【中止】3次元オルガノイド培養の基礎知識・基本技術と国内外の最新研究動向 ~がんの本態解明(マウス発がんモデルの確立)や精密医療・創薬への展開(患者由来がん検体の利用)~

47,300 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード バイオ技術   医薬品技術
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

企業様、大学関係者様など、
幅広い方のご参加をお待ちしております!

リアルタイムでのご参加が難しい方は、お申込み方法により、後日、録画映像をご視聴いただけます。(期間内、何度でもご視聴が可能です。)

セミナー講師

 筆宝 義隆 先生   千葉県がんセンター研究所 発がん制御研究部 部長 博士(医学)

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。

配布資料・講師への質問等について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
    (開催1週前~前日までには送付致します)。

    ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
    (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
    (全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。)
  • 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
    無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。

下記ご確認の上、お申込み下さい

  • PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
    各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。
  • 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。

Zoomを使用したオンラインセミナーとなります

  • ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
    お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
    確認はこちら
    ※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。
  • Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
    ※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
     必ずテストサイトからチェック下さい。
     対応ブラウザーについて(公式) ;
     「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。

申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です

  • 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
  • 視聴可能期間は配信開始から1週間です。
    セミナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴できます。
    尚、閲覧用のURLはメールにてご連絡致します。
    ※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
    (見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
    こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」

セミナー趣旨

  正常細胞ががん化する過程は従来個体レベルでのみ解析可能でしたが、我々はオルガノイド培養技術を用いることで、細胞レベルでもがん化が再現可能なことを世界で初めて示し、多数の臓器でも同様の知見を得ています。最近では手術不能症例の胆汁や膵液などの特殊検体や、解析が進んでいない婦人科腫瘍のオルガノイド培養にも成功しており、個別化医療や創薬への応用も進めております。
  本講義ではがん研究におけるオルガノイド培養の意義と可能性について、基礎的な事項や技術的な注意点から始め、その応用や展望まで含めて幅広く概説いたします。

必要な予備知識

■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・遺伝子組み換え生物等の使用等の規制による生物多様性の確保に関する法律(カルタヘナ法)
・研究機関等における動物実験等の実施に関する基本方針(文部科学省)
・実験動物の飼育および保管ならびに苦痛の軽減に関する基準(環境省)
・動物実験の適正な実施に向けたガイドライン(日本学術会議)
・ヒトを対象とする医学系研究に関する倫理指針およびガイダンス
・ヘルシンキ宣言(日本医師会:http://www.med.or.jp/wma/)

習得できる知識

・オルガノイド培養を含めた3次元培養に関する全般的な知識
・オルガノイドを用いた発がんモデルの特性に関する知識
・前臨床試験における患者由来検体を用いた評価系に関する知識
・マウスとヒトのオルガノイドの共通点と相違点に関する知識
・オルガノイドへの遺伝子導入法に関する知識

セミナープログラム

1. 3次元培養の基礎知識
 1.1 平面培養の特徴と問題点
 1.2 スフェロイド浮遊培養法
 1.3 オルガノイドとは何か
 1.4 マトリゲルを用いたオルガノイド培養法(ドーム法と二層法)

2. オルガノイド培養の基本技術
 2.1 組織・腫瘍からの幹細胞の単離
 2.2 オルガノイドによる初代培養とその注意点
 2.3 オルガノイドの継代・凍結・解凍
 2.4 オルガノイドの組織学的解析
 2.5 オルガノイドからの核酸・タンパクの抽出
 2.6 オルガノイドへの遺伝子導入

3. マウス小腸オルガノイドを用いた大腸発がんモデルの確立
 3.1 代表的なマウス大腸がんモデル
 3.2 小腸オルガノイドでのApc発現抑制とその効果
 3.3 ヌードマウス皮下へのオルガノイド接種
 3.4 多段階発がんの再現とカスタムがん細胞株の作成

4. マウスの多臓器オルガノイドを用いた発がんモデルの確立
 4.1 肝内胆管がん
 4.2 膵臓がん
 4.3 胃がんと化学発がんモデル
 4.4 子宮内膜がん
 4.5 卵管がん
 4.6 胆のうがんの同系・同所移植モデル

5. 患者由来各種検体からのオルガノイド培養
 5.1 マウスと患者由来のオルガノイド培養の違い
 5.2 胆道がん患者の手術・胆汁検体からの培養
 5.3 膵液検体・生検検体からの膵臓腫瘍(希少がん含む)培養
 5.4 卵巣がん・子宮体がんの培養法
 5.5 子宮頸部正常部および腺がん(希少がん含む)検体の培養

6. オルガノイドを用いたがん研究の動向
 6.1 患者由来オルガノイドを用いたXenograftの作成
 6.2 患者由来オルガノイドを用いた発がんモデル
 6.3 患者由来オルガノイドの共培養系
 6.4 新規に同定された遺伝子異常の発がん性検証への利用
 6.5 in vitroでの薬剤感受性評価と個別化医療への応用

7. 質疑応答

■講演中のキーワード
・オルガノイド
・発がん
・創薬
・精密医療
・患者がんモデル