,000 円(税込)

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開催日 13:30 ~ 17:35 
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主催者 (株)AndTech (&Tech)
キーワード 炭素系素材   自動車技術   省資源
開催エリア 全国
開催場所 ※会社やご自宅のパソコンで視聴可能な講座です

自動車を中心としたCFRPにおけるリサイクルの
開発・適用課題と今後の展望を解説!

リサイクル炭素繊維の市場動向や、リサイクル炭素繊維の特性、CFRP廃材から炭素繊維回収技術をどう行うか?回収した炭素繊維の標準化は?

廃プラスチックリサイクルの現状とCFRPリサイクルの概要など、日本・EUにおける使用済みCFRPの現状、炭素繊維の回収技術とCFRPプラスチックを再生材としてどう活用できるか 

セミナー講師

第1部 早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 ナノプロセス研究所 客員教授 加茂 徹 氏

第2部 守富環境工学総合研究所 所長 岐阜大学 名誉教授 工学博士 守富 寛 氏

第3部 技術オフィスTech-T 代表 高原 忠良 氏(埼玉工業大学 客員教授 (元トヨタ自動車)博士(工学)消費生活アドバイザー)

セミナー受講料

【1名の場合】44,000円(税込、テキスト費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。

セミナープログラム

第1講 廃プラスチックリサイクルの現状とCFRPリサイクルの概要

【13:30-14:45】

早稲田大学 ナノ・ライフ創新研究機構 ナノプロセス研究所 客員教授 加茂 徹 氏

【講演プログラム】

  1. CFRPの現状
  2. 日本・EUにおける使用済みCFRPの現状
  3. CFRPのリサイクル
    1. CFRPの熱分解
    2. CFRPの可溶化
    3. CFRPの超・亜臨海溶媒を用いた処理
    4. CFRPの機械的リサイクル
  4. 回収した炭素繊維の標準化
    1. CFRPリサイクルの今後の展開

【質疑応答】

第2講 CFRPからの炭素繊維リサイクルの課題と展望

【14:55-16:10】

守富環境工学総合研究所 所長 岐阜大学 名誉教授 工学博士 守富 寛 氏

【講演のポイント】
炭素繊維は軽量・高強度の新材料として利用が進むが、リサイクルの取組みが遅れている理由、今後は急速に伸びると予想される技術と用途について概説する。

【習得できる知識】

  1. リサイクル炭素繊維の市場動向
  2. リサイクル炭素繊維の特性
  3. CFRP廃材から炭素繊維回収技術

【講演主旨】
輸送エネルギーの大幅な削減のため、自動車・航空機への利用拡大が期待される炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の工程廃材および使用済み廃材は埋立処分が現状であり、炭素繊維のリサイクルが求められている。炭素繊維回収のリサイクル技術としては、熱分解、溶解法(常圧)、流体法、触媒分解法等があげられ、回収炭素繊維は用途により大きく不織布向けの長繊維(cm)、抄造紙向けの短繊維(mm)、射出成形向けのミルド(μm)に分けられる。最近では繊維配向性を重視した疑似連続糸化への取り組みも注目を浴びている。廃棄CFRPから、CF回収、中間基材、製品への流れに関わる一連のリサイクル炭素繊維の利活用の現状と課題について紹介する。

【講演キーワード】

  1. 炭素繊維リサイクル
  2. CFRPリサイクル
  3. プラスチックゴミ

【講演プログラム】

  1. CFRPとリサイクルの需要動向
  2. 炭素繊維の回収技術
  3. リサイクル炭素繊維の様々な活用例
  4. 収集・回収・中間基材・製品への流れ加速

【質疑応答】

第3講 モビリティとカーボンニュートラルの動向から見た今後の自動車用プラスチックのリサイクル

【16:20-17:35】

技術オフィスTech-T 代表 高原 忠良 氏

【講演のポイント】
世界最大級の自動車メーカと海外エンプラメーカの経験
各種執筆活動環による最新情報の入手と分析
それらを元に、最新動向と今後の方向性までも解説

【講演キーワード】

  1. CASE
  2. 燃費炭酸ガス排出量規制
  3. カーボンニュートラル
  4. 海洋プラスチック

【習得できる知識】

  1. カーボンニュートラル最新動向
  2. 自動車炭酸ガス規制動向
  3. 各企業の最新動向

【講演主旨】
急速に電動化、特にBEV化が進んでいます。同時にCASEと言われるモビリティのパラダイムシフトが起きています。これらの背景となっている環境問題に対するグローバルの状況やトレンドを俯瞰し、自動車等のモビリティの位置づけと課題点を確認します。
環境対応としての各種技術の状況を整理し、他産業での取り組み、自動車メーカや各ケミカルメーカの状況も俯瞰しながら、今後の方向性を解説します。
日本という枠組みを超えることは確実ですので、国外各拠点の動向を視野に入れながらの説明を予定しています

【講演プログラム】

  1. モビリティの今後
    1. CASE、ADAS/自動運転/スマートシティとプラスチックへの要求
    2. 新カテゴリ 空飛ぶクルマ/小型EV
  2. 環境問題の最新動向
    1. 気象変動とカーボンオフセット、2030年SDGs
    2. 自動車の燃費・炭酸ガス排出規制、特にEU 95g規制の影響
    3. 次世代エネルギ自動車、発電エネルギ問題、CFRPの課題
    4. グローバルトレンドのEVと日本自動車工業会の見解
    5. 軽量化プロジェクト例
  3. カーボンニュートラルへの対応
    1. リサイクル 水平リサイクル・ケミカルリサイクル・CFRP
    2. 代表的な自動車・ケミカルメーカの取り組み状況
    3. 省エネ、薄肉・軽量化成形などの新技術

【質疑応答】